今期民放で放送の連続ドラマで、トップクラスの好視聴率を記録している『イチケイのカラス』(フジテレビ系 月曜21時)で、型破りな裁判官を演じている俳優・竹野内豊さんの意外な素顔、謎に包まれた私生活について週刊誌『週刊文春』が報じています。
竹野内豊さんは2010年10月期放送の『流れ星』以来、約11年ぶりに『イチケイのカラス』で月9主演を務め、初回平均視聴率は『ドラゴン桜 第2シリーズ』(TBS系)に次いで、今期の民放ドラマ2位となる初回平均視聴率13.9%を記録し、第2話は10.5%までダウンしたものの、第3話は12.7%、第4話は12.4%と、2ケタの数字をキープしています。
<↓の画像は、月9ドラマ『イチケイのカラス』キャスト写真>
同名漫画を原作とした『イチケイのカラス』は昨年11月にクランクインし、今年3月まで約5ヶ月間にわたって撮影(通常は3~4ヶ月)が行われ、放送が始まる前の記者発表会に出席した竹野内豊さんは、撮影期間を振り返って現在の心境を聞かれると、「去年の11月から撮影が始まったのですが、長かったようで、振り返ってみると…やっぱり長かったな(笑)。5ヶ月間ですからね。でも、こういう時期にスタッフ、キャスト全員が、最後まで健康で、無事に撮影を終了することができたというのは、本当に安心しました」
などとコメントしていました。
『週刊文春』によれば、出演者たちは裁判用語が飛び交う法廷シーンに苦戦していたそうで、「竹野内さんは台本を読んで『勉強になりました』と話す一方で、黒木さんに『裁判の用語は難しいね』と苦笑いしていた。法廷のシーンで、竹野内さんが『異議を棄却します』という短いセリフを『いぎょうを……』と言い間違えて何度もNG。法廷内は大爆笑でした。セリフ覚えが苦手なんです(笑)」
と、現場スタッフが明かしています。
ドラマの核となる法廷シーンは特に丁寧に撮影し、2日間にわたって合計18時間も撮影したことがあったと竹野内豊さんが明かしていたのですが、「竹野内さんも現場で悩みに悩んでいました。自分の演技に自信がなかなか持てないから、撮影が押してしまうんです」「『自分の演技はこれでいいですか?』と何度もスタッフに確認する。黒木さんはじめ、共演者やスタッフもかなり待たされてピリピリしていました」
とも現場スタッフは語っています。
竹野内豊さんはどのような演技をするか、迷った状態のまま現場に入ることも多いといい、他の撮影現場でも演技プランをコロコロ変えることから、周囲が振り回されてしまうこともあったそうです。
一方のプライベートでは、2014年に16歳年下の女優・倉科カナさん(33)との熱愛交際がスクープされ、半同棲状態で結婚秒読み状態とも囁かれていましたが、2018年に破局していたことが明らかになりました。
それ以降は浮いた話も無く、現在も独身を貫いているのですが、謎に包まれた竹野内豊さんの私生活についてベテラン芸能記者は、「竹野内はバイクや高級外車のSUVが大好きで運転が上手い。バックミラーをよく見て、追跡にすぐ気づく。逆に追跡を疑った竹野内が鬼の形相でハンドルにかじりついて追ってきたこともありました」
と明かしています。
このようにプライベートを徹底ガードしている竹野内豊さんは、「結婚すると落ち目になるのでは」と思っているそうで、「彼は意外にも自己評価が低く、演技もプライベートも迷いが多い優柔不断なタイプなんです。結婚に関しても、7年前に父親を病気で亡くして、母親の面倒をみることもあり、慎重になっている。女性に対して積極的でもないので、交際に発展しづらい」
とスポーツ紙デスクが語っており、現在交際している彼女がいるとの情報も特にありません。
そして、この報道を受けてネット上では、
- あんなに格好良いに自信過剰にならず、控えめなところが更に素敵さを増す
- イケメンという言葉が使われ出した頃からの揺るぎないイケメンの中のイケメン。
器用なタイプではないとは思いますが、色々な役柄に挑戦して幅のある役者さんになってきましたね - ギボムスも良かったけど、もう一度君にプロポーズも良かった。この人のドラマは見入ってしまう。
どの役も素敵に演じていて、嫌味のない役者さんだと思う。これからもこの人のいろんな役を見てみたい。 - 私生活が謎に包まれていた方が良いと思う。俳優の竹野内豊さんだけで充分。
よく結婚した途端にブログなどで私生活を公開しているけど、イメージが崩れてがっかりする事も多々あります。
竹野内さんの芝居の ほんわかした優しい雰囲気が大好きだから。 - 恋愛に積極的でなく、常に相手からのアプローチありきで交際するなら、結局相手のことを本心では好きじゃない可能性が高そう。だからいつも結婚まで踏み切れないんじゃない?
