俳優の織田裕二さん(47)が、来年秋に公開予定の映画『ボクの妻と結婚してください。』で主演を務める事が18日に発表されました。
織田さんが映画で主演を務めるのは、『踊る大捜査線』シリーズの完結編となった2012年9月公開の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来4年ぶりとなります。
『ボクの妻と結婚してください。』は、樋口卓治さん(51)による同名小説をい映画化したものとなっており、織田さんが演じるのはバラエティ番組で活躍する売れっ子の放送作家・三村修治で、ある日突然ガンのため余命半年と宣告され、残りの人生をどう生きるかを考えた末に、自分がいなくなった後も家族が笑顔で暮らしていけるよう、妻の最高の結婚相手を探すというストーリーとなっており、妻の三村彩子役はドラマや映画に引っ張りだこ状態の女優・吉田羊さんが演じます。
また、修冶が見初めた彩子の結婚相手・伊東正蔵役をネプチューンの原田泰造さん、修治の良き理解者で結婚相談所を経営している知多かおり役を高島礼子さんが演じます。
<↓の画像左から吉田羊さん、原田泰造さん、高島礼子さん>
ちなみに、この作品は昨年2月に舞台化、今年5月に連続ドラマ化されており、ともにウッチャンナンチャンの内村光良さんが主演、妻役を女優の木村多江さんが演じました。
<↓の画像は、木村多江さんと内村光良さん>
4年ぶりに映画で主演を務める織田さんは、「ようやく自分のやるべき作品と役柄に出会うことができた」「クスッと笑えて、涙が流れた。こんな役は演じたことがない。この作品に出会えてとても嬉しい」などとコメントしているのですが、内村さんが演じハマリ役だった主人公を演じる事に違和感を抱いた方が多く、「織田さんでは今までやってきた役とイメージ違いすぎるし、やっぱり内村の方がいい」「ウッチャンのイメージが強すぎて織田裕二は受け入れられない」等の声が。
その他にも、「それより、踊るがみたい」「お金がない、またやってくれ」「ホワイトアウトは?」などと、織田さんが主演のヒット作の続編を希望する声や、「原田泰造の方が織田より向いてた」、「踊る以降、当たりがないよな」、「踊ると世界陸上の人にしか見えない」「織田さんは、何やっても織田さん」といった声も上がっています。
織田さんは代表作である『踊る大捜査線』シリーズが終了して以降、ヒット作と呼べるものが生まれておらず、2013年7月期放送の『Oh,My Dad!!』(フジテレビ系)で初の父親役を演じ話題になったものの、数字が伸びず全11話の期間平均視聴率は9.2%。
また、昨年6月に放送されたスペシャルドラマ『奇跡の教室』(日本テレビ系)で同局のドラマに初出演・初主演しましたが、平均視聴率は11.1%と微妙な結果に終わり、昨年10月に池井戸潤さん原作の連続ドラマ『株価暴落』(WOWOW)で主演を務めたものの、こちらもさほど話題にはなりませんでした。
このようにここ数年結果を残せていないことから、4年ぶりの映画主演であるものの不安視されており、さらにネット上では売れっ子女優の吉田さんが妻役を演じる事に対しても「また吉田羊かよ…いい加減飽きた」、「吉田羊がここ数年で突然すごい露出し始めて、何だか怖い。ゴリ押しやめろよ」などの批判的な声も上がってしまっているのですが、どのような結果になるか注目をしたいですね。