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実写版『東京喰種』の主人公・金木研(カネキ)は窪田正孝、霧嶋董香(トーカ)は清水富美加に! 作者の石田スイ太鼓判もネットでは物議

窪田正孝が主演で人気漫画『東京喰種トーキョーグール』が実写映画化! ヒロインは清水富美加に決定し、ファンからは批判が殺到

『週刊ヤングジャンプ』で2011年より連載が開始し、コミックスの累計発行部数が1800万部を誇っている漫画『東京喰種トーキョーグール』(原作:石田スイさん)が実写映画化(2017年夏公開予定)され、俳優の窪田正孝さん(27)が主演、女優の清水富美加さん(21)がヒロイン役に起用されたことが明らかとなりました。

松竹配給によって実写映画化されることは17日に正式発表されていたものの、キャストについては発表されていなかったのですが、作者の石田さんが実写化発表後に自身のツイッターを更新し、「さまざまなご意見あるかと思いますが」と前置きをしながら、映画の制作側にワガママを聞いてもらい「『(そんなつもりは殆どないけど)実写やるなら、この人がいいな』と思っていた方に、やっていただけることになりました。」「彼がやってくれるなら、それは観てみたいなと思います。」などとツイートしており、ファンの間ではキャストに注目が集まっていました。

原作は2011年より連載がスタートし、10~20代の男女を中心に熱狂的な支持を得て、2014年からは新編となる『東京喰種トーキョーグール:re』がスタート。

同年にはアニメ化され、昨年7月には舞台化、その他にも、PlayStation Vita用のゲームもリリースされるなどしている人気作品。

<石田スイさん原作の『東京喰種トーキョーグール』>

人間の姿をしながらも人を喰らう怪人「喰種(グール)」が人間に紛れ込んで暮らし、思うままにのさばっている東京が舞台。

主人公の平凡な読書好きの大学生・金木研(愛称:カネキ)は、自分と同じ作家を愛読する少女・神代利世(リゼ)と出会うのですが、リゼは人間に紛れ込んだ喰種であり、そのリゼに捕食されかけて瀕死の重傷を負ってしまう。

搬送された病院でリゼの臓器移植をされ、生き延びることが出来たものの、その代償として「半喰種」になってしまい、そこから喰種の世界に関わることになったカネキは苦悩するのですが、以前より通い詰めていた喫茶店・あんていくの店長に救われ、そこで清水さんが演じる女子高生のアルバイトで喰種の霧嶋董香(トーカ)と出会う。

この店は喰種の集まる場所でもあり、喰種を駆逐する人間側の喰種対策局(CCG)と熾烈な戦いが始まるというストーリー展開になっています。

主演を務める窪田さんは、「原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています。石田先生のメッセージも読ませていただきました。有り難すぎるお言葉に気持ちが救われました。ただ実際は自分もビビっているのが本音です」と正直な気持ちを明かしながらも、「誠に微力でありますが、金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせていただきたく思います。」と決意し、「いち原作ファンとして、石田先生、原作ファンの方、東京喰種の名に恥じないよう現場でスタッフキャストの皆さんと精いっぱい作り上げて行きたいと思いますので、どうかよろしくお願い致します。」と意気込みを語っています。

一方のヒロインを演じる清水さんは、「声をかけて下さった方々に後悔をさせたくない、という思いと、役をいただいた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように、いや、そのテーマが何かも今は分からないのですが、詰めて詰めて、撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯(しんし)に作品に臨んでいきたいと思っております。」とコメントしています。

<主演の窪田正孝さん、ヒロインの清水富美加さん>

また、作者の石田さんは主演を務める窪田さんについて、「演技の素晴らしさは勿論、『カネキが実際にこの世界にいたらこういう感じ』というキャラのイメージぴったりのお姿」と太鼓判を押し、清水さんについては、「どう演じられるのか想像がついておりません。その部分に、『どうなるかわからないけど面白そう」という興味を抱きまして、自分が推させていただきました」と語っています。

加えて、「主役の方々もそうですが、『まさかこの人が…』という方も中には紛れ込んでいて、その方々に関しては、もう普通にファンとして観ちゃうなあ、と今から感じております。純粋にどうなるか楽しみです」と、来年夏に公開予定の実写版に期待を寄せています。

今作で監督を務めるのは、これまでにコカ・コーラやマクドナルド、KDDI au、SUBARUなどのCM、ショートフィルム、ミュージックビデオを手掛けてきたものの、劇場長編作品は今回が初となる萩原健太郎監督(35)で、7月にクランクインをするとのことです。

そして、今回の発表に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

石田さんは実写化が発表された際に自身のツイッター上で、「アニメ化の際もそうでしたが、こういうメディアミックスに関して、基本的には『しなくてもいい』と考えております。ただそういったお話のなかに、何か『面白そうだな』と思えるものがあれば、自分はやる価値はあるのかな、と思います。」と、実写化に至った経緯について説明。

また、脚本についても何度も制作側とやり取りを繰り返し、脚本家や監督に根気よく修正をしてもらったことなども明かしているのですが、「こればっかりは始まってみないとわからないですよねー…。そこは私もおんなじです、すみません。一緒にビビっていてください。」とツイートしており、やはり実写化には不安もある様子で、今回発表しているコメントでも不安があることを明かしています。

窪田さんは若手の俳優の中では演技力が評価されている方で、様々な役をこなせることから今年も『ヒーローマニア-生活-』、『64 -ロクヨン-』、『MARS〜ただ、君を愛してる〜』、『HiGH&LOW THE MOVIE』などの映画に出演。

昨年7月期放送の実写ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)では主演を務め、実写化に対して原作のファンからは様々な批判の声があったものの、窪田さんの鬼気迫る演技は絶賛の声が多く上がっていました。

そのため、現時点では『東京喰種』の実写化に対して批判の声が多く上がっているものの、他の実写版のように酷い結果にならないことに期待したいのですが、酷評される可能性は十分にあります。

果たしてどのような結果になるのか、実写版公開後の反応にも注目をしたいですね。

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