織田裕二さん(56)が主演の『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ系)の続編制作が噂される中で、テレビ朝日が織田さん主演の刑事ドラマを制作中との情報を23日発売の週刊誌『女性自身』が報じています。
女性自身によれば、織田裕二さんが主演の刑事ドラマは、『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)などを担当の脚本家が手掛けるオリジナル作品で、織田さんは今作で「車イスに乗った刑事」役を演じるといいます。
連続ドラマではなく単発のスペシャルドラマのようですが、テレビ朝日は“ポスト相棒”としてシリーズ化を検討しているといいます。
テレビ朝日のドル箱コンテンツだった『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズは、12月公開予定の劇場版でシリーズ終了と囁かれており、『相棒』も主演の水谷豊さんがすでに70歳を超えているため、テレビ朝日としては新たなシリーズ作品を作りたいと考えているそうです。
テレビ局関係者は、「『相棒』も当初、単発ドラマを3回放送してから、シリーズ化した過去がありました。こうした背景があって、『相棒』の脚本家が手掛けるオリジナルの作品で、織田さんを起用することになった」
と明かし、10日からドラマの撮影がスタートし、今月中に撮影が終了する予定とのことです。
シリーズ化を見据えている織田裕二さん主演の刑事ドラマは、キャスティングにも力が入っているそうで、女優・和久井映見さんら実力派の俳優陣が脇を固めているといいます。
また、フジテレビが踊る大捜査線プロジェクトを再始動させ、柳葉敏郎さん主演のスピンオフ作品『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』が、10・11月に公開されることが決定し、本編の続編制作にも注目が集まっているものの、「『踊る~』のスピンオフ作品が公開されるほぼ同時期に、織田さんが刑事役で他局のドラマに出演するということは、『踊る~』に出演するつもりはないという意思表示ではないでしょうか。2023年にもNHKのドラマに刑事役で出演していることからわかるように、刑事・青島に“未練”はないといいます。過去にとらわれることなく、まだまだ新たなことに挑戦していく心積もりだそうです」
としています。
この報道を受けてネット上では、
- 青島刑事見たかったな
- 続編より新しいドラマ、新しい役を演じるほうが織田さんらしく思う
- 面白そう。新作ドラマ期待しています。踊るシリーズはもう終了でいい
- 遺留捜査や刑事7人も終わったし、相棒、科捜研の女もそろそろ・・・シリーズになる刑事ものはまだ需要あるとは思う
- 去年『シッコウ』で演じた犬が苦手な裁判所の執行官はよかった。シーズン2やってほしいけど、厳しいかなあ。
- 織田裕二ももう56歳か。今から新シリーズの刑事ドラマを始めてもすぐに定年になってしまうんじゃないか
- 東映の制作か? 水曜21時でのシリーズ目指してるのか? 踊るよりこちらのほうが期待
- フジテレビは昔の栄光に頼ってる 踊る大捜査線はもう終わってる 続編はいらない スピンオフだけで充分
いかりやさんも亡くなったし 若さが暴走するようなキャラクターだったのが 50代でおんなじキャラクターだったら全く進歩がない
などの声が上がっています。
踊る大捜査線シリーズの続編制作については『女性セブン』が先日報じていたのですが、ベテラン刑事の“和久さん”こと和久平八郎役を演じていたいかりや長介さんが2004年に亡くなり、キャスト陣は2003年公開の劇場版2作目をもってシリーズ終了と考えていたそうです。
しかし、フジテレビサイドが続編制作を強く希望し、FINALと銘打った劇場版3作目を制作したものの、作品の評価は微妙だったとしています。
そして、踊る大捜査線プロジェクトが再始動したものの、ヒロインを務めた深津絵里さんは、もし続編が制作しても出演することはないとし、織田裕二さんも「当時のキャストが集まらなければ、続編をやる意味がない」と考えているといい、現時点では続編が制作されるのかどうか不透明な状況のようです。
そうした中で、テレビ朝日で放送の新作刑事ドラマで主演するそうですが、織田裕二さんは昨年7月期放送の伊藤沙莉さん主演『シッコウ!!~犬と私と執行官~』で、初めてテレビ朝日のドラマに出演し、強制執行で不動産の差し押さえなどをする執行官役を演じ話題になりました。
これに続いて再びテレビ朝日のドラマに出演し、シリーズ化されるかどうかはスペシャルドラマの視聴率、ネット上での反響次第とみられますが、キャスティングにもかなり気合いが入っている作品とのことで楽しみですし、続報や今後の正式発表に注目したいです。