2010年のアメリカ・バンクーバー五輪に出場経験がある、元フィギュアスケート選手の織田信成さん(26)が、関西ローカルのバラエティ番組『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)で、アマチュア時代の裏話を暴露し話題になっています。
織田さんが暴露したのはかつて指導を受けていたニコライ・モロゾフコーチの指導料で、年間相当な額をコーチへ支払わなければいけないようです。
(↓の画像が、ニコライ・モロゾフコーチの写真)
織田さんがモロゾフコーチに指導を受けることになったのは2008年からで、その頃はモロゾフさんは安藤美姫さんを始めとする複数の選手のコーチをしていたそうです。
番組MCの東野幸治さんからその時のモロゾフコーチの指導料について聞かれると、「1カ月でだいたいモロゾフコーチは月50万だったので、年間で600万円」と暴露すると、続けて東野さんが「安藤さんと織田君が一緒に見てもらうんでしょ?(指導時間は)半々じゃないとあかんじゃないですか」と聞くと、織田さんは「9:1くらい」と即答。
モロゾフコーチの指導は女子選手の中でも、安藤さんの指導時間が1番長かったとそうで、織田さんは、「オリンピックまでの2年間は3人(織田と安藤とモロゾフ)で行動することが多かったので、(自分が)ほんとに邪魔というか…」と当時のことを振り返った。
また、この日織田さんはフィギュアスケートにまつわる厳しい金銭事情も告白。
振り付け費や衣装代、トレーナーにかかる費用などで、年間600万円近くかかるそうで、それだけにファンから届くプレゼントがうれしかったことや、足りない費用はオフシーズンのアイスショーやテレビ出演で捻出していたことを明かしました。
これにネットでは、
「恋人同士の二人に同行しなきゃいけないなんて織田かわいそすwww」
「世界レベルのコーチが専属ではないにしろ600万円とは安い」
「これが小さい頃からずっとだからなw 駄目息子を駄目私大の医学部に行かせるようなもんか」
「モロゾフは両刀だったのか…」
「モロゾフは安藤より織田に時間かけてりゃメダリストに育ったろうに」
などのコメントがありました。
今回ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦さん(19)も、昨年夏に航空会社「ANA」がスポンサーになる以前は渡航費などが相当掛かり、羽生家の経済状況が逼迫していたと言っていましたね。
トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さんが以前、「5歳からスケートを始めて金メダリストになるまでの20年間で2億以上掛かったと明かしました。
フィギュアスケートは一番お金の掛かる競技だと言われており荒川さんクラスだと、コーチの年間契約料1500万円、遠征費500万円、シューズ代150万円(30万円×5足)、衣装代120万円(30万円×4着)、振付師に1曲あたり100万円も支払うそうで、そして大会で優勝したとしてもわずかな金額しか貰えないため、継続していくことはかなり厳しいようです。
こうした劣悪な状態では良い選手が出てきずらいでしょうから、選手への負担を軽減させてもらいたいですね。
どうでもいいことに税金を投じるのでは無く、こういったところに税金を投じてもらいたいものですね。
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