永山瑛太さん(40)の弟で、大麻取締法違反の罪で起訴された永山絢斗被告(ながやま・けんと 34歳)が、来年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』から降板し、代役に竜星涼さん(30)が内定したと週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』が報じています。
来年放送の『光る君へ』では吉高由里子さん (35)が主人公・紫式部役を演じ、永山絢斗被告は藤原道長の甥・藤原隆家役を演じることが5月23日に発表されました。
永山絢斗被告は2019年放送の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』以来5年ぶり、2度目の大河ドラマ出演で、「平安時代なんて初めてですし、めったに生きることはできないので、長丁場の撮影になりますが、最後まで強い気持ちで参加しようと思います」「弓や乗馬の稽古もあるので楽しみで仕方ありません。皆様の記憶に残るような大河ドラマになるように尽力いたします」
などとコメントしていました。
<↓の画像が、『光る君へ』を降板した永山絢斗被告の写真
しかし、この発表からわずか3週間後に自宅で大麻を所持していたとして逮捕、後に起訴され、この事件を受けて所属事務所『パパドゥ』はNHKに『光る君へ』からの降板を申し入れ、代役探しが行われていました。
そして、週刊女性PRIMEの記事ではNHK関係者が、「執行猶予の判決がでれば、永山被告は活動を再開し撮影に参加することもできますが、さすがにそれは局のイメージに関わりますから。すでに代役探しは終えていて、竜星涼さんに決まったと聞いています」
と明かしています。
真相を確かめるためNHKに問い合わせたところ、「代役については現在検討している段階です。決定次第、改めて発表いたします」と回答したとのことです。
竜星涼さんは、『光る君へ』で藤原寧子役を演じる財前直見さん(57)と同じく大手芸能事務所『研音』に所属し、2017年上半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』に出演して以降、『昭和元禄落語心中』、『ちむどんどん』など、NHKのドラマにもよく出演しており、そうしたNHKへの貢献度や演技力が評価されて代役に内定したのでしょうね。
ちなみに、2020年放送の『麒麟がくる』でヒロイン・帰蝶(濃姫)役を演じる予定だった沢尻エリカさんが薬物事件を起こして降板後、代役に抜擢されたのは研音所属の川口春奈さんでした。
『光る君へ』の撮影は5月28日からスタートし、永山絢斗被告は夏以降に撮影入り予定だったとされているのですが、竜星涼さんは9月に舞台『ガラパコスパコス~進化してんのかしてないのか~』で主演することが決定しており、これから忙しくなりますね。
竜星涼さんは、黒島結菜さんが主演した朝ドラ『ちむどんどん』でヒロインの兄(ニーニー)役を演じ、あまりのクズキャラぶりが視聴者の間で度々物議を醸し、これによって竜星さんのイメージまで悪影響が及ぶ事態となっていましたが、永山絢斗さんに代わって出演予定の『光る君へ』で良い演技を見せ、これによってイメージが回復し、仕事の幅がさらに広がっていったらと思いますね。