俳優・菅田将暉さん(24)と女優・土屋太鳳さん(22)が、2018年公開予定の実写映画『となりの怪物くん』で映画初共演、W主演することが明らかになりました。
『となりの怪物くん』(略称:とな怪)は、女性向け雑誌『デザート』で2008年~2013年まで連載された同名漫画が原作(作者:ろびこさん)で、コミックス(全13巻)の累計発行部数は500万部を突破しており、2012年にはテレビ東京系などでアニメ化されるなど、高い人気を得ている作品です。
内容は、友達ゼロのガリ勉で冷血な女子高生・水谷雫に、同じく友達ゼロの行動が予測不可能な問題児・吉田春(通称:ハル)が繰り広げていく物語で、ハルが雫に突然告白したことから、2人は初めての恋やキス、初めてのケンカや三角関係などを経験し、不器用な2人が初めての恋に振り回されていく姿を描いています。
<ろびこさん原作『となりの怪物くん』>
菅田将暉さんは、イケメンで天才であるものの、予測不可能な行動に周囲から怖がられている“怪物”の吉田春を演じ、土屋太鳳さんは勉強第一で冷静・淡白な“氷の女”である水谷雫を演じます。
主演を務める菅田将暉さんは、「誰よりも純粋で、不器用とはまた違う可愛さがあります。怪物感というものもありますし、原作の魅力をリスペクトして、楽しんで演じられたらと思います」と意気込みを語り、「キャラクター全員が個性豊かですし、切ない部分も随所にある作品です。新鮮さを忘れず、そして自分にとって最後の制服姿となると思うので、思い切り楽しみたいです」と、今作で学生役を演じるのは最後となる予定だと明かしています。
一方の土屋太鳳さんは、「貴重な機会を得て心から感謝すると同時に、一筋縄ではいかない難しさを強く予感しています。同世代の象徴的存在のひとりである菅田将暉さんをはじめ、力強いキャストの方々、そしてご一緒出来る事が夢のようなスタッフさん方が終結する現場に、武者震いを感じずにはいられません」とコメントしています。
製作側は菅田将暉さんに「演じたことのない“王道少女マンガの主人公”を務めてほしい」とオファーしたそうで、一方の土屋太鳳さんについては、これまでの作品で演じていた役どころとは全く逆の冷血女子を演じる姿が見てみたいという理由からオファーしたといい、5月下旬にクランクイン予定とのことです。
『となりの怪物くん』で監督を務めるのは月川翔監督(34)で、浜辺美波さんと『DISH//』の北村匠海さんがW主演する実写映画『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』(7月28日公開)、今年2月に公開された坂口健太郎さんとmiwaさんW主演の『君と100回目の恋』、『Sexy Zone』の中島健人さん主演の『黒崎くんの言いなりになんてならない』など、これまでに様々な作品を手掛けています。
月川監督は主演を務める2人について、「本作を映画化する上で考えうる最高のキャスティングだと思います」と話しています。
そして、『となりの怪物くん』の実写映画化、菅田将暉さんと土屋太鳳さんがW主演することに対してネット上では、
- この辺の顔、見飽きてるんだよな~。
- また実写、また同じ俳優、日本って5人くらいしか俳優いないの?
- なんか日本映画は同じ俳優と女優の使い回しで新鮮味がないな。原作と似ても似つかんから違和感ハンパないばかりか、なぜそこまで無理して20代に高校生役をやらせる?。
- 土屋太鳳と広瀬すずは見聞きするだけでイラッとする
- 菅田24才、土屋22才…いったい何年留年してるんだよ。
- 仕事選んだ方がいいかと…2人ともお腹いっぱいです。飽きた。
- JK役の映画は土屋太鳳か平祐奈ばかりだな
などのコメントが寄せられています。
少女漫画などを原作とした青春ラブストーリー系の作品が近年、これでもかというぐらいに実写映画化されており、若手俳優・女優たちが出演していますが、山崎賢人さんや広瀬すずさん、『となりの怪物くん』でW主演する菅田将暉さんと土屋太鳳さんら、同じようなキャスティングが目立つことから否定的な声が上がっています。
土屋太鳳さんは、『orange』、『青空エール』、『PとJK』、『兄に愛されすぎて困ってます』などの作品に出演。
一方の菅田将暉さんは青春ラブストーリー系への出演は少ないものの、昨年は9本、今年は5本の映画に出演し、学生の役を演じる機会も多い印象です。
映画の他にもドラマやCMなどにも出演し、メディアへの露出量があまりにも多いことから、もうお腹いっぱいと辟易している方も多い様子です。
同じ系統の作品が集中的に実写映画化されていることも要因なのか、微妙な結果に終わっている作品も出てきているのですが、『となりの怪物くん』はどれほどの興行成績を記録するのか注目したいですね。