元卓球日本代表の“愛ちゃん”こと福原愛さん(32)が26日、フジテレビ系で生中継された東京五輪の卓球混合ダブルス決勝でコメンテーターを務め、この決勝では水谷隼選手＆伊藤美誠選手ペアが強敵の中国を破り、日本卓球史上初の金メダルを獲得したことによって、福原さんに「勝利の女神」との声も上がっていることを週刊誌『女性自身』のWeb版が伝えています。
福原愛さんは試合開始の数時間前から競技コメンテーターとして番組に出演し、福原さんがテレビ番組に出演するのは不倫・離婚騒動後初ということもあって大きな反響を呼び、台湾のメディア等も福原さんが仕事復帰した話題を取り上げていました。
＜↓の画像が、27日に仕事復帰した福原愛さんの写真＞
そして、肝心の混合ダブルス決勝戦では第1・2ゲームを中国ペアに先取され、大きなピンチを迎えながらも第3ゲームを11-8で奪い、これで試合の流れを引き寄せると、第4・5ゲームも奪って逆転し、第6ゲームは再び中国に奪われるも最終ゲームを見事に奪って、日本卓球史上初となる五輪で金メダル獲得の快挙を達成しました。
この試合の番組視聴率は、前半（20時～22時20分）が世帯平均視聴率18.3％・個人平均視聴率11.3％、後半（22時20分～23時）が世帯24.6％・個人15.7％、世帯の瞬間最高視聴率は40.5％、個人は26.2％と高視聴率を記録していました。
この試合中継で、スタジオ解説を務めた福原愛さんについて『女性自身』の記事では、「不倫疑惑も報じられただけに、“自粛モード”だと思われていた福原さんの登場に驚いた視聴者も多かったようです。福原さんは少しやせたようにも見えましたが、愛嬌のある笑顔は健在でした。細かいプレーや対戦相手の戦法などを冷静に分析しつつも、コロナ禍で五輪に挑む後輩たちにエールを送っていました」
とスポーツ紙記者が語っています。
また、“じゅんみま”ペアの金メダル獲得にネット上では、
- 「愛ちゃんて勝利の女神やったんかな」
- 「何だかんだあっても、愛ちゃんは勝利の女神か」
- 「福原愛ちゃんの解説わかりやすい。フジ以外もドンドン出てね」
などと、好意的な反応が上がっているとしています。
テレビ局関係者は福原愛さんの今後について、「愛さんは共同親権も得て心機一転となりました。今は設立した会社も早く始動させたいと考えているようです。プライベートでは色々ありましたが、日本卓球界の功労者であることには変わりません。日本が金メダルを獲った試合に立ち会えたことで、五輪後も仕事が舞い込む可能性は高いでしょう」
と語り、“勝利の女神”となったことが追い風となり、仕事が激増する可能性があるとしています。
『女性自身』はこのように報じているのですが、記事に対する反応を見てみると、
- いや、選手の頑張りであって愛ちゃんがいようがいまいが勝っただろ。勝手に神格化すんな
- 勝利の女神とは金メダル取った2人に失礼。不倫からの離婚直後のオリンピック解説って、相応しくないにも程がある。
- 金メダルは水谷選手と伊藤選手が頑張った結果であり、福原愛が勝利の女神だったからではない。
彼女を持ち上げる記事にはうんざりする。いい加減にして欲しい。 - 混合ダブルスの金は、純粋に水谷さんと伊藤さんの努力の賜物です。どさくさ紛れでイメージアップを仕向けるには無理がある。
- 金とってからスタジオに戻ったけど、変な空気だったねやっぱり…彼女が発言しても、絶対どこかにあの事が浮かんじゃうわけで。
せっかくの感動爆発が、どこか寂しい感じになった気はする。野村がいなかったらヤバかった - 台湾に置き去りにされた子供さんのことや不倫報道がよぎって、解説もメダルを喜ぶ笑顔も白々しく感じる。
せっかくの熱戦や感動に水をさされるのでできれば見たくない。
などと、相変わらず厳しい声が多く上がっています。
激しい攻防、接戦の末に、水谷隼選手＆伊藤美誠選手ペアが中国に勝利できたのは、当然ながら福原愛さんのおかげではなく、2人の実力、勝利への強い気持ちが中国ペアに勝っていたからこそです。
そのため、福原愛さんがスタジオ解説を務めていたからと言って、“勝利の女神”扱いするのは正直どうかとは思いますが、不倫・離婚騒動前から福原さんの丁寧で分かりやすい解説を高く評価する声は多く上がっており、日本卓球史上初の金メダル獲得もあって卓球に大きな注目が集まっているので、今後少しずつ卓球関連の仕事が増えていく可能性はありそうです。
ニュースサイト『AERA dot.』によれば、フジテレビはこれまで福原愛さんの密着取材などを重ね、太いパイプがあるからこそ東京五輪の番組に起用したとし、今後も密接な関係にあるテレビ局の番組などに出演していき、福原愛さん自身も悪化したイメージを回復させたいとの思いとみられますが、台湾に子供を残して既婚男性とデートしていた問題で深い傷を負っており、ネット上では今後もしばらく批判の声が上がり続けるでしょうね。