ピン芸人No.1決定戦『R-1ぐらんぷり2018』の決勝戦がフジテレビ系で生放送され、両目の視力がほとんど無い盲目の漫談家・濱田祐太郎さん(はまだ・ゆうたろう 28歳 吉本興業)が初優勝を果たしたことが話題になっており、加えて同じく決勝進出者の紺野ぶるまさん(本名=門井友里恵 31歳 松竹芸能)にも注目が集まっています。
紺野ぶるまさんは決勝第1ラウンドで、濱田祐太郎さんと同じCブロックで登場したのですが、ネタを披露した後に同ブロックの芸人が並んで審査を受けている間、濱田さんの横でサポートし、ポイントの状況を伝え続けていました。
この様子が画面に映っていたことから、「紺野ぶるま」というワードがツイッターの人気ワードとして上位にランクインするほど話題となり、
- 人として好きになった
- この子は良い娘だね!ネタは下ネタだけどビジュアルは良い!
- こう言うのって日頃からの人間性。カメラが回ってるからといって咄嗟には出来ないもの
- 濱田さんが勝ち上がったときにド派手に拍手して称えていた姿に人間性を感じた。
- あれだけの舞台に若い子が立ったら、自分のことだけで精一杯になっても仕方ない。その中でそういう行動ができるのは素晴らしい
- こういうことが自然にできるのは人間的にできてる証拠
- 細かく情報を伝えてあげてた紺野ぶるまに胸キュンした!もっと自分中心な子だと思ってたからギャップで驚いた!
- 自身のポイントは低かったのに濱田をフォローしている姿に脱帽。すごく優しい思いやりのある娘だなぁと思う。今後の活躍に期待
などと称賛するコメントが続々と送られています。
このように濱田祐太郎さんの優勝だけでなく、紺野ぶるまさんの優しい気遣いも大きな話題になっており、2人は仲が良いのかなと気になっている方も多い様子なのですが、7日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、濱田さん本人が紺野さんとの関係について「実はそんなに仲良くない」と話していたことが明らかにされています。
<↓の画像は、『R-1ぐらんぷり2018』で優勝した盲目の漫談家・濱田祐太郎さんの写真>
番組では『R-1ぐらんぷり2018』を特集し、その際にアシスタントMCの梅津弥英子アナウンサーが、7日朝にメイク室で濱田祐太郎さんと一緒になったことを明かし、話題になっている紺野ぶるまさんと仲が良いのか聞いたといいます。
すると、濱田祐太郎さんは「実はそんなに仲良くない」と明かしたといい、それに対して梅津弥英子アナが「それならば、返って(紺野は)優しいですね」と返したところ、濱田さんは「それも含めてイメージアップのために(サポートを)やったとしたら、ぶるまさんってどんだけ凄い人なんやと思いました」と言って笑いを誘い、メイク室が爆笑に包まれたという裏話を明かしています。
ネット上でも紺野ぶるまさんがイメージアップのために、濱田祐太郎さんの横で状況を伝えるサポートをしていたのではないかという声も多く上がっており、決して称賛する声だけが上がっているわけではありません。
しかし、“やらない善よりやる偽善”で、近くで少しでもサポートしてくれる人がいたことにより、濱田祐太郎さんは助かったのではないかなと思うため、どちらにせよ紺野ぶるまさんの行動が評価されるのは当然なのではないかと思います。
紺野ぶるまさんは比較的多くのネタ番組、バラエティ番組などに出演しており、そこそこの知名度がある女芸人ではあるものの、2年連続で決勝進出した『R-1ぐらんぷり』ではポイントがゼロで敗退となっており、芸人としてこれといった結果は残せていませんが、今回の件で大きな注目を集めていることから、濱田祐太郎さんと共に今後ブレークしていくことになるかもしれないですね。
なお、濱田祐太郎さんのことを普段サポートしているのは、同期のピン芸人・溝口幸雄さん(25)という方で、決勝進出会見でも隣りにいたほか、今回の決勝にも帯同してサポートしていたそうです。