山下智久さんが主演の月9ドラマ『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON』(フジテレビ系 月曜21時)が高視聴率をキープしており、4日放送の第8話では自己3番目に高い15.4%を記録し、今期民放で放送のドラマの中ではダントツトップの好調ぶりとなっています。
そして、『コードブルー3』が終了後の10月からは、篠原涼子さんが初めて月9主演する『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?』がスタートするのですが、早くもコケるのではないかという声が上がっているようです。
篠原涼子さんが主演を務める『民衆の敵』のストーリーは、転職を繰り返しているフリーターの夫と保育園に通う子供1人を持ち、家族3人でアパート暮らしをしている平凡な主婦・佐藤智子が、家計を助けるために働いていたパート先のルールに納得がいかず、逆らったことでクビになってしまい意気消沈。
しかし、ワイドショーで取り上げられていた市議会議員の汚職事件のことが気になって調べてみると、市議会議員が高額な報酬を得ていることや、市区町村議員の当選確率は80%超えというデータがあることで無謀な挑戦ではないことが分かり、猪突猛進な性格をしている智子は「高額報酬=家族の幸せ」を求めて市議会議員に立候補することを決意。
市議会議員になるためのポスター製作や演説の原稿作成などに悪戦苦闘しながら、夫やママ友の協力を得て選挙戦を戦います。
市議選に当選後は市民たちと向き合い、素人目線、女性目線で、市政にはびこる悪や社会で起きている問題をぶった斬っていくという痛快エンターテイメントで、脚本家・黒沢久子さんによるオリジナルドラマとなっています。
智子の夫でイクメンパパの佐藤公平役は田中圭さんが演じ、新聞社の元政治部記者で、育休後に事務職に配属された智子のママ友で良き理解者の平田和美役を石田ゆり子さん。
智子と選挙戦で争う政治家一家の次男で“市政のプリンス”藤堂誠役を高橋一生さん、農家の長男として生まれ「農家にとって有利な条例を作ること」を公約に掲げ、市議選に立候補する園田龍太郎役をトレンディエンジェル・斎藤司さん。
<↓の画像左が高橋一生さん、右がトレンディエンジェル・斎藤司さん>
“市議会のドン”犬崎和久役を古田新太さん、犬崎の推薦で市議選に立候補する元グラビアアイドル・小出未亜役を元AKB48の前田敦子さん、父親の借金によって苦労し猛勉強の末に市議となった岡本遼役を千葉雄大さん。
<↓の画像左が前田敦子さん、右が千葉雄大さん>
あらゆる利権の撲滅に乗り出し、犬崎との対決姿勢を打ち出す市長・河原田晶子役を余貴美子さんが演じ、他にも湘南乃風・若旦那さん、俳優の細田善彦さん、大澄賢也さんも出演することが決定しています。
主演の篠原涼子さんは月9で初主演するにあたって、これまで伸ばしていた髪の毛をバッサリ短く切るなど気合いが入っている様子で、ニュースサイト『日刊サイゾー』によれば、篠原さんは「絶対に戦犯にはなりたくない」と言っているといい、好視聴率獲得に必死になっているようです。
<↓の画像が、髪の毛を短くカットした篠原涼子さんと田中圭さんのツーショット写真>
しかし、今期大コケした真木よう子さん主演の『セシルのもくろみ』(フジテレビ系 木曜22時)と同じような設定であるため、視聴率が大コケする可能性もあると囁かれています。
ちなみに、第9話で打ち切り終了となり、全9話の期間平均視聴率が4.5%だった『セシルのもくろみ』は、ファッションに興味がない主婦が読者モデルとしてスカウトされ、ファッション誌業界に足を踏み入れて奮闘する姿を描いた作品でした。
篠原涼子さんはこれまでに、『ハケンの品格』(日本テレビ系)、『アンフェア』シリーズ、『ラスト♡シンデレラ』(ともにフジテレビ系)などで主演し、これらの作品のヒットで高視聴率女優のイメージが付いていたものの、2015年10月期放送の『オトナ女子』(フジテレビ系)の期間平均視聴率(全10話)は8.7%と、期待を裏切る結果となったことで女優としての評価も下がり気味です。
そのため、『民衆の敵』は今後の篠原涼子さんの女優生命を左右する作品と言っても過言では無く、最低でも2ケタの視聴率はキープしたいところなのですが、果たしてどのような結果となるのか、まずは第1話の視聴率と視聴者の反応に注目したいところです。