20～21日放送の『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭！』（フジテレビ系）で、総合司会に抜擢された『新しいカギ』のメンバーで、『霜降り明星』の粗品さん（本名＝佐々木直人 31歳）が“大暴走”し、ネット上では賛否の声が上がっています。
ここ最近、テレビやYouTubeで過激な発言を連発している霜降り明星・粗品さんは、番組放送前から過激な言動を危惧する声が内外から上がっていたのですが、案の定、番組の冒頭からブッコミ発言を連発していました。
番組のオープニングで、スタジオに集まったフジテレビの港浩一社長や関西テレビの大多亮社長らの前で、「大谷の家すみませんでした、ということで」と、『ロサンゼルス・ドジャース』の大谷翔平選手の自宅報道を巡って、港社長らフジテレビが謝罪した騒動をイジり、港社長らは笑っていました。
この言動に対してネット上では、
- これはひどすぎる。他人のプライバシーへの侵害を楽しみながらやっている感じ。
- 笑いにしていいこと、してはいけないことがあると思う。被害者の気持ちを考えない発言はとても不快。
- 大谷サイドにこの動画を報告して今度こそ完全に出禁にして欲しい。それくらいしないと分からないだろ。
- 言って、良い事と悪い事の線引を全く理解してない。尚且つそれで社長を含めスタッフも大笑い。
結局、批判されたから謝罪しただけで、悪いとも何も思ってないと思われても仕方ない。 - 粗品はこういう芸風だし、だからこそ、最初に言及したようでフッてるわけで それに、そこまでドギツいものではないし
それを当事者であるフジの関係者が笑うのはダメだし、何よりこの映像こそ映してはダメでしょ
まあ港さんでバラエティ畑の人だし、芸人さんの言葉に笑うのは、これまでの仕事の一環ではあろうけど、そこを”これは笑うところでは無い”と思えない倫理観と映してしまうカメラマンの危機意識の無さだよね。
などの批判が殺到しており、炎上状態になっています。
また、深夜放送の『さんまのお笑い向上委員会』とのコラボコーナーでは、粗品さんが少し前までバトルを繰り広げていた元『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんをイジり、「宮迫」の名前にバツ印をつけたプラカードを持って登場すると「アンチ宮迫」と挑発しました。
＜↓の画像は、宮迫博之さんをイジる霜降り明星・粗品さんの写真＞
続けて、「宮迫とバチバチやってる時に、さんまがラジオで『粗品には説教せなアカン』って言ってたけど、なんやねんアレ！」「まぁ、さんまはいいけど、西川のりおとか、嘉門タツオとかも首つっこんできてなぁ」「みーんな、老害！」
と、先輩芸人たちを呼び捨てにしながら批判するなどしていました。
この他に『逃走中』とのコラボ企画では、ハンターに一度捕まった後にミッションを成功させた芸人によって復活させてもらいながら、ゲームに参加することなくすぐさま自首を選択し、その時点での賞金約150万円を獲得していました。
こうした粗品さんの言動に対してファン等からは「これぞ粗品よ！」「粗品最高」などと絶賛の声も多く上がる一方で、
- 君がいう老害よりもタチが悪い、若害やで
- 落ち目だから必死
- 粗品のブラックな発言は面白くないから不快感の方が勝ってしまう
- もうふわちゃんとこいつはバッサリと切り捨てたらええねん 後釜はいくらでもいてるやろ
しまいに視聴者やスポンサーから総スカンくらうのは放送局やぞ 視聴者をバカにするな - あそこでやるべきは宮迫ではなく、「松本、何やねんあいつ」だったんじゃないのかな
噛みつけるとこにしかいかないやつに笑いの神は降りては来ないし、毒舌ですらない - 毒舌芸でも喧嘩芸でもない、ただの悪口、暴言でしかない。笑えないし、不愉快な気分
などの批判が上がるなど物議を醸しています。
大谷翔平選手の自宅報道の件については、フジテレビや日本テレビが独自に、大谷選手がドジャース移籍後に12億円で購入した豪邸周辺で取材を行い、その映像を複数の番組でオンエアしたことに対して大谷選手サイドが激怒し、両局に対して取材パスの凍結などの対応をしたと週刊誌『週刊現代』に報じられました。
その後、フジテレビは取材パス凍結を否定しつつ、大谷翔平選手が激怒していることは事実と認め、その後放送された『Live News イット！』や『めざまし8』で謝罪を行い、「新居には、多くの観光客や地元の方が訪れる状況が発生しております。大谷選手の自宅をはじめ、プライベートな空間を訪れることはお控えいただき、大谷選手に会いたい時は、球場に足を運んでくださるようお願い申し上げます」
と呼び掛けました。
また、港浩一社長は7月5日の定例社長会見で、「大谷選手、そのご家族、代理人をはじめとする関係者の皆様にご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っております」
と謝罪しました。
しかし、謝罪では済まされない事態に発展していると『女性セブン』が報じており、自宅の場所を大々的に報じられたことによって観光地化し、セキュリティーの問題から「もうあそこには住めない」と判断し、引っ越す前に12億円豪邸を売却する意向を示しているといいます。
この情報の真偽は不明ながら、現地ではセレブを狙った強盗事件などが多発している状況にあるため、このまま自宅を売却する可能性は十分あるとみられています。
そうした中で粗品さんのブッコミ発言に対して、会見で謝罪していた港浩一社長も一緒になって笑っていたというのは問題ですし、フジテレビ批判は今後さらに過熱しそうです。
また、深夜コーナーでの先輩芸人たちへの失礼な言動については、これは今に始まったことでもないのであれですが、呼び捨てにして不満などを言うだけで全く面白くなく、視聴者にただただ不快感を与えるだけなので、主にファンが視聴するYouTubeだけに留めておいた方がいいと感じます。
逃走中ですぐに自首する行動など、粗品さんは傍若無人のクズキャラで注目を集めようとしているフシがありますが、今後大きな地雷を踏んで大炎上し、テレビから干されるのも時間の問題な気がするものの、果たして今後どうなるでしょうかね。