芸トピ

今年はガキ使の笑ってはいけない中止、新番組は6時間お笑い年越し番組に。渡部建の出演情報漏れに松本人志が激怒と関係?の憶測も

絶対に笑ってはいけないシリーズ放送休止。今年はお笑い特番放送の理由はBPO問題? マンネリ化やコロナ禍で納得の声も

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の年末特番『笑ってはいけないシリーズ』の放送を休止し、今年の大晦日は6時間にわたって『絶対笑って年越したい!笑う大晦日(仮題)』を生放送することが明らかになりました。

『笑ってはいけないシリーズ』は2006年から大晦日特番として放送され、昨年で15年の節目を迎えたことで放送休止が決定したそうで、日本テレビ情報制作局の合田伊知郎プロデューサーは、「『笑ってはいけない』も昨年大晦日の放送で15年。つきましては、これを節目に、『笑ってはいけない』を休止したいと思います。ダウンタウンさん、メンバーの皆さんには、ゆっくりお尻を休めていただきたいと思っております」と、番組の休止を発表しています。

続けて、「今年は、“笑ってはいけない”ではなく、“笑ってもイイ大晦日”ということで、6時間笑いっぱなしになるような豪華なお笑い祭りをお届けする予定です。お尻ではなく、笑いすぎてお腹が痛くなるような年越し番組にしたいと思っております。」とし、番組の出演者や企画詳細などは随時発表していくとのことです。

今年8月には、『放送倫理・番組向上機構(BPO)』の青少年委員会が、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティ番組」の審議入りを決定し、これによってケツバットやタイキックなど、様々な罰ゲームを設けた『笑ってはいけないシリーズ』の放送に影響を与えるのではないかと懸念されていましたが、『スポーツ報知』の取材に日本テレビ関係者は、「『笑ってはいけない』の休止とは関係ありません」と話したとしています。

また、『笑ってはいけないシリーズ』は放送休止となるものの、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の放送予定に変更はないとのことです。

そして、『笑ってはいけないシリーズ』の放送休止発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

『笑ってはいけないシリーズ』は元々レギュラー放送の罰ゲーム企画で、2003年にシリーズの第1回が放送され、その後も毎年特番として放送されるようになり、2006年から大晦日特番となりました。

番組の視聴率は2010年以降、大晦日特番としては民放トップの視聴率を記録し、近年も数字を大きく落とすこと無く平均世帯視聴率は17%前後で推移していました。

ただ、初のコロナ禍での制作となった昨年は、例年に比べると大幅にスケールダウンし、中盤と終盤には過去のVTRを1時間以上流すなどし、放送時間の穴埋めが行われていました。

また、番組放送前には不倫スキャンダルで芸能活動休止中のアンジャッシュ・渡部建さんの出演情報が漏れ、これによって大騒動に発展し、ダウンタウン・松本人志さんも情報流出には怒りをあらわにしていました。

そうした様々な問題がありながらも番組の視聴率は前年を上回っていたのですが、ガキ使メンバーの高齢化やマンネリ化などもあって、以前に比べて笑える場面が減ったとの指摘も少なくなかったため、このタイミングで一旦放送を休止するのは賢明な判断なのかもしれないですね。

年末の風物詩となっていた『笑ってはいけないシリーズ』の放送休止は残念ですが、あくまでも休止で番組終了というわけではないため、いつかまたパワーアップして復活することに期待したいですし、それまでの繋ぎとして放送される新たなお笑い特番にも注目したいところですね。

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