今年1月から3月にかけて放送された子役の芦田愛菜ちゃん(9)主演のドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系)は、初回放送後に演出に問題があるとのクレームが入り一時打ち切りの危機に瀕するという騒動がありましたが、このドラマの打ち上げでもある問題が発生していたようです。
通常、超話題作や人気俳優が大勢出演している作品ともなれば、会場前にはマスコミが大挙する事態となる場合もあるそうですが、今回の「明日、ママが居ない」に限っては、関係者は異様なピリピリムードで、マスコミの取材を徹底的に遮断しており、会場の出入りから内部の様子まで、一切取材ができない体制が敷かれていたそうです。
というのも、主演の芦田愛菜ちゃんをはじめ、メインキャストのほとんど10歳前後の小学生だったためです。
打ち上げは金曜日の夕方頃から始まり、深夜11時を過ぎた頃まで続いており、その時間になっても子役たちは会場にいたといいます。
表で記者が張り込んでいることを察知した関係者らは、子役たちの姿を撮られないように必死になって奔走していたそうで、その甲斐あって、各社とも茉奈ちゃん達の姿をとらえることは出来ず、打ち上げの様子が報道されることはなかったそうです。
遅くまで、小学生の子どもたちを打ち上げの場に居させたということは法律上問題はありませんが、倫理的に問題視する向きも強く、こうした対応から茉奈ちゃん達や、関係者からすれば打ち上げが行われた事自体、公にされたくはなかったのだと思われます。
これにネットでは、
「最後の最後まで曰く付きの作品だったわけだ」
「仕事以外のところまで付いていくな」
「ドラマは終了してるわけだし今さらだよ」
「このドラマは芦田愛菜にとってマイナスになったのは間違いない」
「保護者が付いてるんだからこれぐらい許してやれよ」
などのコメントがありました。
証拠となる写真を撮られなかったのが幸いですが、このように記者達が集まってくるのは事前に分かっていたわけですから、子供達と保護者だけでも20時前に帰す等の対応は出来なかったのでしょうか。
子供達は寝ていた可能性もあるので、そこまで責めることは出来ませんが、このような記事を書かれてしまうわけですから、もう少し気を遣ってもらいたかったですね。