10月期放送の秋ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系 木曜21時)で、女優・米倉涼子さんが主演を務め、今回は元弁護士役に挑戦することが正式発表されました。
米倉涼子さんは2012年から昨年まで、テレ朝の木曜ドラマ枠(木曜21時)で放送の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズで主演し、高い評価を受けていましたが、今年は新たにスタートする『リーガルV』で弁護士資格を剥奪された元弁護士・小鳥遊翔子(たかなし・しょうこ)を演じます。
<↓の画像が、『リーガルV』で弁護士役を演じる米倉涼子さんの写真>
米倉涼子さんは、来年テレ朝で放送のスペシャルドラマ『疑惑』で女優・黒木華さんと初共演し、この作品でも悪女と対峙する弁護士役を演じるのですが、『リーガルV』で演じる主人公・小鳥遊翔子は自由奔放な性格で、弁護士資格を剥奪される前には、「上司を殴ったらしい」「暴力団とつるんで恐喝していたらしい」などの黒い噂も囁かれていたという正体不明で、スキャンダラスな元弁護士という設定となっています。
<↓の画像は、来年放送スペシャルドラマ『疑惑』で共演の黒木華さん、米倉涼子さんの写真>
小鳥遊翔子は、ペーパー弁護士の大学教授に法律事務所を設立させ、もっともらしいウソを並べて、ワケありの弁護士やパラリーガル(弁護士の業務を補助する人)をスカウトするのですが、小鳥遊は悪魔のような性格で、傍若無人に彼らをこき使い、自分は弁護士資格が無いことを理由に何もしません。
その一方で、法律を利用して不正をする人間や法律に甘えようとする人間を許さず、本当に困っている人たちを助けるために、どんな不利な訴訟に対しても勝利(Victory)するために突き進んでいきます。
また、小鳥遊翔子は劇中の架空刑事ドラマ『現場百回!』と鉄道が大好きという設定もあるそうです。
そんな小鳥遊翔子と弱小弁護士集団たちの前には、大手法律事務所が立ちはだかり、超エリート弁護士を揃える相手に、小鳥遊たちはどう立ち向か、勝利することはできるのか、そして「行列のできる法律事務所を作りたい」「人を救うのに資格はいらない」と豪語している小鳥遊の真意は何なのか、なぜ弁護士資格を剥奪されたのかなど、見どころたっぷりの内容となっているとのことです。
このドラマは、米倉涼子さんが「ぜひ新しい挑戦をさせてください」とお願いし、スタッフ等と内容を相談しながら実現したドラマだといい、米倉さんはこのドラマについて、「プロデューサーさんが提示してくださった3つのタイトルの中から、『最後はVサインで終わりたいね』という願いも込めて選んだのが、この『リーガルV』です。」と説明しており、『ドクターX』で演じた大門未知子のイメージを変えるために、約20センチ髪の毛をカットして人生最短にしたことも明かしています。
『リーガルV』で新たな挑戦をするにあたっては、「私自身はまだまだ緊張感の中に身を置いていますが、視聴者の皆さんには『なんだか自由で楽しいな』と思っていただけるドラマを目指しますので、ぜひ見ていただきたいです」と呼び掛けています。
なお、『デイリースポーツ』がテレ朝に取材をしたところ、『ドクターX』の今後については、「米倉さんが大門未知子を思い出したら、続ける予定」と話していたと伝えており、10月から新たに『リーガルV』がスタートするものの、『ドクターX』の新シリーズが今後放送される可能性は十分あるようです。
そして、米倉涼子さん主演の『リーガルV』に対してネット上では、
- 結局、似たようなものになりそうな
- 米倉版の『リーガルハイ』ですか?
- またプロフェッショナルで気の強いアウトロー役。同じ役ばかりになりそう
- もうちょいタイトルどうにかならなかったかな?堺雅人の『リーガルハイ』の続編かと思って期待しちゃったよ。
- ドクターX 毎週欠かさず見てました!米倉涼子の愛らしい演技大好きです。次回ドラマも楽しみに期待してますよ 必ず見ます
- タイトルも似てるしドクターX超えは無理だと思う
- ドクターXのイメージが強すぎる、こっちまで緊張するけど成功してほしい。
- やっちゃった感が予言できる。外した弁護士役はこれまでゴマンといるから、役者のキャラだけでは新風は吹かないな。よっぽど脚本が面白くないと、ドクターXと比較されてしまうよ!
- 米倉涼子は何の役を演じても結局は米倉涼子。木村拓哉と篠原涼子にも同じことが言える。
- 痛快に事件を解決していく、って感じのドラマでしょ、きっと。まぁ何となくわかる(笑)それでも安定した演技だし、見てて気持ちいいだろうし、見てみようかな。
などのコメントが寄せられています。
風変わりな弁護士が主人公のドラマは多数存在し、現時点で発表されているドラマの内容や主人公の設定などを見ると、どことなく『ドクターX』とかぶるなと感じる部分がいくつかあるように感じるのが気にかかりますね。
ですが、米倉涼子さんが連ドラで新たな役に挑戦するのは、2013年4月期放送の『35歳の高校生』(日本テレビ系)以来5年半ぶりとなり、米倉さんの気が強く、正義感も強い女性の演技は定評があるので、『リーガルV』にも期待してしまいます。
そして、現時点では米倉涼子さん以外のキャストについては、まだ明らかにはされていないのですが、週刊誌『週刊文春』が以前報じていた記事によると、俳優・林遣都さんと女優・モデルの菜々緒さんの出演がすでに決まっているといい、米倉さんに振り回される若手弁護士役を林さん、ライバル役の弁護士もしくは検事役を菜々緒さんが演じるとみられています。
<↓の画像左が林遣都さん、右が菜々緒さん>
ちなみに、米倉涼子さんと菜々緒さんは2014年に『ドクターX』で初共演しており、2人の“美脚対決”が話題になっていました。
<↓の画像は、『ドクターX』で共演時の米倉涼子さん、菜々緒さんの写真>
昨年までに5年放送されている『ドクターX』は、平均視聴率20%超えを連発するほどの大ヒットドラマとなっているため、米倉涼子さんはかなりプレッシャーなどを感じている様子で、「プレッシャーはみんながすごい重さで抱えてますし、新しい作品をやるのは大変だと、しみじみ感じてます。イメージがついちゃってるので」と自ら明かしているのですが、『リーガルV』では『ドクターX』とはまた違った演技で、作品を盛り上げていってほしいと思います。