俳優・織田裕二さんが2大会ぶりにTBSで中継の『東京2025世界陸上』に復帰し、“迷言”連発によって視聴者の間では賛否両論となっているものの、業界内での評価が急上昇し、世界陸上に完全復帰する可能性を週刊誌『女性自身』が報じています。
織田裕二さんは1997~2022年にかけて25年にわたり、元フジテレビでフリーの中井美穂アナウンサーと共に世界陸上のメインキャスターを務め、番組降板が発表された際には視聴者から惜しむ声も相次ぎました。
そして、13日に開幕した今年の東京大会では『東京世界陸上財団』のスペシャルアンバサダーに起用され、TBS世界陸上アンバサダーを務める女優・今田美桜さん等と共に、連日大会の模様を熱く伝えています。
<↓の画像は、今大会で共演の織田裕二さんと今田美桜さん>
その中で“織田裕二節”が炸裂して物議を醸すこともあり、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ選手が決勝進出を決めた際には、「ないないない、奇跡です。絶対と言っていいぐらい決勝に行けると思ってなかった。ごめんなさい」と口にし、選手に対して失礼過ぎる発言として批判も噴出しました。
そんな織田裕二さんの“暴走”を止めるためか、視聴者から復帰を期待する声が多かったためか、今日の中継は今田美桜さんが欠席した代わりに、中井美穂アナがスペシャルゲストとして登場したことで大きな反響を呼びました。
<↓の画像が、3年ぶりの織田裕二さんと中井美穂アナの2ショット>
女性自身によると、織田裕二さんの暴走ぶりに視聴者から批判の声もあるものの、テレビ業界では織田さんの存在感が再評価されているといい、今大会初日の平均世帯視聴率は約22%を記録、その後も15%超えを連発し、「織田さんがいなかった前回のブダペスト大会の世帯平均視聴率は約7%です。放送時間帯が違うので単純な比較はできませんが、それでも今回の高視聴率に織田さんが大きく貢献していることは間違いありません」
とテレビ局関係者が語っています。
続けて、「織田さんの実況からは、陸上競技への愛情や選手へのリスペクトが伝わってきて、視聴者からも《やっぱり世界陸上には織田が必要》という声があがっています。膨大な時間をかけて事前取材や勉強会などをおこなっているため、知識も十分で陸上関係者からの評価も高い」「織田さんの一挙手一投足がネットニュースで取り上げられるなど話題性は抜群。一度は番組を卒業したものの、今回の反響を受け、次回以降もアンバサダー起用される可能性は十分ある」
と語っています。
これに対してネット上では、
- やはりあのハイテンションは必要!
- 織田裕二のコメントは観ている人と目線が近くて一緒に楽しめる感じがいいんだよね
- やっぱり世界陸上は織田裕二なんですよ。ただ今回、世界陸上のテーマソングと言える、All my treasuresが流れないのが物足りなく感じる
- 織田裕二の解説の情報の手広さには感服 聞きやすいし知らない情報の源として有難い(時々はウザいけどw) しかし、中井さんが入ってくると、やはり落ち着くね
- 織田裕二さんだから違う番組に変えずにずっと見てしまう。あまりにも専門的な解説だけだと感心はするけど疲れる。
分かりやすい説明と分かりやすいリアクション、長時間一緒に番組を見れる - 織田裕二の熱量は、世界陸上の期間中だけだとしても、にわかの興味を陸上に向かせるのに、必要なものになっていると思う
- 世陸を楽しんで観る事ができる要素として、織田さんの存在は欠かせないですね。テレビの前の陸上が好きな視聴者の代表という感じを強く受けるんですよ。
なぜだか、近くで一緒に観て話して共有している感覚がするんです。織田さんの発言に、そうそう!と相槌を打ってしまったり。また次の世陸も出演してほしい
などの声が上がっています。
14日放送の世界陸上の裏では『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の特番が放送され、数字を持っている元『NEWS』の手越祐也さんがゲスト出演するということで大きな注目を集めましたが、世界陸上の平均世帯視聴率は15.5%、平均個人視聴率は9.9%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は6.0%と引き続き高視聴率を記録していました。
ちなみに、イッテQの平均世帯視聴率は8.1%、平均個人視聴率は5.9%、コア視聴率は6.0%で、コア視聴率以外は倍近い数字を取っています。
高視聴率を記録しているのは織田裕二さんが出演しているからとまでは言えませんが、織田さんの言動を複数のメディアが取り上げていることで世間の注目度が上がっているのは間違いなく、キャスター陣が前回と同じような形になっていたら、ここまで盛り上がっていなかった可能性もあります。
ちなみに、“山の神”の異名を取った箱根駅伝の元ランナー・柏原竜二さんはX(旧ツイッター)で、「やっぱり世界陸上は織田裕二なのよ。我々を代弁してくれる」「毎夜毎夜興奮して寝れなくなるのよ」などと投稿し絶賛しています。
織田裕二さんのコメントを巡っては賛否の声が上がっていますが、世界陸上と言ったら織田さんと中井美穂アナのコンビという声が非常に多く、今日2人が揃うとすぐにXではトレンド入りするほどの話題になっていました。
女性自身によれば、織田裕二さんは次回(2027年 中国大会)以降もアンバサダーを務める可能性は十分あるとのことですが、織田さんだけでなく中井美穂アナもセットで起用し、2人のコンビを完全復活させてほしいと個人的には思います。
関連記事
今年の世界陸上に不満噴出。織田裕二と今田美桜のコンビに賛否、乏しいコメント力に厳しい指摘も(2025年9月15日)
織田裕二が東京2025世界陸上のスペシャルアンバサダー就任。中継番組の司会復帰を望む声が再燃(2024年10月5日)
今年の『世界陸上』新司会者巡り物議。織田裕二が降板の理由は…後任に不満や旧コンビの復帰望む声も(2023年5月12日)
織田裕二&中井美穂アナが世界陸上メインキャスター降板。今年が最後と発表、番組出演継続を望む声が殺到(2022年6月16日)
織田裕二が主演のTBSドラマ『IQ246』第1話視聴率は2ケタの好スタートも、初回の内容に不満や演技のクセが強いと批判の声(2016年10月17日)
- https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2516801/