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桑名正博のニセ長男騒動、乃羅と美勇士の兄弟関係無しとDNA鑑定結果。グッディで調査し真相判明

美勇士と自称息子・乃羅のDNA鑑定結果、桑名正博の長男はニセモノとほぼ確定し騒動決着か。

ミュージシャン・俳優の桑名正博さん(2012年10月没 享年59)と元歌手アン・ルイスさん(62)の長男で、ミュージシャンの美勇士さん(みゅうじ 本名=桑名 美勇士 ジュリアン 37歳)がツイッター、インスタグラムを更新し、昨年から騒動になっていた桑名さんの長男を名乗る男性・乃羅さん(のら 42歳)とのDNA鑑定結果を発表しました。

<↓の画像は、桑名正博さん、美勇士さん、アン・ルイスさんの写真(2010年撮影)>

美勇士さんはツイッター、インスタグラムで「DNA鑑定結果」として、自称・桑名正博さんの長男とのDNA鑑定結果は「95%兄弟ではない」だったと報告した上で、「これでいろんなモヤモヤもスッキリしましたね!?でもこれでこの件も完結?かと思うと、少し寂しい気もしますね(仕事減るなぁ笑)」と綴っています。

<↓の画像が、美勇士さんのツイート写真>

桑名正博さんの長男を名乗る旅ミュージシャン・乃羅さんは、自ら「お父さんは桑名正博。隠し子が2人いてそのうちの1人が自分だ。母は銀座のホステスだ」などと話し、携帯電話や財布を持たずに全国を旅しながら、桑名さんの長男を名乗って宿泊先を提供してもらったり、訪れたスナックで桑名さんの代表曲『セクシャルバイオレットNo.1』などを歌い、おひねりをもらったり、食事やお酒をごちそうになったり、頼まれればサインや写真撮影にも応じていたといいます。

<↓の画像が、桑名正博の長男を名乗りながら、全国を旅していた乃羅さんの写真>

また、桑名正博さんの長男を名乗って福島県のラジオ番組にも複数回出演していたのですが、乃羅さんはこれまでに家賃を踏み倒したり、出会った人からお金を借りたり、食事や住居を提供してもらっていた店のお金を勝手に使い、飲み食いするなどの行為もしていたと昨年12月に情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に報じられました。

<↓の画像は、フェイスブックに投稿された乃羅さんの被害報告>

『グッディ』では乃羅さん本人と接触することに成功し、取材に対して乃羅さんは「根拠はないが息子であることは事実」と主張し、2017年に桑名さんの知り合いという人物から名前を出していいと言われたため、桑名さんの長男を名乗るようになったと経緯を明かしていました。

<↓の画像は、昨年12月に『直撃LIVE グッディ!』に生出演時の乃羅さんの写真>

自身の生い立ちについて乃羅さんは、母親が東京でホステスをしていた時に桑名正博さんと知り合い、1976年に千葉県習志野市で誕生したと語り、その後は飲み屋を経営するシングルマザーの母親に育てられ、小学6年生のときに児童養護施設に預けられており、2年前に亡くなったという母親とは以降、一度も会うことはなかったそうです。

中学校卒業後は職業を転々とし、20代のころはエキストラでCM出演や劇団員、ミュージシャンとして活動、30代には東京・歌舞伎町のホストクラブでオーナーになったものの経営悪化で閉店、2014年には大阪へ引っ越しましたが、家賃の不払いによって2018年2月ごろ沖縄へ移住し、同4月から日本一周の旅を始めたとのことです。

これまで一度も桑名正博さんとは会ったことがないのですが、自身の音楽の感性から桑名さんの息子だと感じたとし、桑名家との関わりについては、「今さら、美勇士と会って話すこともないし、桑名の名前がほしいわけではない」「息子だと分かって欲しいとは思わない」といい、親子関係を証明するつもりがないという理由については、「言わなきゃよかったと思った部分もある。ただ言ってよかったなって部分もある次から頑張れますと昔からファンでしたっていうのがすごく嬉しい部分もある。俺はそれで何かの利益を得ようなんて思っていないし、未だに愛してくれていると誇りに思う。俺がニセモノ、本物と勝手に騒ぎ立てればいい」と話し、今後は「桑名」を名乗る気もないとしていました。

