令和初となる今年の『第70回NHK紅白歌合戦』に目玉歌手として、人気シンガーソングライター・米津玄師さん(よねづ・けんし 28歳)が出場するとの情報が出る中で、ニュースサイト『日刊大衆』は新たに「米津玄師は100%出ない」と報じています。
現時点で出場が発表されている今年の紅白の出場歌手は、紅組と白組合わせて42組となっており、最初の発表時点では合計41組、白組が1組少ないということで追加出場歌手の発表があると予想されていました。
そして、出場歌手の発表から10日過ぎた11月25日に、2016年の紅白に初出場した人気ロックバンドの“ラッド”こと『RADWIMPS(ラッドウィンプス)』の出場が発表され、その3日前には特別枠で、シンガーソングライター・山下達郎さんの妻である竹内まりやさんが紅白初登場することが発表されていました。
NHKサイドは最初の出場歌手発表時点で、集まった報道陣から米津玄師さんの出演交渉について聞かれると、「皆さんの期待がより高まればあるかもしれない」と含みを持たせた返答をしており、その後12月に行った定例会見でも番組責任者が「ギリギリまで精一杯やらせていただきます!」と答えていました。
米津玄師さんは平成最後となった昨年の紅白に初出場し、別会場からの中継出演でしたが大きく盛り上がっており、今年も出場する可能性は高いのではないかと予想されていました。
しかし、『日刊大衆』の記事ではレコード会社関係者が、「米津の出演は『100%ない』と言われています。というのも、米津サイドはNHKに対して『今年は出ません』と明確に伝えているというんです」
という情報を明らかにしています。
米津玄師さんは昨年の紅白で、放送まで1週間を切った12月26日に出場が発表され、出身地の徳島で大ヒット曲『Lemon』を披露し、米津さんの登場シーンは視聴率が44.6%まで上昇していました。
これは昨年の紅白の歌手別視聴率では、大トリを務めたサザンオールスターズの45.3%に次いで2番目に高い数字で、こうした数字からも米津玄師さん出演による反響の大きさが分かります。
今年の紅白には、米津玄師さんが楽曲制作を手掛けた俳優・歌手の菅田将暉さん、小中学生ユニット『Foorin(フーリン)』の出場が発表されており、NHKとしては当然、米津さん本人に出場してもらいたいとの思いがあるとみられますが、今年はすでに紅白に出場しないという明確な意思表示をしているとの情報があるため、「2019年は厳しいだろうな……」と見ている音楽業界関係者がほとんどだと前出のレコード会社関係者が語っています。
この報道に対してネット上では、
- なんで出ないの?
- 拘束時間が長過ぎるから出ない?
- 『馬と鹿』生歌で見たかったな
- 別に出るメリットも無いだろうしな
- ネットで顔キモいとか書かれるのが嫌なんだろ
- あんな幼稚な歌合戦に出たら自分のプライドが傷つくわな
- 広瀬すずが司会やったら出てたのに
- プライド高いから信者の前に出るならともかく、去年に続いて今年まで興味ないやつに見られて不細工扱いされるとかメンタル耐えられんやろ
実際去年は露骨にツイッターで不機嫌だったしw - 顏をこれ以上晒したら叩きが大きくなるし、菅田やパプリカが宣伝してくれるからイメージアップ。だから出る訳ないよ
- 金に困ってるわけでもないし、そりゃ大晦日くらいはマスコミに邪魔されずのんびり過ごしたいだろ
- パプリカであんなに儲けさせて知名度あげさせて貰ったんだし、サービスしたらいいのに
などのコメントが寄せられています。
米津玄師さんはメディアへの登場が極めて少ない歌手で、地上波のテレビ番組での歌唱、生出演は昨年の紅白が初でした。
こうした話題性もあって昨年は大きな反響を呼び、今年も『馬と鹿』や『海の幽霊』がヒットしており、NHKの『2020応援ソングプロジェクト』の応援ソングとして製作されたFoorinの『パプリカ』などもヒットを続けていることから、今年も紅白でのパフォーマンスに期待しているファンは多いとみられます。
米津玄師さんが今年の紅白に出場しないとの情報は、あくまでも『日刊大衆』のみが報じているものなので、NHKの粘り強い交渉などによって紅白出場決定となるかもしれません。
また、今年上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『なつぞら』の主題歌を担当した『スピッツ』も、今年紅白初出場の噂が流れているものの、現時点では紅白出場に関する具体的な情報は出ていないのですが、令和初の紅白なので大きなサプライズがあること期待したいですね。