女優・綾瀬はるかさん主演のドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系 水曜22時)が4日からスタートし、初回平均視聴率は11.4%(関東地区)を記録しました。
日本テレビ系の水曜ドラマは平均視聴率が2ケタで安定しており、今年1月期放送の吉高由里子さん主演『東京タラレバ娘』は初回13.8%、4月期放送の沢尻エリカさん主演『母になる』は初回10.6%、7月期放送の高畑充希さん主演『過保護のカホコ』は初回11.6%、昨年放送された作品も11~12%台で推移し、『奥様は、取り扱い注意』は平均的な数字のスタートとなっています。
綾瀬はるかさんが民放の連続ドラマで主演を務めるのは、昨年1月期放送の『わたしを離さないで』(TBS系)以来で、日本テレビのドラマでは2014年10月期放送の『きょうは会社休みます。』以来2年ぶりで、『奥様は、取り扱い注意』で綾瀬は、某国に雇われていた工作員という裏の顔を持つ新米主婦を演じています。
綾瀬はるかさん演じる主人公・伊佐山菜美は、IT企業を経営する勇輝(西島秀俊さん)を夫に持ち、現在は完成な高級住宅街で新婚生活を送っているのですが、高い洞察力を持つ菜美は、近所に住む主婦たちが悩みを抱えていることに気づいていき、トラブル解決のために動いていくというストーリー展開になっています。
<↓の画像は、夫役の西島秀俊さんと綾瀬はるかさん>
このドラマの脚本を手掛けているのは、V6・岡田准一さんが主演した『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)、小栗旬さん主演の『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』(テレビ朝日系)、小栗さんと西島秀俊さんが共演した『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)の原案・脚本を担当した金城一紀さんで、アクションシーンも多く盛り込まれている作品となっています。
4日放送の第1話には、ボクシング経験者の夫からのDVに悩む主婦(倉科カナさん)が登場し、夫に離婚を申し出たところ逆上されて包丁で腹を刺されるという事件が起こり、事件を消し去ろうとする夫と伊佐山菜美が格闘し、最終的に離婚と慰謝料の支払いという要求を飲ませるという展開になっていたのですが、第1話を終えて視聴者からは、
- 暴力でボコボコにして解決なんて、どこの少年マンガだよ
- え、なにこれ、何にもスッキリしないんだけど!
- 力でねじ伏せるって、なんじゃそれ。逆恨みされるだけじゃん
- 刺される前にどうにかしろよ! イラッとした
などと批判的な声も多く上がる事態になっており、DVの夫を暴力でねじ伏せるということに対して疑問を抱いた方も多かったようです。
そして、11日放送の第2話には高岡早紀さんが、着付け教室で出会う主婦・落合夏希役で登場し、夏希は伊佐山菜美らとの出会いから数日後、元有名セクシー女優だったいう過去が何者かに暴露され、その話が町内に知れ渡ってしまったことで町内会でも問題視され、町から追い出されそうになるというストーリー展開になっています。
<↓の画像は、第2話に登場する高岡早紀さんや綾瀬はるかさん>
第2話では、第1話のようなアクションシーンは無さそうで、今回はパソコンを使った頭脳戦が繰り広げられていくのではないかとみられています。
また、ネット上では早くも最終回の展開を予想する声も上がっており、ネット上では第1話がスタートした時点で、綾瀬はるかさんと夫役の西島秀俊さんがバトルを繰り広げるという展開を迎えるのではないかと予想されており、「勇輝は元・諜報部員の菜美を消すために現れた現職・諜報部員では」「勇輝は菜美を消す目的で結婚したものの、菜美に手をかけられず、最終的に戦闘後トンズラ」などと、早くも最終回の展開を予想する声が飛び交っています。
このような予想合戦が繰り広げられている『奥様は、取り扱い注意』は、第1話終了時点での視聴者の反応はそこそこといったところで、初回平均視聴率も11.4%と平均レベルの数字なのですが、ドラマのカギを握る前半の第2話、第3話でどこまで視聴者を惹き付けられるのか、今後どのような展開を迎えていくのか引き続き注目していきたいですね。