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ためしてガッテン!好視聴率も終わった理由、特番で復活も? 最終回の内容に視聴者から批判噴出、立川志の輔も納得していない?

立川志の輔とNHKに亀裂…ガッテン!突如終了で関係悪化か。最終回放送巡るトラブル、前田晃伸会長の判断に局員も…

生活情報番組『ガッテン!』(NHK 水曜19時30分)の最終回が2日に放送され、平均世帯視聴率が12.7%(前4週間の平均視聴率11.0%)、個人視聴率は7.4%と、高い数字を記録していたのですが、多くの視聴者から親しまれているにも関わらず突如終了した裏側や、番組の司会を務める落語家・立川志の輔さん(67)とNHKの間に、亀裂が生じていることを3日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。

『ガッテン!』は2016年4月に、1995年3月末から放送の『ためしてガッテン』の後番組としてスタートし、司会は変わらず立川志の輔さん、NHKの小野文惠アナウンサー(53)が務め、食生活や健康などの話題をテーマとして取り上げ、様々な実験や取材を元に分かりやすく、生活に役立つ裏ワザや知識を伝えていました。

『ためしてガッテン』から『ガッテン!』にリニューアル後も、番組の世帯視聴率は安定して10%を超えており、2018年にはシリーズの放送回数が1,000回に到達し、NHKを代表する情報番組となっていたのですが、昨年12月に『週刊文春』によって番組の打ち切り終了が報じられました。

この報道から2ヶ月近く経った1月26日、最終回放送の1週間前にNHKが番組終了を正式発表し、このタイミングで終了となった理由についてNHKは、「冬季北京五輪の中継や特別番組の放送など、編成上の理由でこのタイミングでの終了となった」などと説明し、後番組については後日発表するとしています。

そして、2月2日放送の最終回は「しつこい目のぼやけ 気づいて!本当の原因解明SP」と題して、通常通りテーマに沿った情報を伝え、終盤まで番組終了には一切触れることなく、最後に立川志の輔さんが、「27年お世話になりましたが、今回をもちまして最終回ということになりました。本当に長い間ご覧いただきありがとうございます」と挨拶しました。

また、「ガッテンできる毎日を」と書かれた垂れ幕を披露し、立川志の輔さんは最後に「これからも、ずっとガッテンできる毎日を!ガッテン!」と言って、拳で手の平を叩く“ガッテンポーズ”を披露し、27年にわたる放送に幕を閉じました。

<↓の画像が、『ガッテン!』最終回のラストシーン>

長寿番組が終了する際には通常、過去の名場面などを放送時間を拡大して振り返ったりしますが、『ガッテン!』は通常放送で終了し、最終回の内容や放送終了日などに対して視聴者から疑問の声が多く上がる中で、こうした終わり方となった裏側を女性セブンは伝えています。

記事では広告代理店関係者が、「これだけの長寿番組の最終回が特番でもなく、通常放送。誰もが円満終了だとは思っていません。トラブルの末の打ち切りだという声すらあります」と明かしています。

『ガッテン!』の終了理由についてNHK関係者は、2年前に会長に就任した前田晃伸会長(77)による“特命プロジェクト”とし、「前田晃伸会長は、次々と改革を打ち出さいています。人事面では年功序列を打ち破り、ついには番組にまでメスを入れ始めた。通常、番組改編は1年ほどかけて検討されますが、“特命”ですから会長の意向次第。ガッテン!終了に関しては『視聴者の若返りを図る』のが大きな理由。昨年の紅白歌合戦が視聴者の若返りを図ったことで一部から不評を買ったように、急激な変化は思わぬトラブルを招きます。高齢者の視聴者層がないがしろになっていないかと、局員の中には不満を覚える人も多い。」と、会長の判断に対しては局内でも物議を醸しているようです。

<↓の画像が、NHKの前田晃伸会長の写真>

27年にわたって司会を務めてきた立川志の輔さんも、『ガッテン!』の終了に納得がいかない関係者の1人で、志の輔さんに番組終了が伝えられたのは昨年11月のことだったといい、NHKの部長と2人きりの席で伝えられたそうで、志の輔さんとしては寝耳に水。相談ではなく決定事項として伝えられたそうです。契約書では3ヶ月前の通達でいつでも契約終了できることになっていたようで、そこで2月で終了となったとか。事実上の打ち切りです。(中略)昨年12月以降、志の輔さんはかなり落ち込んでいて、NHKとの間に『亀裂が入った』と周囲は言っていました。」と、別のNHK関係者が証言しています。

立川志の輔さんは雑誌インタビューの中で、『ガッテン!』は「完全に自分の一部」と語るほど番組への思い入れは強く、NHK関係者によれば、志の輔さんは番組の打ち合わせに加えて編集作業にも参加し、番組スタッフも若返っていく中で年長者として番組を牽引する存在だったといいます。

スタッフからの信頼も厚かったそうで、「彼ほど番組のことを考えている人はいません。打ち切るにしても、せめて半年ぐらい準備をさせてほしかった」とNHK関係者は訴えています。

一部のスタッフは、どうにか番組を継続したいとの思いから上層部に「続ける方法はないか」と掛け合っていたそうですが、その思いは届かず昨年12月中旬に最終回の収録が行われたとのことです。

その時の様子についてNHK関係者は、「収録は滞り無く進み、収録が終わったスタジオで慰労会が開かれました。スタッフが1人ずつ志の輔さんに感謝の言葉を伝えたのですが、中には10分以上も切々と話すスタッフもいました。志の輔さんは涙をこらえながら、聞き入っていました」と明かしています。

<↓の画像は、『ガッテン!』最終回収録後の立川志の輔さん、小野文惠アナの写真>

『ガッテン!』の終了を巡ってはNHK内でも様々な声が上がっているそうで、「NHKの幹部としても、ここまでハレーションが大きいとは思っていなかったはず。今後、志の輔さんとスタッフとの“落とし前”として、特番での復活はあるかもしれません」ともNHK関係者は語っています。

『ガッテン!』の公式サイトやツイッターでは、小野文惠アナのコメント動画は投稿されている一方、立川志の輔さんのコメント動画は無しというのも気になる部分で、女性セブンが報じているように志の輔さんは突然の終了に納得がいかずに、NHKとの間に亀裂が生じているのは本当なのかもしれないと感じます。

そして、番組終了後には視聴者から様々なコメントが寄せられており、

などの声が上がっています。

NHKは、国民から徴収した高額な受信料で成り立っている公共放送にも関わらず、民放と同様に視聴者の若返りを図るとして、今の時代に視聴率が10%を超えている貴重な生活情報番組を突然打ち切るというのは疑問で、スポンサーである視聴者の存在を完全に無視していると思われても仕方がないかと思います。

『ガッテン!』打ち切りをスクープした週刊文春によれば、前田晃伸会長は来年1月に会長再任の時期を迎えることから、それまでに自身の改革によって実績を作りたいとの思いがあるといい、大胆な番組改編もその1つとみられるそうです。

週刊文春の直撃取材に対して前田晃伸会長は『ガッテン!』について、面白いよね。長持ちしているのは理由がある。でもそれだけでいいのかってね。マンネリ化しちゃう。常に新しいのは出さないとと語っていました。

前田晃伸会長は先を見越して打ち切りに踏み切ったようですが、番組は今も2ケタをキープしており、個人視聴率も1ケタ台後半で推移し、多くの視聴者に親しまれていたのは間違いないので、視聴者の意見も参考にしながら特番などでの復活も検討してほしいですね。

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