菜々緒が秋ドラマ『無能の鷹』主演、あらすじ内容と共演者。悪女イメージ変える役柄挑戦の裏側

10月11日スタートの秋ドラマ『無能の鷹』（テレビ朝日系 金曜23時15分）で主演する女優・菜々緒さん（本名＝荒井菜々緒 35歳）が、女優として正念場を迎えていると週刊誌『週刊文春』が報じています。

菜々緒さんは今年3月に同世代の女優・中村アンさん（本名＝中村友子 36歳）と共に、芸能事務所『プラチナムプロダクション』が新設した事務所『UNiQUE（ユニーク）』へ移籍し、今月には公式ファンクラブ（月額：税込み960円）を開設しました。

ファンクラブでは、SNSでは未公開のオフショットやブログ更新、ライブ配信やライブチャット、プレゼント企画などを行っていくそうで、ファンからは歓喜の声が上がっています。

そんな菜々緒さんは、モデル・レースクイーンとしての活動を経て2011年に女優デビュー、2012年に連続ドラマ『主に泣いてます』（フジテレビ系）で初主演して以降、悪女役などがハマり役となって女優として活躍を続け、これまでに数多くのドラマや映画に出演しています。

＜↓の画像は、菜々緒さん初主演ドラマ『主に泣いてます』の写真＞

一方のプライベートでは、『T.M.Revolution』の西川貴教さん、タレントのJOYさん、俳優の間宮祥太朗さん、菅田将暉さんなど、数多くの男性芸能人との交際を報じられており、週刊文春によれば、志村けんさんや『幻冬舎』の見城徹社長に接近することもあったといいます。

こうした男性関係でも注目を集めてきた菜々緒さんも30代半ばとなり、いま正念場を迎えているといい、「菜々緒も新しい女優像を模索しているようだが、このところの出演作は視聴率的に惨敗。10月期のドラマは無能なのに奇跡を起こすOLというコメディで、いよいよ真価が問われる」と放送記者が語っています。

菜々緒さんは2018年4月期放送の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』（日本テレビ系）で、ゴールデン・プライム帯（19～23時）の連ドラで初主演し、この作品では『timelesz』（旧Sexy Zone）の佐藤勝利さん、木村文乃さん、西田敏行さん等と共演し注目を集めましたが、全10話の平均世帯視聴率は8.2％で、前期放送の作品から1.6％も数字を落とす結果となっていました。

＜↓の画像は、『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』の写真＞

その後も、ヒロインを務めた福士蒼汰さん主演『4分間のマリーゴールド』（TBS系）は、初回こそ平均世帯視聴率が10％を超えるも第2話以降は1ケタで推移し、全10話の平均世帯視聴率は7.4％。

『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』以来、5年ぶりの連ドラ主演となった昨年1月期放送の『忍者に結婚は難しい』（フジテレビ系）も、初回平均世帯視聴率は7.0％、その後は右肩下がりとなって5％前後で推移し、『ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）』の中継裏で放送された第10話は3.5％、第11話は2.8％、全11話の平均世帯視聴率は5.2％と、見事な大コケとなっていました。

各テレビ局がいま指標としているコア視聴率（13～49歳の個人視聴率）も2％台でした。

＜↓の画像は、昨年放送『忍者に結婚は難しい』の写真＞

このように主演作で数字が取れなかったことが原因なのか、新たな主演作『無能の鷹』は金曜23時台の金曜ナイトドラマ枠で、ここでも数字が取れなかったり、SNSでの反響も小さければ主演オファーはさらに減る可能性があり、『無能の鷹』は今後の活動を大きく左右する作品となるかもしれません。

『無能の鷹』は、漫画雑誌『Kiss』で連載中の同名コメディ漫画が原作で、見た目は有能なキャリアウーマンぽいものの、中身はポンコツなOLが同期社員の鶸田道人とコンビを組み、周囲を振り回しながらも成果を上げていく姿などを描いた内容で、『忍者に結婚は難しい』に続いてコメディタッチの作品に挑戦します。

共演者として、塩野瑛久さん、工藤阿須加さん、『ゲスの極み乙女。』のドラマー・さとうほなみさん（別名＝ほな・いこか）、高橋克実さん、井浦新さんの出演が発表されています。

＜↓の画像は、実写ドラマ『無能の鷹』メインキャストの写真＞

菜々緒さんは悪女や“できる女”を演じてきたイメージが強いですが、これまでのイメージを覆すような役柄に挑戦し、女優として演技の幅を広げていこうとしている様子で、果たして『無能の鷹』では良い結果を残すことはできるのかに注目したいです。