7日18時から放送されたバラエティ特番『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』(テレビ朝日系)の視聴率が発表され、昨年を上回る数字を記録したことが明らかになりました。
発表によると、関東地区の第1部(18~19時)の平均世帯視聴率は13.5%、平均個人視聴率は8.9%、第2部の世帯視聴率は20.7%、個人視聴率は14.4%、瞬間最高世帯視聴率は24.9%でした。
番組は今年も元日に放送予定だったものの、石川・能登半島地震の影響で7日に放送延期となりましたが、番組の視聴率は昨年の数字を上回っており、昨年の元日放送の第1部(17~18時)の平均世帯視聴率は11.1%、第2部(18~21時)は19.6%でした。
第2部の平均世帯視聴率が20%を超えるのは2021年以来2年ぶりとなっています。
<↓の画像は、『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』出演者の写真>
ちなみに、同時間帯に放送された吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』の初回視聴率は、関東地区の平均世帯視聴率が12.7%、平均個人視聴率が7.5%で、1989年放送の『春日局』が初回に記録の14.3%を下回り、初回視聴率の歴代ワースト記録を更新し、昨年放送の『どうする家康』は初回の世帯視聴率が15.4%、個人視聴率は9.6%を記録していて、前作から大幅にダウンしています。
今年の『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』では、個人で71連勝中のGACKTさんが、ミュージシャン・タレントのDAIGOさんをパートナーに迎えて参戦し、個人連勝記録は76まで伸ばした一方、DAIGOさんが全問不正解だったことで最低ランクの「映す価値なし」まで格下げとなり、画面から姿を消しました。
ちなみに、GACKTさんが「映す価値なし」となったのは2017年4月の放送回以来7年ぶりでした。
<↓の画像は、DAIGOさんが最終問題を間違え「映す価値なし」となったシーンの写真>
そして、『芸能人格付けチェック!』の視聴率発表を受けてネット上では、
- 元日でもなくリアタイ20%超は流石。TVer入れればとんでもないことになってそう。
- このマンネリ感が良い。何も考えずに見て笑って過ごせる
- GACKTさんがいてこその格付けチェック。最後消えたシーンは声出して笑ったわ。来年の正月も楽しみ
- 単純に見ていて面白かったので、高視聴率も納得。出演者も年代が広いし、芸術系のチェックだと家族でAか?Bか?と議論できるから会話も弾むし、最近の中では珍しくらゴールデンタイムに家族揃って見られる番組
- 元日放送が中止になって、放送日が延期になってのこの視聴率20%超えは立派。ドラマ『VIVANT』の最終回でさえ、20%には届かなかったからね。
内容も安心・安定の笑いを提供してくれたし、正月番組の中で一番満足感が得られた
などの声が上がっています。
『芸能人格付けチェック!』の正月特番にレギュラー出演しているGACKTさんの連勝を巡っては、最初から答えを知っているのではないかとして、かねてよりヤラセ・出来レースが囁かれているほか、番組内容のマンネリ化も指摘されていますが、約1週間遅れでの放送となったにも関わらず、世帯視聴率が20%を超えるというのは素直にすごいと感じます。
今年も番組放送中から翌日にかけて、ツイッターのトレンド上位には複数の関連ワードがランクインし、GACKTさんのパートナーを務めたDAIGOさんの不正解連発や2人のやり取り、ミシュランシェフによる海鮮チャーハンを当てる問題では、司会のダウンタウン・浜田雅功さんが作った海鮮風チャーハンを選ぶ回答者が複数おり、これも大きな話題になっていました。
こうした反響を受けて、見逃し配信サービス『TVer』では浜田雅功さんが作った海鮮風チャーハンのレシピが限定公開されており、『カネテツデリカフーズ』の加工食品「ほぼカニ」「ほぼホタテ」「ほぼエビ」のほか、ご飯、卵、長ネギ、ラード、紹興酒などを使用しています。
<↓の画像は、話題になった“浜田チャーハン”のレシピ写真>
今年はDAIGOさん等が番組を大きく盛り上げ、結果的には昨年を上回る高視聴率を記録した形となり、番組視聴者からは引き続き高い評価を受けていますが、また来年はどういった形で盛り上がり、どれほどの視聴率を記録するのかに注目したいですね。