笑い飯・哲夫が霜降り明星・粗品と和解? 電話の内容をラジオで告白。THE Wの審査巡る騒動に終止符か

『笑い飯』の哲夫さん(本名=中西哲夫 50歳)が24日、水曜レギュラーを務めるラジオ番組『赤maru』(FM大阪)に出演し、『霜降り明星』の粗品さん(本名=佐々木直人 32歳)からYouTubeで痛烈批判された件に言及しました。
哲夫さんと粗品さんは、15日放送の『女芸人No.1決定戦 THE W 2025』(日本テレビ系)で審査員を務め、粗品さんは番組サイドの意向により、他の審査員よりも多くコメントを求められ、ネタの良かった点と悪かった点を挙げながら、どう改善したら良くなるのかのアドバイスも具体的に伝えようとする姿勢に、視聴者から絶賛の声が上がっていました。
一方、哲夫さんがコメントを振られた回数は粗品さんの半分以下で、哲夫さんは2019年から7回(最多タイ)も審査員を務めていることもあってか、先週放送の『赤maru』では、「そんな差あんねや、そんだけしかコメントさしてもらってないんやって思ってん。だから次からもう断ろうかなと思ってます」「オレのコメントとかを大事にされないっていうんやったら、やらん方がええんかなって」
と不満を漏らしました。
また、粗品さんのコメント回数が多かったのは番組サイドの意向であることは理解しつつも、「粗品のコメントは、もうちょっと尺(時間)が短くてよかった。僕のコメントのとこまで、もうちょっと回数増えるぐらいにしてもらわんと。そうじゃなかったらもう今後やりません」
と、審査員降板を示唆していました。
これらの発言に粗品さんはブチギレ激怒し、哲夫さんに向けた50分超えの痛烈批判動画をYouTubeで公開しました。
哲夫さんのことは芸人としては大好きで、リスペクトしているとしながらも、「あなたね、大した審査コメントしてはらなかったやないですか? 僕の審査時間30秒渡したとして、どうなってましたか?」「主催者側に選んでもらえるように喋ったら良かったじゃないですか。はっきり言いますけど、需要なかったんでしょ? あなたのコメントに。そう判断されたから1番少なかっただけじゃないですか?」
と指摘しました。
さらに、哲夫さんの発言は「才能ある後輩への嫉妬」だとして、「“老害”になってしまってるんやとしたら僕は悲しい」とも語り、その後放送のラジオでも哲夫さんの件に言及し「絶対に哲夫さんの返事が欲しい」との思いを明かしていました。
哲夫さんはその後、21日放送の『M-1グランプリ 2026』でも審査員を務め、冒頭の審査員紹介のシーンでこの件に軽く触れ、ボケを挟みながら粗品さんと電話で話したことを明かしつつ、「注目されるべきは僕なんかじゃなくて、ネタをされる方なんで。僕のことはどうでもええんで。ぜひネタを楽しんでほしい」と視聴者に呼び掛けていました。
そして、今日放送の『赤maru』で粗品さんと電話で話した内容を明かしました。
哲夫さんは、粗品さんの動画を見たうえで電話をかけて30分ほど話したといい、その時のお互いの様子や会話の内容については、「粗品に動画回されたからって、何にも考えてない、何にも怒ってないし。やられたもないし。全く無の状態やから、気にせんといてなと」「ほんまにいつも通り。(粗品は)『リスペクトしてます』っていうテンション。俺も結構酒飲んでたけど、『すいません』って言うてたのかな? 言ってなかったら申し訳ないな」
と語りました。
粗品さんと電話で話した際に、M-1の審査員紹介の場面でこの件について言及することも予め伝え、自ら騒動をネタにしたことも明かしていました。
また、THE Wでコメントを求められた回数が少なかったことについても、先週の放送では愚痴を漏らしたものの、番組サイドの意向でそれは納得していると語り、それにもかかわらず粗品さんのコメント時間を短くした方がいいと言った理由については、「最近の粗品に、誰も物申さなくなっている風潮が俺はちょっとちゃうと思うから」
