俳優・草刈正雄さんの長女で、タレントとして活躍中の紅蘭さん(くらん 本名=草刈紅蘭 28歳)が、出演予定だったテレビ東京の番組を仮病でドタキャンし、これによって「出入り禁止」になる可能性もあると29日発売の週刊誌『週刊新潮』が報じ波紋を呼んでいます。
そうした中で紅蘭さんが29日夜に自身のインスタグラムを更新し、事の経緯を明らかにした上で『週刊新潮』が報じた仮病疑惑を完全否定しています。
『週刊新潮』が報じた記事によれば、紅蘭さんは2月24日に収録予定の紀行番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』(テレビ東京系 土曜18時30分)のゲストに起用されていたものの、前日にマネージャーが「腹痛のため行けない」とドタキャンしたそうです。
これによって番組スタッフは急遽代役探しを行い、番組のナレーションを担当している太川陽介さんの事務所の後輩・小野真弓さんのスケジュールが運良く空いていたため、予定よりも1日遅れてしまったものの、2月25日から収録が無事に行われ、3月31日の放送に間に合わせることが出来たようです。
<↓の画像は、3月31日放送の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』に出演する小野真弓さん等の写真>
(左から羽田圭介さん、小野真弓さん、田中要次さん)
その一方、紅蘭さんは2月26日に自身のインスタグラムを更新し、愛犬と共にオープンカーに乗った写真を公開し、ドライブしたことを報告していたのですが、それを知った番組関係者が怒りをあらわにしていたようで、「なんだと、仮病だったのか」という声が上がり、マネージャーも特に悪びれた様子が無かったことから、紅蘭さんは出禁扱いにするかもしれないと話していることを伝えていました。
<↓の画像が、紅蘭さんが2月26日にインスタグラムへ投稿した写真とコメント>
この件に関して紅蘭さんのマネージャーは、「23日は、大阪でロケがあり、紅蘭はすでに東京からの新幹線で具合が悪そうでした。さらに、ロケ中も何度もトイレに駆け込んでいました。なので、病院に連れて行くと、ウイルス性の急性胃腸炎と診断された。医師から『くしゃみやせきで周りの人にうつしてしまうこともある』と言われた」
と明かし、この診断結果を受けて番組スタッフに急遽出演キャンセルの連絡を入れたと説明しています。
そして、この報道を受けて紅蘭さんはインスタグラムを更新し、「週刊誌さんに記事にして頂いたものが 事実と異なることで私を含め関係者の皆様が困っています なのでこの場を借りて真実をお話ししたいと思います」として、23日以降にどのようなことがあったのか本人が説明をしています。
23日に大阪の公開収録へ向かう途中で複数回にわたって嘔吐し異常を感じたことから、収録現場に到着した時点で『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』の番組スタッフにその時点での状態を報告したようです。
その後病院ではウイルス性の急性胃腸炎と診断され、注射と点滴治療を数時間にわたって受け、この時に紅蘭さんは「周りに移してはいけない気持ちとロケに行きたい気持ち沢山のスタッフ関係者さんに迷惑を掛けてしまった気持ち」が入り交じる中で、『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』のスタッフに連絡を入れ、検査結果を報告した上で「今からレンタカーを借りてそちらに行く気持ちでいます」と伝えたそうです。
すると、番組スタッフたちも体調を心配してくれ、「代役が決まりましたので体調をしっかり治してください」と言われ、迷惑を掛けてしまったことのお詫びをしたいと申し入れたところ、「治ってほんとに良かった」「またお願いしたいのでお話ししましょう」という言葉をもらったといいます。
また、26日に愛犬とドライブしたことをインスタグラム上で報告した理由に関しては、23日の時点でインスタグラムへ24時間限定で閲覧可能なストーリーを投稿し、それは病室で点滴を打っているものだったのですが、紅蘭さんは23日の大阪収録の際にファンの握手を断ってしまったことや、点滴している姿を公開したことで心配しているファンを安心させるため、26日に元気な姿を公開したとのことです。
<↓の画像は、2月23日に公開した病室で点滴を打っている写真>
しかし、これが結果的に仮病疑惑が浮上する大きな原因になっていることから、紅蘭さんは最後に「大阪の番組、ロケの関係者、たくさんの方々にご迷惑掛けてしまったこと深くお詫びいたします」と謝罪しています。
その一方で『週刊新潮』に対しては、「真実だけを書いて頂ければよかたったのですが、、このような形になり困ってます。ショックです 私はそんな生半端な気持ちで仕事をさせてもらっているつもりは一切ありません」と訴えています。
<↓の画像が、紅蘭さんがインスタグラムに綴ったコメント全文の写真>
なお、紅蘭さんの反論コメントを受けてニュースサイト『J-CASTニュース』が『週刊新潮』の編集部に今回の件について問い合わせたところ、「記事に記載された内容はすべて事実に基づくものと確信している」と回答したとのことです。
こうした両者のコメントを受けてネット上では、
- 新潮も証拠を出せばいいよ。自信があるのなら。
- インスタグラムに愛犬とドライブしてる写真を載せるから、仮病疑惑なんて言われるんだよ。体調が悪かったなら、それなりの写真とが載せればいい。
- 体調不良(点滴)の写真を載せてもファンは心配するだけ‥‥。心配かけたくないのなら、載せない方が良いと思うし、体調悪いときに無理して写真撮って載せなくても大丈夫です。ファンが体調悪いときに、この写真見たら疲れちゃうと思う。紅蘭さんだけじゃないけど…。親しい人でさえ、心配させる話は極力避けたいのに。
- 体調悪いわりには点滴写真は載せる自体そんなに深刻な体調不良ではないな
- 新潮側がどれだけきちんと取材をしているかですよね。確証なくて仮病扱いはしないでしょ。(と言いつつ、大した裏はとってないだろうけど。)
- 新潮は文春に遣られっぱなしで焦っているのか、伊調の件も含め迷走しているよな。事実に基づくと言い切るなら証拠を出さないとね。
- ウイルス性胃腸炎の状態で車を運転出来るかな。結構ギャンブルだと思うぞ!
- 元々の好感度が低いから、記事を鵜呑みにしちゃうよなぁ~
などのコメントが寄せられています。
紅蘭さんは草刈正雄さんの娘とは思えないほどぶっ飛んだ性格をしているものの、仕事に対してはかなり真面目なようですし、様々な番組で自分のことを使ってもらっている中で、仮病で仕事をドタキャンするという行為はしないのではないかと思いますが、仕事関係者らに大きな迷惑を掛けてしまったと思いながら、なぜインスタグラムを更新し、愛犬との写真を投稿してしまったのかと思いますね…。
心配しているファンを安心させるためだったとしていますが、わざわざ愛犬とのドライブ報告と写真を投稿する必要はなかったと思いますし、心配させたくないと言いながらインスタのストーリーで点滴を打っている姿を公開するというのは矛盾しているので、疑いの目で見られてしまうのは仕方がない気がします。
そして、『週刊新潮』はこの件について「記事に記載された内容はすべて事実に基づくものと確信している」と答えているのですが、29日に行われた定例社長会見で長田隆編成局長は「報道には出入り禁止みたいな言葉がありましたが、そのような事実は一切ございません」と、出禁報道をキッパリと否定しています。
テレ東側もこのように答えており、紅蘭さんの説明によれば番組スタッフからは「またお願いしたいのでお話ししましょう」という言葉をもらっているとのことなので、今回このような大きなトラブルが発生することになりましたが、今後テレ東の番組に紅蘭さんが出演するかどうかに注目したいですね。