人気イケメン俳優・福士蒼汰さん(23)が主演の映画『ちょっと今から仕事やめてくる』(成島出監督)が5月27日より公開され、27・28日の映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)で初登場3位だったのですが、かなり厳しいスタートになっているとニュースサイト『日刊サイゾー』が報じています。
先週末の興行成績トップだったのは、公開から6週連続でディズニーの実写映画『美女と野獣』で、2日間の観客動員数は24万2,572人、興行収入は3億5,093万円、5月28日までの累計観客動員数は692万7,631人、興行収入は96億7,690万2,200円となっており、今週中にも100億円突破が見込まれています。
2位には、昨年3月に公開された山田洋次監督作の『家族はつらいよ』の続編となる『家族はつらいよ2』で、全国325スクリーンで公開され、観客動員は11万6,780人、興行収入は1億3,254万8,700円。
前作は最終興行収入が13.8億円となっており、これを超えられかどうかに注目が集まっています。
次いで3位にランクインしたのが、福士蒼汰さん主演の『ちょっと今から仕事やめてくる』で、全国285スクリーンで公開され、観客動員数は10万1,646人、興行収入は1億4,048万1,900円。
興行収入では『家族はつらいよ2』を上回っており、10億円が当面目標とされています。
<福士蒼汰さん主演の『ちょっと今から仕事やめてくる』>
3位以下のランキング結果については、公開7週目の『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が4位、観客動員数が8万9000人、興行収入が1億1700万円、累計観客動員数は494万8,389人、累計興行収入は63億5,090万2,500円となっており、過去最高を記録した前作を超えてシリーズ最高興行収入記録を更新しています。
5位には前週3位初登場したHey! Say! JUMP・伊野尾慧さん、山本美月さんW主演の実写映画『ピーチガール』、6位は前週4位の『ワイルド・スピード ICE BREAK』、7位は前週6位初登場の『君のまなざし』、前週5位の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』。
9位は、菅田将暉さん主演の『帝一の國』で、累計観客動員数は126万4,325人、累計興行収入は15億9,805万7,700円を記録し、10位は前週7位初登場した『メッセージ』という結果になっていました。
3位にランクインした福士蒼汰さん主演の『ちょっと今から仕事やめてくる』は、漫画家もされている小説家・北川恵海さんの同名ベストセラー小説を実写映画化したもので、幼馴染を名乗る男との出会いがきっかけで、本来の自分を取り戻していくと青年の姿を描いた物語で、ブラック企業で働くサラリーマン役を工藤阿須加さん、謎の青年役を福士蒼汰さんが演じています。
公開2日間の興行収入は1.4億円で、映画ランキングでは初登場3位という結果だったわけですが、『日刊サイゾー』は低調なスタート、爆死と報道。
<『ちょっと今から仕事やめてくる』の出演者たち>
(左から成島出監督、小池栄子さん、工藤阿須加さん、福士蒼汰さん、黒木華さん、吉田鋼太郎さん)
今年4月以降に公開された邦画の1週目の週末興行成績を見てみると、『帝一の國』(292スクリーン)は観客動員数は16万6,000人、興行収入は2億1,400万円。
福士蒼汰さんも出演している元SMAP・木村拓哉さん主演の『無限の住人』(全国331スクリーン)は、観客動員数が約14万5,000人、興行収入は約1億8,900万円。
V6・岡田准一さん主演の『追憶』(全国296スクリーン)は、観客動員数が18万人、興行収入が2億2,700万円。
唐沢寿明さん主演の『ラストコップ THE MOVIE』(全国283スクリーン)は、観客動員数8万1,000人、興行収入9,600万円。
伊野尾慧さん、山本美月さんW主演の『ピーチガール』(全国301スクリーン)は、観客動員数が12万人、興行収入が1億4,300万円。
上記作品の中では『ピーチガール』とほぼ同じ結果で、数字的には爆死というほど酷い数字ではありませんが、福士蒼汰さんが約2年前に主演した『ストロボ・エッジ』(2015年3月公開)は、全国294スクリーンで公開され、公開2日間の観客動員数が28万6,450人、興行収入は3億3,243万7,800円を記録。
<『ストロボ・エッジ』出演の福士蒼汰さん、有村架純さん>
昨年12月公開の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』では小松菜奈さんと共演し、公開2日間で観客動員数は15万人、興行収入は約2億円を記録しており、福士蒼汰さんがこれまで主演した作品の中では微妙な結果になっています。
また、福士蒼汰さんは様々なドラマにも出演しているものの、ここ数年は微妙な結果になっていることを指摘されており、2015年7月期放送の『恋仲』(フジテレビ系)で初めて月9主演を務めましたが、全9話の期間平均視聴率が10.8%で、当時の月9歴代ワースト視聴率を更新。
昨年4月期放送の『お迎えデス。』(日本テレビ系)でも主演を務め、土屋太鳳さんと共演しましたが、全9話の期間平均視聴率は7.9%と低視聴率を記録。
同6月に2夜連続放送されたスペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚』も、前編が8.3%、後編が7.7%。
今年7月期に放送の『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系 日曜22時30分)で主演を務めることが決定しているものの、また低視聴率となるのではないかと心配されています。
<7月期放送の福士蒼汰さん主演ドラマ『愛してたって、秘密はある』>
(左から川口春奈さん、福士蒼汰さん、鈴木保奈美さん)
福士蒼汰さんはこの他にも、来年公開の実写映画『BLEACH』、『曇天に笑う』、『旅猫リポート』で主演を務めることが決定しているのですが、果たして結果を残すことは出来るのでしょうか。