新型コロナウイルスに感染し、入院している俳優・タレントの石田純一さん(本名=石田太郎 66歳)が23日、フジテレビ系の生放送番組に電話出演する予定だったのが急遽中止となったのですが、これに対してネット上では批判の声などが上がっています。
石田純一さんは沖縄へ渡航後の11日に倦怠感の症状が現れ、帰京後の14日に病院で検査を受けたところ肺炎の兆候が見られたことで入院、15日には38.8度の高熱症状があり、PCR検査の結果で新型コロナウイルスの陽性が判明しました。
<↓の画像は、石田純一さんの新型コロナウイルス感染までの経緯>
その後すぐに医師から「一刻の猶予も無いので、(抗インフルエンザ薬の)アビガンでいかないか」と言われたといい、その時点で呼吸なども弱まっていたことから服用、そこから体調が悪化することなく小康状態が続き、服用から4日ほどで平熱に近い36.6度~36.8度ぐらいまで下がったといいます。
<↓の画像は、入院直後の石田純一さんの写真>
これは22日に、石田純一さん本人が病床からラジオ番組の電話取材に応じ明かしたもので、23日昼には生放送の『バイキング』、同日21時から生放送の『直撃!シンソウ坂上』に電話出演する予定だったのですが、バイキング放送中に出演中止が報告されました。
司会の坂上忍さんは番組終盤に今さっき入ってきた情報として、「今日の『バイキング』が終わって、すぐに電話でお話させていただく手はずになっていたんですけど、体調不良ということで中止になりました。」
と報告し、「具合の方が非常に心配なんですけど…大事に至らないことを願いたいと思います」と語っていました。
そして、石田純一さんの生電話出演が急遽キャンセルになったことに対してネット上でも、心配の声などが上がっていたのですが、『デイリースポーツ』が石田さんの所属事務所『メロン』に出演キャンセルの理由を聞いたところ、医師から仕事を控えるよう忠告されたことを受けて、急遽出演を取り止めたと明かしたとしています。
石田純一さんのマネージャーによれば、石田純一さんが医師から「体調が万全でない中、仕事を抱えてしまうとどうなるか分からない」と言われたといい、これによって出演予定だった『バイキング』と『直撃!シンソウ坂上』への電話出演を中止したといいます。
これに対してネット上では、
- 医者からしたら「馬鹿じゃないか」だろ
- 今は、仕事どころではないでしょう。医師から言われないと判らないとは。。。
片岡さんや他の人がコロナについて発信するのとは訳が違う。ただただ不快なだけ。 - なんやそれ……医者に相談せずに出演決めてたんかい。命を助けてくれたらあとは自分のやりたいようにするってか
結果的にテレビ局にまで迷惑かけて、どこまで自分勝手なんだこの男は…… - 入院中なんでしょ?そりゃ医師としては当然止めるよ。何のために入院してるのかって話。
バイキングも入院中とわかってるならバイキングから遠慮すべき。きちんと陰性になってから仕事するのが筋でしょ - 何でもかんでもとりあえず断らずに引き受けるからこうなる。依頼するテレビ局もテレビ局。今はお医者の指示に従い、大人しくしてて!
- そんなんNGなんか当たり前やろ。バイキング見てたけど後で取材する…って言うからビックリしたわ。
病院で治療中にもかかわらず…医者や看護師等が一生懸命治療にあたってくれているのに、なぜそんな勝手な判断をするのかな?
自分が自覚のなかった行動をして感染して、 感染させてるかもしれないのに、またみんなに迷惑かけるなんてホント非常識
バイキングのスタッフも、こんな時に石田純一に依頼するのもどうかしてる
などの声が上がっています。
石田純一さんは4月5日に茨城のゴルフ場へ行き、ラウンド後の食事会参加者から新型コロナウイルスを移された可能性が高いと見られており、その後さらに仕事として沖縄へと向かい、そこでもゴルフをするなどしていました。
こうした行動を問題視され、新型コロナウイルス感染に対しては同情の声よりも、批判や呆れ声の方が圧倒的多数で、ネット上では炎上状態が続いています。
それを受けて石田純一さんは『サンケイスポーツ』のほか、木曜レギュラーを務めるラジオ番組『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!』の電話取材に応じ、緊急事態宣言が発令後に沖縄へ渡航したことを反省、周囲に大きな迷惑を掛けてしまったことを謝罪するなどしています。
石田純一さんとしては、世間を騒がせてしまったことに対する謝罪の意味や、自身の体験談を伝えることも重要だと考え、様々なメディアの取材に応じているのかもしれませんが、一度症状が落ち着いても再び悪化する恐れもあります。
石田純一さんは現在も肺に影が見え、今もなお肺炎が治っていない状態にあるとのことから、とりあえず今はこれ以上症状を悪化させ、さらに周囲に迷惑を掛けないためにも、今は安静にして取材を受けるのは控えるべきかと思います。
また、メディア側も石田純一さんへの直接的な取材はとりあえず控え、現在の状態などについては妻の東尾理子さん、もしくは事務所を通して確認する程度にとどめるようにしてほしいですね。