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『なんでも鑑定団』司会の石坂浩二が番組降板の理由とは? プロデューサーとトラブルで降ろされた?

石坂浩二が『開運!なんでも鑑定団』降板? テレビ東京がクビ通告し3月で司会交代? 発言シーンを意図的に2年以上カット?

テレビ東京系で放送のバラエティ番組『開運!なんでも鑑定団』で司会を務めている俳優の石坂浩二さん(74)が、同局から司会降板を通告され、3月いっぱいで司会交代する方向で調整が進んでいると『スポーツニッポン』が報じています。

石坂さんは番組がスタートした1994年4月から20年以上にわたって司会を務め、豊富な知識で番組を支えてきましたが、昨年9月にテレビ東京や番組製作会社の幹部らが石坂さんを呼び、降板を通告したといいます。

その理由についてですが、「視聴率不振と、20年以上たった番組の刷新が目的」と説明したそうで、これに対して石坂さん側は反発して物別れに終わり、その後も何度も協議が行われたものの、局側は番組降板を譲らす、今年3月をもって司会を交代する方向で調整に入ったとのこと。

局側は司会降板の理由について、視聴率の不振だと説明したそうですが、1996年に記録した歴代最高視聴率23.7%(関東地区)には届かないものの、1月26日放送分の平均視聴率は13.7%と、安定して2ケタ台の好視聴率を記録するなど、テレビ東京の番組の中ではトップクラスの数字となっていることから、局側と石坂さん側の協議は難航してしまったといいます。

またスポニチの取材では、番組の刷新を掲げているものの、3月に交代予定の出演者は現時点で石坂さんのみだといい、これも原因の一つとなっているようです。

先日も週刊誌『女性自身』がこれに関する記事を報じており、2年以上前から番組中の石坂さんのトークシーンなどの出演部分が、意図的にカットされていると指摘する声がネット上などで多数上がっているとし、石坂さんの発言がカットされる傾向は、島田紳助さんが司会を辞めた後ぐらいからスタートしたとのことでした。

番組関係者の証言によると、音声が編集でカットされていることは番組スタッフ全員が知っているそうで、音声をカットするように指示を出しているのは番組制作の責任者A氏。

A氏が責任者となってから石坂さんの名物コーナーが廃止されたといい、A氏は石坂さんを降板させるためにこのようなことを行っているとのことでした。

また今回スポニチの記事でも制作スタッフが「収録中はたくさんしゃべっている」と証言しながら、別のスタッフは「コーナーが多く、出演者を問わず発言はカットされがち」としつつ、「収録での石坂さんの言葉数からすると違和感がある」と指摘しており、意図的に石坂さんの音声をカットするなどの編集をしている可能性は極めて高いとみられます。

そして、これに関してスポニチがテレビ東京に取材を行ったところ、同局広報部は「番組の制作過程についてはお答えできない。改編期はこの番組に限らずリニューアルを検討している」と回答し、石坂さんが所属する大手芸能事務所『プロダクション尾木』は「コメントを差し控える」としたとのことです。

これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられており、脳科学者の茂木健一郎さんは自身のブログで「個人的には石坂さんがもう出られなくなることは残念」などと綴っています。

石坂さんの出演部分や発言が少ないことに関し、これまで様々な憶測がネット上では飛び交っていましたが、女性自身とスポニチの記事によってついに確信に変わりましたね。

番組のリニューアルと視聴率不振が石坂さんの降板理由としているとのことですが、視聴者は番組の顔でもある石坂さんの降板を求めておらず、批判的な声が殺到しているため、今一度考え直す必要があるのではないでしょうか。

また、火曜21時台の放送にも関わらず、現在でも安定して2ケタ台の視聴率を記録していますが、このようなやり方で石坂さんのことを降板させたとしたら番組のイメージ、さらにはテレビ東京のイメージも悪化させてしまう可能性があるため、石坂さんだけを交代させて番組を継続するというのはやめるべきかと思います。

とりあえず現時点では石坂さんが降板し、司会を交代すると正式発表はされていないため、今後の展開に注目ですね。

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