と真意を説明しています。
これに対してネット上では、
- コメント数が少なかった事とか、来年の審査員辞めようかなとか言わなきゃいいのに
- 粗品は自分はこんなに漫才の事、芸人の事を分かってますアピールしたいだけに見えたかな
コメントはもう少し簡潔にして細かいのは後で裏でやれとしか思わなかった - これは哲夫の貫禄勝ち
- 大御所でもないのに裸の王様、腫れ物っぽくなってる
- 粗品ってのぜんぜんおもんないやん 人に絡むにしてもなんか一個笑いを入れろよ、お笑いなんだから
- 見てても不愉快で楽しいプロレスではない 粗品はトークの場を壊してるにしか思えない
- 粗品とN党の立花氏が似てると思う。何か言ったら、とことんまで詰めて来る所が何か嫌
- この状況って、今の社会の上司部下、先輩後輩と同じ感じに見えます。ハラスメントが怖くて、言えない状況で言われない事を良いことに、物凄く言ってくる。
今度、粗品君がこれを後輩に同じように言ったら、ハラスメントですよね完全に
などの声が上がっています。
粗品さんとしては、番組サイドの意向を汲み、そしてTHE Wに出場する芸人たちの今後を考えたうえで熱の入ったコメントをし、番組を盛り上げたという自負があり、それにも関わらずリスペクトしている先輩から褒められるどころか、ラジオ番組で番組降板も示唆しながら、文句を言われたことがどうしても納得できなかった様子です。
粗品さんが怒る気持ちも理解できなくはありませんが、動画では哲夫さんの審査内容についても色々と批判したうえで、需要がないのではと言ったり、“老害”というワードも使用して先輩の言動を非難するのはどうなのか、さすがに言い過ぎで一線を越えてしまっていると感じました。
それぞれのファン等の間でも粗品さんの動画は物議を醸すと共に、哲夫さんはどういったアンサーをするのかに注目が集まりましたが、粗品さんの指摘に対して反論したり、激怒することなく、間違いを指摘された点については素直に謝罪し、反省していると語るなど、大人の対応をして騒動を収束させた形ですね。
粗品さんは昨年にも、シンガーソングライター・嘉門達夫さんから「粗品の毒舌には愛がない」などと苦言を呈されたことにブチギレ激怒し、「大っ嫌いな老害」などと言って楽曲を批判するなどしていましたが、嘉門さんはそれに対して激怒することなく、「とてもありがたいことですよ。逆に自分のこと宣伝してもらっているようなもんですし。『鼻から牛乳~令和篇~』のことまで取り上げてもらって(笑)」などと語り、大人の対応をしていました。
そして、今回も哲夫さんが大人の対応をしたことによって、このまま騒動は収束に向かいそうですが、改めて粗品さんの言動が問題視されており、せっかくTHE Wの審査などで好感度が上がっていたにも関わらず、自ら評判を落としてしまうのは非常にもったいないと感じ、大きな影響力がある立場だからこそ、言動にもう少し注意を払った方がいいのではと思います。
関連記事
今年の『THE W』視聴率発表。霜降り明星・粗品を審査員起用で注目度上昇、その結果は…(2025年12月15日)
霜降り明星・粗品『THE W』レベル低すぎと痛烈批判。審査員就任、辛口批評予告し注目集まる。動画あり(2025年12月13日)
今年の『THE W』ファイナリスト決定し審査員発表。霜降り明星・粗品が初起用「俺がTHE Wを救う」と宣言。(2025年11月29日)
M-1グランプリ2024審査員発表、松本人志の出演なし。かまいたち山内健司、オードリー若林正恭ら中堅芸人起用で物議(2024年12月15日)
日本テレビ『女芸人No.1決定戦 THE W』開催、優勝者には1000万円! 女性限定の賞レースに批判の声が噴出(2017年9月6日)



































姓名判断の結果が的確過ぎてヤバイww
和解もなにも人の悪口ばかり言ってるクズに審査委員やらすな