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リボルバー・リリーの感想と興行成績、綾瀬はるかの演技は好評価も駄作か…主演映画で再び厳しい結果に

綾瀬はるかの映画『リボルバー・リリー』興行収入大コケで黒歴史作品に? 脚本・演出を酷評の声、長谷川博己と再共演も…

11日から公開の綾瀬はるかさん主演映画『リボルバー・リリー』(行定勲監督)の興行収入が伸び悩み、黒歴史作品になりそうだと『日刊ゲンダイ』が報じています。

『リボルバー・リリー』は、2017年に文学賞『大藪春彦賞』を受賞した作家・長浦京さんの同名小説が原作で、大正末期の1920年代の東京を舞台に、16歳からスパイ任務に従事していた元諜報員で3年間で57人の殺害に関与した主人公・小曾根百合が、消えた陸軍の軍資金の鍵を握る少年を助け、陸軍に立ち向かうハードボイルドなダークヒロインを描いたアクション作品となっています。

映画には綾瀬はるかさんのほか、長谷川博己さん、シシド・カフカさん、古川琴音さん、清水尋也さん、SixTONES・ジェシーさん、Go!Go!kids・羽村仁成さん、佐藤二朗さん、吹越満さん、内田朝陽さん、板尾創路さん、橋爪功さん、石橋蓮司さん、阿部サダヲさん、野村萬斎さん、豊川悦司さんなど、ベテランから若手の人気俳優等が顔を揃えており、11日から劇場公開がスタートしました。

綾瀬はるかさん主演映画『リボルバー・リリー』予告動画

全国345館での大規模公開で興行収入に大きな注目が集まっていましたが、『興行通信社』が発表の観客動員ランキング(8月11~13日)で初登場7位とつまずき、日刊ゲンダイによれば、公開3日間の観客動員数は13万3,177人、興行収入は1億7,994万円だったとのことです。

ちなみに、同週の1位は山崎賢人さん主演の『キングダム 運命の炎』で3週連続トップとなっており、公開3週目に入っても順調に興行成績を伸ばし、3日間の観客動員数は約40万1,400人、興行収入は約6億200万円、累計の観客動員数は約227万2,000人、興行収入は約32億8,200万円、2位は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』で累計興行収入は約37.8億円、3位は『君たちはどう生きるか』で累計興行収入は約62.3億円まで伸ばしています。

初週末の3日間の興行収入が2億円にも届かなかった『リボルバー・リリー』について、ベテラン芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは「このペースでいくと、最終興収は9億円をわずかに超えるだけにとどまる」と、大コケの可能性があるとしています。

『リボルバー・リリー』を鑑賞した人からは、綾瀬はるかさんの容姿などを評価する声が上がった一方で、「内容が薄くて137分が長かった」「期待し過ぎたのか、演出やストーリーが陳腐で、何か裏切られた感が半端ない」などと脚本や演出に対して酷評の声が上がり、綾瀬さんの良さを活かしきれていないと感じた人が少なくないようです。

また、業界関係者からはキャスティングミスを指摘する声もあるといい、綾瀬はるかさんの相手役は長谷川博己さんが演じたことに対して関係者からは、「綾瀬のスパイアクションものとしては『奥様は、取り扱い注意』が好評だっただけに、西島秀俊さんとのカップリングを超える相手役を見つけるのが難しい」「せっかく鈴木亮平や阿部サダヲをキャスティングしているのにもったいない。彼らに相手役をやらせた方がよっぽどよかったのでは」などの声も上がっているといいます。

<↓の画像は、綾瀬はるかさんと長谷川博己さんの写真>

ちなみに、2017年に日本テレビ系で連続ドラマが放送され、2021年3月に劇場版が公開された『奥様は、取り扱い注意』は、連ドラでは全10話の平均世帯視聴率が12.7%と好数字を記録したものの、映画はドラマから間が空きすぎたことも原因か、最終興行収入は12億円弱でした。

その後、昨年6月には『はい、泳げません』で主演し、相手役を長谷川博己さんが務め、綾瀬はるかさんの水着姿が多少話題になったものの、映画の内容が地味すぎたこともあってか興行成績は全く伸びず、観客動員数は約10万人、最終興行収入は約1.5億円と見事な大コケとなっています。

また、今年1月公開された『東映』の創立70周年記念作品で、木村拓哉さん主演の『レジェンド&バタフライ』ではヒロイン役を演じ、綾瀬はるかさんの演技は高く評価されていましたが、映画の総製作費が20億円に対して最終興行収入は目標の30億円に届かず、興行的には赤字という結果でした。

そして、1年ぶりの主演映画『リボルバー・リリー』もかなり微妙なスタートで、大手の映画情報・レビューサイト『Filmarks』『映画.com』『Yahoo!映画』での評価も良くはなく、公開から約10日経った現時点であまり話題にもなっていないと感じるので、公開2週目にはランキングTOP10圏外となりそうです。

行定勲監督は公開初日の舞台あいさつなどで続編への意欲を語っていたのですが、大規模公開で最終興行収入が10億円未満となれば1作のみで終了の可能性が高いですね。

綾瀬はるかさんは昔からドラマでは良い結果を残している一方で、映画となるとコケることが多く、そうしたことから映画よりもドラマ向きの女優と言え、昨年4月期放送の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)は微妙な結果に終わり、現時点では次に出演するドラマの情報はまだ流れていませんが、次に出演するドラマで汚名返上してほしいものです。

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