篠原涼子が市村正親と離婚、不倫疑惑スキャンダル後初の日テレ連ドラ主演。視聴率低迷、演技酷評の中で新たな役に挑戦へ

女優・篠原涼子さん(52)が、来年1月期放送の日曜ドラマ『パンチドランク・ウーマン －脱獄まであと××日－』（日本テレビ系 日曜22時30分）で主演することが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。

篠原涼子さんが日テレの連ドラ主演は2020年夏放送の『ハケンの品格2』以来で、『パンチドランク・ウーマン』では殺人犯との出会いがきっかけで、人生を狂わせていく女性刑務官を演じるとのことです。

『パンチドランク・ウーマン』は、女性刑務官が男性の刑務者を脱獄させ、一緒に逃亡した海外の実話に着想を得たオリジナルストーリーといいます。

＜↓の画像は、『パンチドランク・ウーマン』のキービジュアル＞

あらすじ内容は、冷静沈着で強い正義感と責任感を持つベテラン女性刑務官・冬木こずえが、強盗殺人罪で起訴された未決拘禁者（有罪が確定していない被疑者・被告人）の日下怜治と出会い、自身の“秘密”に大きく関わる日下との出会いによって人生を狂わせ、共に脱獄を図ります。

また、こずえの過去を知る人物であり、日下の事件を担当している警視庁捜査一課の刑事・佐伯雄介も、こずえと日下の出会いによって運命が大きく変わっていくというストーリーです。

脚本は、過去に『ROOKIES』『クロコーチ』『南極大陸』『帝一の國』『大使閣下の料理人』『笑うマトリョーシカ』など、数多くのヒット作を手掛けている脚本家・いずみ吉紘さんが担当します。

主演を務める篠原涼子さんは『パンチドランク・ウーマン』について、「職業倫理と人としての真実との間で究極の選択を迫られる、骨太な人間ドラマだなと感じています。一線を越える主人公の葛藤と覚悟をリアルに届けられるよう、役と真摯に向き合い、私にしかできない表現で全力で臨みたいと思います。」「自分にマイルールを課し、真面目に、自分に厳しく生きてきたこずえがどう悪女へと変貌していくのか、その変貌ぶりに注目していただきたいです。」「衝動に突き動かされる劇的な“変身ぶり”を、視聴者の方々に共感や驚きを感じていただけるように頑張りたいと思います。」と語っています。

今作を手掛ける『日テレアックスオン（AX-ON）』の鈴木亜希乃プロデューサーは、主演に篠原涼子さんを起用した理由について、「真面目で優秀な女性刑務官が、男性受刑者を脱獄させて一緒に逃げた。約3年前、米国で実際に起きたそのニュースを見て、私は衝撃を受けました。」「実際、そんなことができるのはドラマの主人公くらいのもので、もしそんなヒロインがいるとしたら。そこまで考えて、頭に浮かんだ人こそ、篠原涼子さんでした。」「『私たちにはできなくても、篠原涼子ならやってくれる』。そんな信頼と力強さが篠原さんにはあるのです」「主人公・冬木こずえは、まさに篠原さんにしかできない役どころです」と説明しています。

そして、篠原涼子さんの主演ドラマ発表を受けてネット上では、

• 篠原涼子らしい芝居がイメージ出来る。この人にはこういう陰のある役が似合う
• 『光とともに…』以来のファンです。彼女の演技に感動して今回のドラマも楽しみにしています。
• 画面映えする華やかな雰囲気はあるけど演技力はどうかなってイメージ
• 実話は単なる色恋。まさかドラマも同じじゃないよね。
• アンフェア的な喋り方、口調になるのが今から目に見えてる。一時は演技派みたく言われてたけど、コメディ調とシリアス調の2パターンの演技しかない
• silentみたいな脇役ならいいけど、もう主演という位置付けは何か違う気がする。年齢云々ではなく、ブランクのせいか時代に合っていないというか…。菅野美穂さん然り。

などの声が上がっています。

篠原涼子さんが、日本テレビの連ドラ主演に内定したとの話は週刊誌『女性自身』が7月に報じており、ファン等の間で注目を集めていました。

篠原涼子さんは2021年7月に俳優・市村正親さん(76)との離婚を発表し、子供2人の親権は市村さんの強い意向を受けて市村さんが持ち、離婚理由を巡って『週刊文春』に不倫疑惑を報じられたことにより、篠原さんのイメージは急速に悪化しました。

しかし、日本テレビはその後も『24時間テレビ』のスペシャルドラマに篠原涼子さんを起用し、今年7月期に日曜ドラマ枠で放送の『DOCTOR PRICE』にも重要な役どころで起用していました。

篠原涼子さんは過去に日本テレビで、『光とともに…』『ハケンの品格』『anego [アネゴ]』などで主演を務め、好視聴率を獲得していましたが、離婚発表前から以前のように数字を取れなくなってきていて、昨年4月期放送の主演ドラマ『イップス』（フジテレビ系）、2023年10月期放送の『ハイエナ』（テレビ東京系）は視聴率が大コケしていました。

かつては数字を持っている女優として持て囃されていたものの、現在は一転して演技の幅が狭く、数字が取れない女優などと酷評する声もありますが、日テレでは約6年ぶりとなる主演作『パンチドランク・ウーマン』では、どういった演技を見せてくれるのか、どれほどの視聴率を取るのかに注目したいですね。