人気が落ちるから結婚しないとか、さすがに50歳過ぎて考えてないと思います
などの声が上がっています。
『週刊文春』だけでなく、ニュースサイト『日刊大衆』も竹野内豊さんの素顔などについて報じており、「実は、主演の竹野内さんなんですが、セリフ覚えがそんなに良くないんですよね。現場でも噛み噛みでNGもけっこう……。でも、だからといって竹野内さんは落ち込んだり、暗くなったりせず、NGを出しても、明るく振る舞っていたので、“逆にすごい”という声も出たほど。ただ、竹野内さんのシーンが多すぎると撮影スケジュールに支障をきたす可能性があったので、実は、当初よりも竹野内さんのセリフが削られ、黒木さんや小日向さんのセリフがめちゃくちゃ増えているそうですよ」
と、ドラマ制作会社関係者が語っています。
続けて、「竹野内さんはかなり優柔不断な性格のようですね。そのため、ドラマ関係者の間では、竹野内さんと同じ現場だと言うと『あの人と一緒なんですか?大変ですね……』と言われるほど。」
と明かしています。
それにも関わらず、竹野内豊さんの仕事が絶えない理由は、女性関係の話がなく、スキャンダルとは無縁だからだそうで、「今はプライベートが怪しい俳優はキャスティングの段階で嫌われてしまいますからね。そして何より、結果を出せることですよね。撮影現場が少々大変でも、今回『イチケイのカラス』のような数字も取れる素晴らしい作品を、主演俳優として務め上げられるのはさすが」
と語っています。
このように、竹野内豊さんは優柔不断でセリフ覚えが悪いなどと、ネガティブな報道が相次いでいるのですが、俳優デビューから27年にわたって第一線で活躍し続けているにも関わらず、女性関係のトラブル、悪評がほとんど聞こえてこないというのはスゴイことだと思いますね。
竹野内豊さんは現在も女性人気が高く、多くの女性からアプローチを受けているだろうと思いますが、これまで週刊誌等に交際が報じられた女性は数えるほどしかおらず、交際が発覚した女性とは数年にわたって真剣交際し、結婚も囁かれていました。
しかし、最終的には結婚に至らず破局を迎えており、これが優柔不断な性格によるものとも言われていますが、竹野内豊さん自身は結婚について、「(何度か結婚を意識した女性がいたが)タイミングが合わなかったんですよね。自分が結婚したいと思った時に相手がすごく忙しかったり、何かしらのアクシデントが起きたり、相手がすごく結婚したいと思った時に、今度は自分がそういう状況ではなかったり……。結婚も人生も全てタイミングのような気がします」
と語っています。
仕事に関しても優柔不断な性格によって、周囲を振り回すことも少なくないそうですが、現在も様々な役柄に挑戦し演技の幅を拡げながら、しっかりと良い結果を出しているものが複数あり、それによって仕事のオファーが絶えないのでしょうね。
竹野内豊さんは今期『イチケイのカラス』だけでなく、5月15日スタートの作家・東野圭吾さん原作の復讐を題材としたドラマ『さまよう刃』(WOWOW)で主演し、どういった演技を見せてくれるのか楽しみで、今後のさらなる活躍に期待したいです。