各局で4月にスタートする春ドラマの情報が続々解禁される中で、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が、7月期放送予定の夏ドラマに関する情報を伝えています。
デイリー新潮によると、阿部寛さん主演の『DCU』が現在放送されているTBS系の「日曜劇場」枠(日曜21時)で、7月期に綾野剛さんの主演ドラマが放送されるとのことです。
同枠では4月期に、『嵐』の二宮和也さんと女優・多部未華子さんが共演の『マイファミリー』が放送されることが先日発表され、15年ぶりに共演する2人が夫婦役を演じ、ある日突然子供が誘拐される事件に巻き込まれ、それがきっかけで浮き彫りになる様々な人間模様や、家族の絆を描いた内容になるとのことでした。
TBSのドラマ制作部関係者によれば、綾野剛さんの主演作は「斬新な設定になる」とし、脚本は綾野さんの個性を熟知している大物が担当する見通しで、マンネリ化も指摘される日曜劇場に新風を吹き込む作品になるようです。
具体的な内容や、綾野剛さんが演じる役柄など詳細はまだ明らかにされていませんが、この報道を受けてネット上では、
- 「コウノドリ」のような優しい役柄から「MIU」のような刑事役、そして「ヤクザと家族」のような悪い役柄も綾野剛さんがカメレオン俳優になれるから 次回作がどのような役柄なのかがとても気になるし、ドラマの内容も楽しみ
- 最近の日曜劇場はかなりマンネリ化していて、初回は見るもののすぐ見なくなってしまう作品が多かった。
綾野剛さんを起用するからにはアバランチを超える傑作をお願いします!! - 日曜劇場は池井戸演出作品が続いてて…来期のニノの「マイファミリー」は内容を見る限りは久しぶりに面白そうだから楽しみ。この調子で綾野剛さんのも期待したい
- 綾野剛さんの表情の演技はとても好き。だけど、綾野さんの作品は冒険作と言うか挑戦作ぽくて、アバランチもそうでしたが回ごとに当たり外れがあったり、質の追求のあまりなんとなく面白みにはかけてたり…
- 日曜劇場のマンネリ化。個人的には嫌いじゃない 安定感があって安心してみれる。
綾野剛さんの作品楽しみです!何系のドラマだろ♪待ち遠しい。
などの声が上がっています。
日曜劇場枠は、2013年7月期放送の『半沢直樹』が記録的大ヒットして以降、2014年4月期に『ルーズヴェルト・ゲーム』、2015年10月期に『下町ロケット』、2017年10月期に『陸王』、2018年10月期に『下町ロケット 第2期』、2019年7月期に『ノーサイド・ゲーム』、2020年7月期に『半沢直樹 第2期』と、小説家・池井戸潤さんの作品を定期的に放送しています。
日曜劇場は演技派の俳優が数多く出演し、重厚感のある内容を高く評価する声が多い一方で、ここ最近は似たような演出に対して食傷気味、マンネリ化しているとの声も上がり始めていました。
そうした中で綾野剛さんが主演する7月期放送の作品は、詳細は不明ながら「斬新な設定になる」とのことで、ファン等からは期待の声が多く上がっています。
綾野剛さんは昨年10月期に『アバランチ』(フジテレビ系 月曜22時)で主演し、放送開始前は内容に大きな期待が寄せられていたものの、脚本・演出が薄っぺらい、チープなど厳しい声も多く上がりました。
<↓の画像は、綾野剛さん主演ドラマ『アバランチ』出演者の写真>
『アバランチ』は視聴率も伸び悩み、初回の平均世帯視聴率は10.3%とギリギリ2ケタを獲得したものの、第2話が9.3%、第3話以降も7~9%台で推移し、全10話の期間平均視聴率は8.6%と微妙な数字でした。
『アバランチ』はこのように残念な結果になっていましたが、綾野剛さんがTBSで主演した『MIU404』、『コウノドリ』シリーズ等は高く評価されており、日曜劇場での初主演作にも期待したいですね。