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若槻千夏が教員不足原因の学校側の対応に不満爆発で物議。zero選挙2019発言にバッシング、インスタグラムで謝罪騒動に

若槻千夏が炎上で謝罪。教員不足問題や時間外対応に持論、モンペと非難の嵐で騒動に…画像あり

21日放送の選挙特番にタレント・若槻千夏さん(本名=栗原千春 35歳)が出演し、番組内での発言内容が視聴者等の間で物議を醸し炎上状態となり、22日にインスタグラムで謝罪コメントを発表しました。

若槻千夏さんは21日放送の『NNN参院選特別番組「zero選挙2019 アナタに迫る!新時代の大問題」』の第2部に出演し、番組で取り上げた教員不足問題の特集で持論を展開していました。

ある小学校では教員が1人辞めたことによって、トイレに行く暇が無いほどの業務が集中し、勤務時間外のプライベートの時間も削っている現状が明らかにされました。

番組の調査では教育現場から、「午前7時半ぐらいに来て午後8時ぐらいまでは毎日残っている」「授業の時数が増えてやることがすごく増えた」「保護者対応が莫大に増えた」「(先生2人が産休と病欠で休んでいるため)2年生の国語の授業ができない」「毎日だいたい12時間ぐらい学校にいる」「そもそも先生方のなり手が少ない」などの悲鳴が上がっているとし、文部科学省が発表した2017年度のデータによると、精神疾患で休職した小中高の教員数は5077人(20年前と比較し約3倍)にも上る実態を紹介しました。

番組には現役教師がコメンテーターとして登場し、教員たちが置かれている過酷な状況を説明する中で、現場ではいま留守番電話などを活用して勤務時間外の対応をなるべく減らし、18時以降にかかってきた電話には出ないなどし、教員1人当たりの負担削減に努めていると明かしました。

<↓の画像は、『zero選挙2019』出演の現役教師の写真>

すると、この話を聞いていた7歳の長女と2歳の長男を持つ若槻千夏さんは、「何かあったらどうするんですか?もし子どもが帰ってくるのが遅くなって心配になって、見つからない時に学校に電話をするのが親だと思う。それも対応してくれないってことですか?」と聞くと、教師は「それは学校の役目ではなく、例えば万引きがあったら警察の役目、他に何かあっても親の役目だと思う。勤務時間を超えて教員がやることは今後無くなるのではないか」と説明しました。

<↓の画像は、『zero選挙2019』出演の若槻千夏さんの写真>

こうした対応に若槻千夏さんは冷たいと感じたのか「寂しい」として、「もし子どもが帰ってこなければ心配になって探すが、見つからなかった時には結局学校に電話するのが親だと思う。(時間外なら)それも対応してくれないってことですよね?えーっ、それって寂しくないですか。『ごくせん』観て育ったでしょ、みんな『金八先生』観たでしょ」などと語り、教員の対応に納得がいかない様子でした。

『zero選挙2019』出演の若槻千夏さんの映像

ネット上では、若槻千夏さんの発言に対して共感する声が上がる一方で、

などと否定的な声も多く上がっており、炎上騒動に発展していました。

そして、若槻千夏さんは22日にインスタグラムを更新し、「この度は、自分の発言により、先生や先生に関わる方々、また視聴者の皆様に大変不快な思いをさせてしまう内容に至ってしまいました。軽はずみな発言を反省しています。」「私の軽はずみな発言から、一生懸命働く先生方達を傷つけてしまった事、心から申し訳ないと思っています。」と自身の言動を謝罪しました。

また、「発言の意図は、『先生の負担を増やしたい』『先生に過重労働をして欲しい』『先生に自分の子供の責任をおしつける』という意味では全くございません。毎日ご一緒する先生方のとの繋がりが、子供達や保護者にとっての安心のよりどころになっている事もあり、そこをきっぱり割り切ってしまわれるというお話に対して、一個人として、悲しさを覚えてしまった」と弁明しています。

しかし、番組内での発言などが原因で、「先生方の心や身体の負担に繋がり、そのようなプレッシャーから、先生になりたい方が減少してしまうという日本の『教師』という職業の現実問題と大変さを改めて痛感しました。課題になっている『教師』いう職業の現状の労働環境をしっかり理解して、先生方の負担をどうやったら減らしていく事ができるのか?自らも意識して考えていこうと思いました。」と綴っています。

<↓の画像が、若槻千夏さんの謝罪コメント全文の写真>

若槻千夏さんの意見に理解を示す声も少なくありませんが、下校後に起きたトラブルにも教員が駆り出され、対応をしなければならないとなると相当な負担となり、通常業務にも影響が及んでしまう可能性もあります。

もし学校から帰ってこないなどのトラブルがあった場合には、まずは警察に通報した上で、その旨を学校に報告するという流れでいいと思いますし、学校側が対応してくれないのは無責任だ、冷たいなどと非難し、学校側を責め立てるのも大きな問題で、こうした事例が増えてきていることによって、休職する教員が増えるという悪循環になっています。

また、若槻千夏さんはドラマの熱血教師たちの姿を見て、教員はこうあるべきだという考えを持っていた様子ですが、今回の炎上騒動を受けて、教員たちの苦労などを考えるきっかけとなったようで、これから子供たちの教員とも色々とコミュニケーションを取って実態を知り、良い関係を築いていってもらいたいですね。

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