女優・綾瀬はるかさん(36)が4月期に、ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系 月曜21時)で“月9”初主演し、パートナー役を初共演の俳優・大泉洋さん(48)が演じることも発表されましたが、この作品で綾瀬さんの出演料が上昇し、女優トップの金額になっていると週刊誌『フラッシュ』が伝えています。
フラッシュによれば、綾瀬はるかさんが連ドラ出演時の1話あたりのギャラは、これまで「250万円」に設定されていたものの、『元彼の遺言状』では100万円アップの「350万円」になっているそうです。
これまで女優トップのギャラは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)等の代表作を持つ米倉涼子さんの「300万円」だったといい、それを超えて綾瀬はるかさんがトップに立ったとのことです。
ちなみに、フラッシュが昨年11月に報じた記事では、米倉涼子さんの連ドラ1話あたりのギャラは「800万円」まで上がっていたものの、制作費高騰による制作サイドの窮状を見かねて、「自分のギャラを半額にして、その分を制作費にまわしてほしい」と申し出たとしていました。
綾瀬はるかさんのギャラが、さらに上昇した理由について広告代理店関係者は、「CMも本数こそトップではないものの、累計の契約料金は業界No.1です。2021年度の彼女のCM1本あたりのギャラは6,500万円と破格のうえ、クライアントは、日本を代表する大企業ばかり。その綾瀬さんが、月9初主演の誘いに乗ってくれたことで、フジが三顧の礼をもって提示した金額が、今回のギャラとなったのでしょう。ただ、これまでの活躍からすれば“適正価格”といえます」
と語っています。
綾瀬はるかさんはCMのギャラも業界トップクラスとされ、昨年度のCMギャラランキングでは、前年から引き続き6,500万円で福山雅治さんと並んで芸能人トップになっており、女優部門では2位(5,000万円)が吉永小百合さんと深田恭子さん、4位(4,500万円)が米倉涼子さん、石田ゆり子さん、新垣結衣さん、小池栄子さんとなっています。
<↓の画像は、女性タレントのCMギャラランキングの写真>
綾瀬はるかさんは他の人気芸能人と比較し、デビューから現在までスキャンダルが非常に少なく、クリーンなイメージを持たれていることによって、NHKの大型番組に起用されることも多く、ギャラが業界トップクラスというのも納得ですね。
ただ、少し気になる報道もあり、綾瀬はるかさん本人がトラブルを起こしたわけではないのですが、昨年9月に『女性セブン』によって、母親が代表の個人事務所『株式会社tapestry(タペストリー)』が巨額投資トラブルに巻き込まれていることが報じられました。
母親は会社経営に詳しくないものの個人事務所の代表となり、綾瀬家が代々世話になっている地元で有名なベテラン税理士・A氏にお金の相談をしていたそうで、その中で「この低金利時代に、現金を銀行に置いておくのはもったいない。運用してみたらどうですか」と勧められ、A氏に紹介された投資グループに約1億円を投資したとのことです。
この投資は、毎月3%ずつ元本を返済し、完済後は毎月3%前後の利息金を支払うというものだったそうですが、投資から半年足らずで返済がストップし、それらに不信感を抱いた投資者が元本の全額返済を求めたところ、「口座が凍結された」などと言い訳し、一部の返金には応じるも全額返済はされなかったそうです。
こうした投資トラブルを知った綾瀬はるかさんは、母親を含む高齢者をトラブルに巻き込んだ投資グループに激怒し、A氏の息子である顧問税理士に相談、投資契約の解約や返金を求めているとのことでした。
この報道から5ヶ月が経過し、トラブルの続報を24日発売の最新号が伝えており、他の出資者がお金の返金を求めて投資グループを提訴し、3月に次の裁判が行われるとしています。
続報によれば、仲介役を担った税理士のA氏と投資グループのメンバー・B氏の主張に食い違いが生じていて、仲間割れしているような状態にあり、出資者からは全額返金されないのではないかと心配の声が上がっているといいます。
女性セブンの取材に応じたB氏は返金を求める声に対して、「皆さんには、必ず返しますのでもう少し待って下さい、とお願いしているところです。コツコツと順番に返していかないと。それ以外に方法はないので頑張ります」
と語ったとのことです。
一方で、綾瀬はるかさんの知名度も利用しながら、投資に勧誘していたA氏は取材に応じなかったそうです。
綾瀬はるかさんは仕事は順調な一方で、プライベートで投資を巡るトラブルに巻き込まれ、順風満帆な活動に水を差される形となりましたが、綾瀬さんのイメージに悪影響は及んでおらず、今後もドラマや映画、CMで活躍する姿を見せてほしいですね。