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沢口靖子のドラマ『科捜研の女』打ち切り終了説も放送継続へ? 好視聴率も終わる理由巡り物議、シリーズ存続を願う声

科捜研の女シーズン22を10月放送でシリーズ完結か。木曜ミステリー枠廃止、ドラマ終了説も…最後に1クール放送へ?

女優・沢口靖子さん(さわぐち・やすこ 56歳)が主演のサスペンスドラマ『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)が、4月7日に最終回を迎えたシーズン21をもって終了との情報も流れる中で、10日発売の週刊誌『週刊女性』が“1クール限定復活”し完結を迎えると報じています。

1999年からスタートした『科捜研の女』シリーズの終了は、『週刊文春』や『女性セブン』が昨年10月に報じたもので、『科捜研の女』などを放送する木曜ミステリー枠(木曜20時)ごと廃止することが決まり、上川隆也さん主演の『遺留捜査 第7シーズン』を7月期に放送後、枠が消滅するとのことでした。

木曜ミステリー枠の廃止理由としては、視聴者層の若返りや、制作を手掛ける『東映』の京都撮影所への出張費、滞在費の削減が挙げられており、木曜ミステリー枠の廃止後は火曜21時に「若者向けの新ドラマ枠」を設けるとされています。

しかし、『科捜研の女』シリーズは多くの視聴者から支持されている作品であるため、ネット上ではシリーズ終了に反対の多く上がっていたのですが、シーズン21の最終回放送にあたって複数のメディアが「シリーズ23年の“集大成”」と報じ、最終回のテロップでも「集大成」とシリーズ終了を示唆しており、劇中では沢口靖子さん演じる主人公・榊マリコに対して、科捜研の仲間らが次々に感謝を語っていくシーンなどがありました。

ただ、公式には『科捜研の女』が終了するとは発表されておらず、これによって様々な情報、憶測が飛び交う中で週刊女性は、最後に1クール放送し完結を迎えるとしています。

記事では制作会社関係者が、『科捜研の女』シリーズの終了報道が出た時点での裏側の動きについて、「立て続けに終了報道が出た時、テレビ朝日と沢口さんの所属事務所との間では、最終的な合意には至っていなかったそう。制作を請け負う東映が終了の方向で交渉していた中で、報道が相次いで出てしまった。このまま既成事実化させたくないという沢口さん側のプライドもあったでしょうし、テレ朝としても情報が漏れてしまったことへの負い目がありますからね。すぐに終了という方向へは傾きませんでした」と明かしています。

そして、『科捜研の女』の今後については、「彼女の所属事務所と東映との協議の結果、今年の10月から1クール限定で『科捜研』のカムバックが決まったんですよ。8月から京都での撮影スケジュールが組まれているそうです」としています。

テレビ朝日関係者も、「『科捜研』の枠は、9月で終了することが決まっています。ですが、10月からは火曜午後9時スタートのドラマ枠が新設。その枠の第1弾として『科捜研』が予定されています。通例なら2クール(半年間)放送されるのですが、1月からはすでに別の作品が決まっているので、今年10月~12月までの放送で、今度こそ見納めということになりそうです」と明かしています。

この報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

『科捜研の女』の打ち切りを報じた週刊文春も、木曜ミステリー枠が廃止後に新設するドラマ枠で、『科捜研の女』を一度だけ放送するプランがあると伝えていました。

ただ、新設する枠は若者をターゲットにするため、一発目に『科捜研の女』を放送することに対して、制作サイドは頭を悩ませているとしていました。

また、テレビ朝日系のABC朝日放送テレビで『ネオ科捜研の女(仮)』を制作し、『科捜研の女』シリーズを存続させるというプランも浮上しているとのことでした。

しかし、結局は10月期に1クール限定で放送してシリーズ終了となるようですが、『科捜研の女』はシーズン21も初回の平均世帯視聴率が12.8%を記録し、最終回直前の第17話で7.4%まで落ち込んだものの、全18話の期間平均視聴率は9.6%と、現在もそこそこの数字が取れるシリーズ作品ですし、放送の継続を望む声が多く上がっているだけに、連ドラは終了させたとしても年1回ぐらいの頻度でスペシャルドラマを制作するなどして、継続させてほしいものですね。

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