一方で美勇士さんは乃羅さんについて、「桑名家は、その男性を誰も知らないと言っています」「父は隠し事を嫌う人なので、隠し子がいたなら僕に伝えているはず。乃羅氏が息子であるわけがありません。ファンの善意を裏切るような行為は、いますぐ止めてもらいたいです」などと訴える一方で、もし息子というのが事実であれば嬉しいと語り、同じミュージシャンならば今後一緒にライブでもやろうくらいの気持ちで、受け入れる覚悟は出来ていると明かしており、昨年12月28日には『グッディ』で初対面を果たした時の模様が放送されました。

その時に美勇士さんと乃羅さんは笑顔で握手とハグをしていたほか、美勇士さんは「本物だ!」「乃羅君は僕と額が似ている。息子かどうかは別にして、おやじが生きていたら『一緒に飲みに行くぞ!』と言ったと思う」などと語り、そこで美勇士さんが「ゴールとしてDNA鑑定で決着つけるべきだと思う」と提案すると、乃羅さんも「潔くというか、自分もハッキリしたいし、すべてに対する誠意だと思う」とDNA鑑定を受け入れ、その場で鑑定を実施しました。

<↓の画像が、初対面時の美勇士さんと乃羅さんの写真>

そして、鑑定結果が出るまでには1ヶ月ほどかかるという話で、DNA鑑定は基本的に親子関係を確かめるために行われ、兄弟でのDNA鑑定だと0%や100%という結果は出ず(鑑定の精度は8割程度)、偶然が重ならない限り85%以上だと肯定、30%以下ならば否定出来る結果が出るとのことでした。

こうした行われたDNA鑑定で「95%兄弟ではない」という結果が出たことで、乃羅さんは桑名正博さんの息子ではない可能性がより高まり、一連の騒動がこれで決着となったことに美勇士さんは「少し寂しい気もしますね(仕事減るなぁ笑)」と本音を漏らしているのですが、DNA鑑定結果を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

美勇士さんは昨年12月17日放送の『バイキング』(フジテレビ系)にゲスト出演し、もし兄弟だった場合の財産分与の話題になった際にMCの坂上忍さんから、「桑名さんといえば、とんでもない大金持ちのイメージ」と言われると、「桑名家には一切お金はないんですよ。なんなら、莫大な借金があるんです」と告白し、「莫大な借金があるので、逆に親族が増えたら借金が分けられる。ぜひ兄貴になってほしい。借金を一緒に返していきましょう!」と呼び掛けていました。

さらに、同22日放送の『せやねん!』(MBS)では、長男を名乗る乃羅さんに対して当初は怒りを覚えていたものの、「彼が、母親も亡くして孤児として施設に入れられて育ったと聞くと、寂しい人生を送ったからこそ、うそを言う子になってしまったのかと。父親は桑名だと言われて信じ切ったのかもと。そうだったら、もし血縁だったら助けてあげたい」と同情した上で、「この騒動が収まったら一緒にライブツアーでもやってみたい。謝罪行脚ツアーみたいなね」とも語っていました。

美勇士さんはこのように語っていたので、乃羅さんが兄弟ではないという鑑定結果は色々と残念だと思っている様子です。

一方で全国各地にいる乃羅さんのウソに騙され、様々な被害を受けて方たちは、桑名正博さんの長男だと偽っていたことが明らかになったことを受けて、これから損害賠償請求などをする可能性はあるのかもしれないですね。

もし本当に母親から桑名正博さんの息子だと言われ、それを信じてここまで育ったのであれば同情の余地はありますが、金銭トラブルなどはそれとはまた別の話なので、もし今後訴えられるなどした場合には誠意ある対応をしてほしいものです。

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