17日発売の週刊誌『女性セブン』が、年越し番組『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』(日本テレビ系 18時30分)の収録に参加しながら、お蔵入りとの情報が流れているアンジャッシュ・渡部建さんの出演シーンの内容を伝えています。
アンジャッシュ渡部建さんは6月に『週刊文春』によって、複数の女性との不倫、多目的トイレなどでの密会をスクープされ、この報道を受けて芸能活動を自粛していましたが、『笑ってはいけない』で仕事復帰することが11月中旬に一部メディアに報じられました。
それに対して批判が殺到し大炎上騒動に発展する中で、12月3日に謝罪会見を開きましたが大失敗に終わり、会見から数日後には『笑ってはいけない』の出演シーンがお蔵入りの方向で調整していることがスポーツ紙に報じられ、お蔵入りの理由としては、番組スポンサーへの配慮などが挙げられています。
そうした事情により、お蔵入り濃厚とされるアンジャッシュ渡部建さんが登場するシーンはどのような内容だったのか、『女性セブン』の記事ではテレビ局関係者が詳細を明らかにしています。
テレビ局関係者はアンジャッシュ渡部建さんの登場シーンについて、「多目的トイレから登場するとの報道もありましたが、実際は渡部さんを支える2人の芸人さんが奮闘する、“感動的”な笑いのシーンだったのです。」
としています。
アンジャッシュ渡部建さんは1人で登場するのではなく、活動自粛前まで出演していた『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系 日曜21時)で共演の東野幸治さん、フットボールアワー・後藤輝基さんと共に、バス移動のコーナーに刺客として登場したといいます。
<↓の画像は、東野幸治さんとフットボールアワー・後藤輝基さんの写真>
ネタの内容については、「3人がトリオで出て、東野さんが体を張った一発芸を披露し、後藤さんは巧みな話術で笑いをもぎ取る。渡部さんは真ん中で大人しくしているだけなんですけど、それが逆に面白くて(笑い)。特に不倫をイジらなくても全員を笑わせることができ、見事に『全員アウト』。ベテラン芸人の東野さんの全力投球に、スタッフから『渡部さんは愛されている』との声まで上がっていました」
と明かしています。
芸能関係社によれば、『笑ってはいけない』で共演の東野幸治さん、後藤輝基さんとアンジャッシュ渡部建さんは長年番組で共演し、プライベートでも連絡を取るような仲だそうで、「特に東野さんは渡部さんの活動自粛中、思い詰めないようにと週1回は連絡していました。後藤さんも共演番組を常に盛り上げながらも、復帰の席をあけて待っていたと聞きます。渡部さんは2人に返しきれないほどの恩があるわけです」
と芸能関係者が語っています。
しかし、所属事務所『プロダクション人力舎』とアンジャッシュ渡部建さん本人、さらに日本テレビが世間の空気を読めておらず、仕事復帰のタイミングなどを間違えたことによって大炎上した結果、渡部さんの出演シーンはお蔵入り濃厚とされているのですが、『女性セブン』の報道を受けてネット上では、
- 松ちゃんが言うように、まずは東野とかじゃなくて相方と向き合うのが大事なんじゃないの?大事にする人の順番がずれてる
- お蔵入りになりそうだからと漏らしたんでしょうけど、こうやって誰がどういうシーンで出てくるっていう情報が流す関係者がいるってこの番組にとったら致命傷なのでは?
- 相方は向き合おうとしてるのに、当の本人は向き合おうとせずに他の人に頼ろうとしてる、宮迫、入江から何も学んでいないな
- 度が過ぎると先輩芸人たちの愛でもカバーしきれないということが身に染みて分かったんじゃないか?
まぁオファー受けてる時点であまりにも空気読めなすぎてるけど。 - こんな事やってたんだ。お友達には甘い芸人の世界。そう思われても仕方がないね。東野も後藤もチョット嫌になった。
などの声が上がっています。
今年の『笑ってはいけない』でアンジャッシュ渡部建さんはどの場面で、どのように出演したのかについては『東京スポーツ』(東スポ)も番組収録後に伝えており、同じく不倫スキャンダルをスクープされた俳優の原田龍二さん、袴田吉彦さんとの共演が実現としていたのですが、これについてはダウンタウン・松本人志さんが「めちゃくちゃガセ」と完全否定しました。
『女性セブン』の記事も証拠写真などがあるわけでもなく、関係者による証言で構成されているのでガセネタの可能性は十分あります。
ただ、『笑ってはいけない』の総合演出を務めている日本テレビの髙橋利之さんは、『行列のできる法律相談所』も手掛けている方で、そうした関係でアンジャッシュ渡部建さんは『笑ってはいけない』への出演オファーをもらったとされていますし、東野幸治さんは性格が冷淡、人間味が無いなどと言われている一方で仲間思いな面もあることから、『女性セブン』が伝えているお蔵入りシーンの内容は事実なのかもしれません。
ちなみに、東野幸治さんは今年8月に、“脱税”問題で活動を自粛していた後輩のチュートリアル・徳井義実さんと『旅猿』(日本テレビ系)で共演し、徳井さんは同番組で地上波テレビ復帰となっていました。
一方でアンジャッシュ渡部建さんのテレビ復帰はしばらくお預けとなり、東野幸治さんと後藤輝基さんは共演損となりそうな気配ですが、先日『週刊ポスト』が報じた記事によれば、『笑ってはいけない』のお蔵入りシーンが有料動画配信サービス『Hulu(フールー)』で配信されるとの情報もあるとのことです。
これは番組スタッフからの声を受けてのものだそうで、記事では日本テレビ関係者が、「渡部さんは犯罪を犯したわけではないし、事実を認めて謝罪もした。非難する声が多いのは承知しているが、一方で『観たい』という声があるのも事実。ネット配信版は落とし所だと思う」
と語っています。
お蔵入りシーンに関しては、年明けに毎年放送される未公開シーンなどを含めた完全版スペシャルでオンエアされるのではないか、DVD・Blu-rayには収録となるのではないかなどの予想が飛び交っていますが、アンジャッシュ渡部建さんの登場シーンは日の目を見ることができるんでしょうかね。