昨年放送されたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し、一躍人気女優となった能年玲奈さん(20)が今月5日、『世にも奇妙な物語’14春の特別編』(フジテレビ系)で『あまちゃん』以来初となるドラマ出演を果たし話題になりましたが、その内容に対して賛否両論が出ています。
能年さんは『あまちゃん』放送中からオファーが殺到し、CMやバラエティの仕事は受けていたものの、ドラマや映画の出演については、事務所が慎重すぎるほどに選んでいるようで、能年さんの魅力を最大限引き立たせるために、衣装や、共演者のランクについてもかなり細かく注文を出してくるそうで、今回の出演も事務所の意向が反映されているのだとか。
今回、能年さんが出演した作品はライトノベル作家・おかもと(仮)による短編小説『空想少女は悶絶中』を原作とした「空想少女」で、クラスの友達になじめず、歴史小説を愛読する妄想しがちな女子高生を演じました。
これを見た視聴者からはネット上で、
「ハマリ役!」
「学校に友達がいない役なんて、最高すぎる!」
「素の能年ちゃんもこんな感じなんだろうな」
「能年の魅力全開の演技だった!」
といった声が相次ぐ一方、
「5作品の中で、断トツでつまらなかった」
「主人公以外の出演者がショボすぎて驚いた」
「能年さんのファンなら、楽しいんだろうな」
「能年のパブリックイメージ通りの役に違和感」
「いろんな役を演じてこそ、女優だと思う。結局、能年はアイドルなんだよ」
といった批判的な声もありました。
能年さんは今夏公開の「ホットロード」で不良役を演じますが、『あまちゃん』で共演していた有村架純さんはその間に、連ドラ『スターマン・この星の恋』や『失恋ショコラティエ』(共にフジテレビ系)などに出演、4月クールも、『MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜』(TBS系)と『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)に同時に出演することが決まっているなど、露出に差が出てきています。
一応、人気漫画が原作の映画『海月姫』の主演に能年さんは内定しているようですが、公開はまだ先の話。
ここまでスローペースでは、ファンから忘れ去られてしまいそうだが、果たして巻き返しなるか。
これにネットでは、
- かわいければ話などどうでもいい
- 能年の事務所、売り方下手すぎ
- もうちょっとまともなシリアスドラマやれなかったのかよ
- あまちゃんだけの一発屋でこのまま終了しそう
- 可愛さがなかったら完全にゴミ回だった
などのコメントがありました。
『あまちゃん』の延長線上にあるような作品で能年さんのキャラが活きていましたが、ドラマとしては物足りない内容だったことは確かですね。
今年の8月に映画『ホットロード』が公開されますが、今年は連ドラに出演し早く『あまちゃん』のイメージから脱皮し、女優としてステップアップしてもらいたいです。