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バツイチの米倉涼子がニューヨーク・ブロードウェーミュージカル『シカゴ』で2度目の主演! 日本人女優では初の快挙

米倉涼子『CHICAGO(シカゴ)』で史上初2度目の主演! 離婚後初の仕事、ブロードウェイミュージカル再演が決定

昨年末に夫との協議離婚成立を発表した女優・米倉涼子さん(41)が7月3~13日に、アメリカ・ニューヨークのブロードウェーミュージカル『CHICAGO(シカゴ)』(ニューヨーク・アンバサダー劇場)で、2度目の主演を務める事が明らかとなりました。

また、8月2~13日には東京・渋谷の東急シアターオーブにて、来日公演が行われることも決定しています。

米倉さんは5年前の2012年7月に『CHICAGO』でブロードウェーデビューを果たし、日本人の女優がブロードウェーのミュージカルで2度主演を務めるのは史上初、日本人の俳優としては渡辺謙さんに続く史上2人目の快挙となっています。

米倉さんは2002年にブロードウェーで『CHICAGO』を初鑑賞して魅了され、各国の公演を10回以上観劇したそうで、その後米倉さんは日本版の『CHICAGO』で主役を演じたいと直談判。

2008年に上演された同作で主人公のロキシー・ハート役に抜擢され、ミュージカルに初挑戦。

この時の演技が高く評価され、月刊誌『ミュージカル』が選んだ「2008年ミュージカルベストテン」の女優部門では7位にランクイン。

さらに2010年にも同作の主演を務め、この頃からブロードウェーへの進出を考え始めた米倉さんは、2011年に渡米して3ヶ月にわたってジャズダンスやバレエのレッスンを受け、2012年7月上演の『CHICAGO』で主演に抜擢され、ブロードウェーデビューを果たしました。

<ブロードウェーミュージカル『CHICAGO』で主演を務めた米倉涼子さん>

日本人の女優が、アジア系ではなくアメリカ人の役を演じるのはブロードウェー史上初、日本人女優が主演を務めるのはナンシー梅木さん以来54年ぶり史上2人目で、全編英語で演じているということから大きな話題になり、全6回のニューヨーク公演、全23回の東京凱旋公演のチケットは全て完売と大盛況でした。

米倉さんはその後も、現地や日本で自主稽古を行っており、2015年月に『CHICAGO』の来日公演が行われ、元宝塚の湖月わたるさんが出演した際には稽古に協力し、継続的に関係を深めていたそうです。

5年ぶりにブロードウェーで再演する米倉さんは、「5年というブランクに不安もありますが、ロキシーをもう一度演じることのできる喜びで胸がいっぱいです! 年を重ねたことでまた違った世界観を表現できるのではないかと今から楽しみ。全力で挑みます」と意気込みを語っています。

同ミュージカルのプロデューサーであるバリー・ワイズラーさんは、米倉さんに「いつでも戻ってきて」とラブコールを送り続けていたといい、昨年11月に『CHICAGO』のリバイバル上演が20周年を迎えたことを機に、ワイズラーさんは「新鮮さと米倉のスター・クオリティーを世界に発信したい」と正式にオファーし、再演することが決定したそうです。

そして、米倉さんはすでに再演に向けてのトレーニングを開始し、4月ごろから本格的に歌やダンス、演技や英語のレッスンを始め、6月に渡米する予定とのことなのですが、米倉さんが『CHICAGO』を再演することに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

米倉さんは昨年末に離婚を発表し、その後は長期オフに入っているそうで、『CHICAGO』が離婚後初めての仕事になる予定とのことなのですが、2014年12月に結婚して以降、プライベートでは苦い経験をしたものの、それを吹き飛ばすような見事な演技を見せてほしいですね。

米倉さんはプライベートでは色々と失敗が多かったものの、女優としては成功を収めており、昨年10月期に放送された主演ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)の第4期は、20%以上の数字をキープし、全11話の期間平均視聴率が21.5%と、昨年放送の民放連ドラの中で見事1位を獲得しました。

しかし、この作品以外でのヒット作が無いことから、『ドクターX』で演じている大門未知子のイメージが強く付いてしまっているのですが、5年ぶりに主演を務める『CHICAGO』も成功させて、今後さらに仕事の幅を拡げられるよう頑張ってほしいですね。

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