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竹内涼真が仮面ライダードライブ以来のドラマ主演。あざといと好感度低迷気味、演技力に心配の声も…

竹内涼真が実写ドラマ『テセウスの船』主演。来年1月にTBS日曜劇場で放送、ネットでは賛否両論も好視聴率獲得なるか。

人気イケメン俳優・竹内涼真さん(たけうち・りょうま 26歳)が、来年1月期放送のドラマ『テセウスの船』(TBS系 日曜21時)で主演を務めることが28日に発表されました。

『テセウスの船』は、2017年から今年6月までの2年間、漫画雑誌『モーニング』で連載された東元俊哉さんによる同名漫画の実写化で、31年前の無差別毒殺事件で死刑判決を受けた警察官の父親の冤罪を信じて、息子が事件の真相を追うヒューマンミステリー作品となっています。(漫画『テセウスの船』第1巻の試し読みページはこちら [無料サイト『ソク読み』])

竹内涼真さんが連ドラ主演を務めるのは、2014年~2015年放送の特撮ドラマ『仮面ライダードライブ』(テレビ朝日系)以来で、『テセウスの船』で演じる主人公・田村心(たむら・しん)は、警察官だった父親が起こしたとされた殺人事件の謎を追う青年で、ある日妻から「お父さんを信じてみて」と言われ、拘置所に収監されている父親に会うことを決意します。

そして、事件現場に向かったところ突然霧に包まれ、事件発生直前の1989年にタイムスリップし、そこで目にしたのは自分の家族の笑顔溢れる姿で、父親の事件を阻止出来れば家族を守れると考え、心は事件によって失われた家族の笑顔を取り戻すために、過去を変えるというタブーに挑むことを決意するのだが…というストーリー展開となっています。

作品タイトルの『テセウスの船』は、ギリシャ神話がモチーフとなっているパラドックス(逆説、逆理)の1つで、英雄・テセウスの船を後世に残すために、老朽化した木材を新たな木材で置き換えていき保存していたものの、「この船は、同じ船と言えるのか?」との議論が巻き起こったという矛盾を問題提起したエピソードです。

この作品も、過去を変えたとしても、未来の家族は果たして同じと言えるのかどうかの課題に主人公が挑んでいくストーリーになっています。

『テセウスの船』の主演に抜擢された竹内涼真さんは、「ミステリーやタイムスリップといった要素もありますが、そこに家族の愛の物語も織り込まれ、今までに読んだことのない非常に面白い作品です。」と原作を絶賛し、自身が演じる役どころについては、「31年前の殺人事件で父親が逮捕され、顔も見たことがない父親のせいで長年苦しい思いをしてきた青年です。重い役柄ではあると思いますが、それ以上に日曜劇場の主演ということで、このような大役を演じさせていただけることを今はすごく幸せに思っています。」と語っています。

今作は木村拓哉さん主演で20日からスタートした『グランメゾン東京』、来年4月期放送の堺雅人さん主演『半沢直樹 第2シリーズ』の間に放送されるのですが、「あんまり気にしてなかった。僕にしかできない面白いドラマを作りたい」「“金メダル”を取る自信はあります。見てもらって初めてドラマも完成する。絶対見てもらいたい」と意気込んでいます。

原作者の東元俊哉さんは、「企画をいただいて一番驚いたのは、キャストの皆さんの豪華さです。田村心役の竹内涼真さんをはじめ、どの配役もぴったりで、続報にご期待いただければと思います。脚本も素晴らしくて、原作にはない設定やシーンが多くあります。僕としてはこれがとてもうれしくて、毎回脚本を読ませていただく度に感動してます。」とキャストや脚本内容に太鼓判を押しています。

作品の魅力については、「サスペンスの部分も魅力の一つですが、その一方で世間から突き放された加害者家族の愛の物語でもあります。原作ファンの方々や、より多くの視聴者の方々に、このドラマが届いてほしいです。」とコメントしています。

そして、『テセウスの船』の実写ドラマ化、竹内涼真さんが主演を務めることに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

竹内涼真さんは所属事務所『ホリプロ』から猛プッシュを受けている若手俳優で、『仮面ライダードライブ』の主演で注目を集めて以降、阿部寛さん主演『下町ロケット』(TBS系)、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』、高畑充希さん主演の『過保護のカホコ』(日本テレビ系)、役所広司さん主演『陸王』、嵐・二宮和也さん主演『ブラックペアン』などのドラマに出演し、複数の映画にも出演しています。

来年5月公開の藤原竜也さん主演映画『太陽は動かない』への出演もすでに発表されており、『テセウスの船』では久しぶりに連ドラ主演を務め、その結果次第で来年以降さらに活躍の幅を拡げていくと予想されます。

こうした活躍ぶりの一方で、竹内涼真さんの言動を巡ってネット上では度々物議を醸しており、SNSに投稿の写真に対してファンからは「あざと可愛い」などと絶賛されているのですが、あざとさ、ぶりっ子ぶりが気になるという方も多く、アンチが多いことでも知られています。

そのため、『テセウスの船』でTBS系の日曜劇場で初主演を務めることに対しても賛否両論で、果たして視聴率を取れるのかという声も上がっています。

連ドラ主演は『仮面ライダードライブ』以来で、その後主演を務めた実写映画『青空エール』や『センセイ君主』は人気の割には微妙な興行成績となっているため、少し心配なところではあるのですが、『テセウスの船』の原作者である東元俊哉さんは、キャストだけでなく脚本も素晴らしいと絶賛していることから、竹内さんの代表作となるような良い仕上がりになっていることに期待したですね。

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