テレビ番組の視聴率調査などを行っている市場調査会社『ビデオリサーチ』が25日に、『第90回テレビタレントイメージ調査（2017年8月度）』を発表し、女性タレント人気度で昨年2位だった“ガッキー”こと新垣結衣さんが、初めて1位を獲得したことが明らかになりました。
＜↓の画像が、タレントイメージ調査で初の1位を獲得した新垣結衣さんの写真＞
『テレビタレントイメージ調査』は、10～69歳の男女1130人（東京駅を中心とした半径30km圏）を対象に年2回調査を実施し、タレント1000人（男女500人ずつ）の知名度、人気度、イメージ評価を調査し、テレビ番組やCMキャスティングの際の基礎データなどとして利用されているものとなっています。
今年冬に発表された前回調査で男性タレントの1位は、2015年8月度調査から1位をキープしている俳優・阿部寛さんで、2位がタレントのマツコ・デラックスさん、3位はプロテニスプレーヤーの錦織圭選手となっていました。
女性タレントの1位は、昨年2月度の調査から1位をキープしている女優・綾瀬はるかさん、2位は前回9位だった新垣結衣さんがランクアップし、3位は天海祐希さんでした。
そして、それから半年後に行われた今回の調査結果では、男性タレントの1位が前回4位の明石家さんまさん、2位は阿部寛さん、3位はマツコ・デラックスさんという結果でした。
女性タレントでは、昨年2位だった新垣結衣さんが初の1位を獲得し、2位は前回4位のプロフィギュアスケーター・浅田真央さん、3位は前回と同じく天海祐希さんという結果になっています。
＜↓の画像が、『第90回テレビタレントイメージ調査（2017年8月度）』の男女TOP20＞
初の1位を獲得した新垣結衣さんは、昨年主演を務めた“逃げ恥”こと『逃げるは恥だが役に立つ』（TBS系）によって人気が再び上昇し、今年7月期には月9ドラマ『コード・ブルー-ドクター ヘリ緊急救命 THE THIRD SEASON』（フジテレビ系）でヒロインを演じるなど、メディア露出の増加によってさらに人気を上げたものとみられます。
その一方で、昨年まで1位だった綾瀬はるかさんは4位までランクダウンしており、これまでこうしたランキングでは1、2位争いをしていたことから、人気が下がり始めているのではないかという声が上がり始めています。
そんな綾瀬はるかさんは、10月4日スタートのドラマ『奥様は、取り扱い注意』（日本テレビ系 水曜22時）で主演することが決定しているのですが、このドラマもコケてしまうのではないかと心配する声もあります。
＜10月4日スタートの新ドラマ『奥様は、取り扱い注意』＞
綾瀬はるかさんは昨年1月期に『わたしを離さないで』（TBS系 金曜22時）で主演したのですが、全10話の期間平均視聴率は6.8％という結果でした。
また、昨年3月から来年まで全22回放送予定の『放送90年 大河ファンタジー「精霊の守り人」』は、第1シーズンの第1話が11.7％、第2話は10.3％、第3話で7.1％、第4話は7.4％。
第2シーズンの第1話は8.2％、第2話は8.1％、第3話は6.8％、第4話は6.5％、第5話は7.4％、第6話は6.3％、第7話は6.7％、第8話は6.6％、第9話は6.0％と、後半は6％台と低迷しており、ネット上では大爆死、大コケと揶揄されるような状態になっています。
こうした状況にあるため、『奥様は、取り扱い注意』も低視聴率となるのではないかと不安視されており、このドラマで数字を取れなければさらに人気が下がる可能性も高いとみられます。
ちなみに、『奥様は、取り扱い注意』で綾瀬はるかさんは、ちょっとセレブな専業主婦の役に挑戦し、笑いやアクションもあるという異色のエンタメドラマで、夫役で西島秀俊さん、ママ友役で広末涼子さん、本田翼さんが出演し、その他に石黒賢さん、中尾明慶さん、第1話のゲストとして倉科カナさんが出演します。
綾瀬はるかさんはこれまでに、日テレで放送の『ホタルノヒカリ』や『きょうは会社休みます。』などで主演し、共に好視聴率を獲得していることから期待する声もあります。
日テレの水曜ドラマ枠では7月期に、綾瀬はるかさんと同じく『ホリプロ』に所属する高畑充希さん主演の『過保護のカホコ』が放送され、全10話の期間平均視聴率は11.5％を記録。
昨年10月期には、同じく『ホリプロ』の石原さとみさんが主演の『地味にスゴイ！ 校閲ガール・河野悦子』が放送され、全10話の期間平均視聴率が12.4％と10％以上の数字を獲得しており、綾瀬はるかさんはこれらの数字を超えられるのか、それとも下回るのか注目したいところですね。