能町みね子が『今夜くらべてみました』でのオネエ紹介にブチギレ激怒! 番組に抗議も謝罪無く怒りをあらわに
『ヨルタモリ』や『久保みねヒャダこじらせナイト』(共にフジテレビ系)などの番組に出演しているエッセイスト・漫画家の能町みね子さん(36)が、日本テレビ系で放送された番組に対して怒りをあらわにしています。
それは4日に放送されたバラエティ番組『今夜くらべてみました』で、「華麗なるオネエ史」として、現在までに芸能界で活躍してきた歴代のオネエ系タレント達が年表で紹介され、能町さんは2000年代以降に活躍している“東大卒オネエ”として紹介されました。
これに対して能町さんは自身のTwitter上で、「なんか今夜くらべてみましたに私の名前が出たみたいだけど、出ることも聞いてないしその紹介のしかたはもっと聞いてません」とツイート、その後も「私は器が狭いからすぐ怒るしずっと許さないよそういうの」「私はオネエではありませんので日テレの人は訂正してください。」などと連続してツイート。
能町さんは2005年より、身体上、戸籍上の性別が男性であることを隠し(性同一性障害の診断書を得ている)、女性として社会生活を送る様子を綴ったブログ「オカマだけどOLやってます。」を始めて注目を浴び、これが人気を得てメディアではブログの女王などと紹介され、2006年にはこれを元にした書籍を2006年に発売。
その後能町さんはタイに3週間ほど滞在し、体の一部を切除する性別適合手術を受けて性転換。
戸籍上でも女性となったことから2007年にブログの更新を終えました。
こうした経緯があるため、能町さんはざっくりとオネエなどと分類されることに対して怒りをあらわにし、「オネエとかに分けることによって植えつけられる偏見とか先入観とかをぶち壊したいと思ってやってますんで、絶対に許しません」」と投稿。
しかし、後に訂正してほしいという点については「昨日は『訂正してください』と書きましたが、テレビでしっかり訂正してその話題がまた人目に触れるのもげんなりなので、やっぱり訂正とかしないでいいです。」とし、「いま私が携わってるZIP以外の日テレの番組で私の名前を二度と出さないでください。」と要求しています。
ちなみに能町さんは、『ZIP!』で放送されているアニメコーナー「あさアニメ」で放送中の『グッド・モーニング!!!ドロンジョ』でドロンジョの声優を務めています。
そして、能町さんは『今夜くらべてみました』の番組スタッフに直接連絡することを明かし、その後番組のプロデューサーからメールが送られてきたことを報告しているのですが、「何度読んでも謝罪の言葉は一言もないんで、ま、謝らずに丸め込む方針なんだろうね」「『不愉快な思いをさせてしまったことを知り、本件に関しまして、何卒お話をさせて頂きたく』『ご都合のよき形で、能町様のお気持ち・お考えを伺い、こちらの事情をお話しさせて頂きたい』ですって。『絶対に謝罪文は書かない』という意思の伝わるメールだよなー」と、送られてきたメールの一部内容を公開し、謝罪の言葉が一切ないことを報告。
さらにその後も「『こちらの事情』って、私を勝手に取り上げてオネエに分類しなければいけない事情ってなんなんですかね、南波昌人プロデューサー。以上、ツイッターでも実況しながら個別にメールも返します。」「たぶんこれしばらく続くと思います」などとツイートし、怒りが収まらない様子です。
これにネット上では、
- テレビなんてそんなもんだよ。でもひどいな。
- 性同一性障害について理解する気は全くないって日テレの意思表示だね
- 能町さん、もう元の性別を売りにしてないでしょう……扱い方が雑。そりゃ怒るよ。
- 彼女が元男性であること、知ってはいたけど、それを売りにしてないよね。出演番組の紹介でもそのことには触れてないし。オネエを売りにしてるタレントとは一緒にされたくないんだろうね。
などのコメントが寄せられていました。
現在芸能界には、オネエタレントと呼ばれている方は数多くいますが、IVANさんやKABA.ちゃんが分類分けについて説明しており、KABA.ちゃんが以前『マネースクープ』(フジテレビ系)にて4つに分類分けして説明し、1つ目のタイプは「心も身体も99%女性タイプ」、2つ目は「外見が特に女性的タイプ」、3つ目は「見た目は男性。心は女性タイプ」、4つ目は「心だけ女性→ほぼ女性への移行型タイプ」。
1つ目の「心も身体も99%女性タイプ」というのは、性転換手術を行い内面も外見も女性となっている方で、はるな愛さん、佐藤かよさん、カルーセル麻紀さん、椿姫彩菜さん等。
2つ目の「外見が特に女性的タイプ」は、マツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさん、GENKINGさん等。
3つ目の「見た目は男性。心は女性タイプ」は、クリス松村さんや、前田健さん、おすぎさん、ピーコさん、假屋崎省吾さん等。
4つ目の「心だけ女性→ほぼ女性への移行型タイプ」というのは、性転換を行うことを発表しているKABA.ちゃんやIVANさん等とのこと。
またIVANさんの解説によると、そのぞれのタイプによって好きになる男性のタイプも異なるそうで、オネエタレントとしてまとめて紹介されることが多いものの、かなり奥が深い世界のようです。
そして、能町さんについてはすでに性転換手術を受け、戸籍上も女性となっていることから、はるなさんや佐藤さんと同じタイプとなり、世間的な認知度が低いことからオネエという括りにされてしまったのかもしれないのですが、身体上、戸籍上で女性となっているわけですから間違った扱いであるため、日本テレビ側は能町さんにしっかりと謝罪し、和解してほしいと思いますね。
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そうは言っても触れられたくないところでも触れられてしまうのが芸能界。
能町さんも他の芸能人のブログなんかからコメント拾って勝手に「○○な本心が透けて見える」みたいなコラムを文春で連載してるけどあれだって読んだ本人は良い気持ちしないと思うけど。
オカマのこだわりなんていちいち世間は知りたくない。ただ聞き流して一時へーって楽しむだけのこと。分類や区分の違いなんてオカマ同士でのたまっとけばいい。
オカマはすぐに自分がやってきたこと棚に上げて反論するよな。だから軽く見られるし見下されるんだよ。世間にだけ包容力求めて、オカマ自身には乏しい、最悪だな。
勿論、全員じゃないからな、総体的にだよ。マツコなんかは視点とコメントはなかなか鋭いし見てて面白い。ややこしい人種としてオカマは面白いが、コイツは面白くないし、つまらない。
オカマとオネエ打ち間違えたが、気にしない。内容には間違い無いから。
↑激しく同意
性同一性障害なんか理解する気が有ったら、世界中に、当然日本にも影響あるシリア情勢理解してた方がマシ。
ごくごく一部での出来事を理解だけは全員に求めてくるやからには完全無視か蔑むことにしている。
LGBTという言葉さえまだ完全に定着、理解されて無いのに四つそれぞれが何種類か細分化されるって言われてもノーマルの人が理解できるわけない。LGBTタレントの中には世間一般、社会をより深く理解出来てるってスタンスの人がいるけど視聴者がそれを完全に受け入れてる訳じゃないし能町氏を忌まわしく疎ましく思う人もいる。LGBTを敬遠してるもしくは良く思わない人達に上から目線で喧嘩を売るのではなく理解してもらう為の努力を率先してやるべき。でないと逆に大きな反発や嫌悪をかってしまう