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『開運!なんでも鑑定団』制作会社の責任者・A氏は過去にもトラブル? 石坂浩二を愚弄して降板に?

石坂浩二『開運!なんでも鑑定団』イジメ降板疑惑浮上も真相は…問題のプロデューサーは鑑定士にも強要や酷い発言?

テレビ東京系で放送の長寿番組『開運!なんでも鑑定団』で放送開始時から司会を務めていた俳優の石坂浩二さん(74)が、3月いっぱいで番組を降板し、4月からテレ東系のBSジャパンでスタートする新番組『開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン(仮)』で司会を務めることが1月末に発表されました。

また、1994年10月からアシスタントを務めてきたタレントの吉田真由子さん(42)も番組を卒業することが発表されており、4月からは番組をリニューアルし、今年で司会6年目のお笑い芸人・今田耕司さんに加えて、新たにフリーアナウンサーの福澤朗さんを司会に加え、若い世代にも親しみやすい番組へと変わっていくといい、昨年12月に放送して好評だった鑑定額当てクイズのデータ放送をレギュラー化するなど、双方向の楽しみ方を加えて「家族みんなで楽しめる鑑定団」を目指すそうです。

<↓の画像左から石坂浩二さん、今田耕司さん、吉田真由子さん>

一方の『開運!なんでも鑑定団 極上!お宝サロン(仮)』は、毎週様々なお宝コレクターが自慢のお宝を持ち寄り、魅力をじっくりと語り合う内容になっているといい、石坂さんの博識ぶりやうんちくぶりがたっぷりと聞ける大人の番組になるそうで、コンシェルジュとして同局の松丸友紀アナが出演するとのことです。

こうして1994年から22年にわたって『なんでも鑑定団』で司会を務めてきた石坂さんが番組を降板し、そこからスライドする形で4月からBSでスタートする新番組で司会を務めることになったわけですが、これにはある裏事情があることを週刊誌『女性自身』と『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じたことから大きな騒動に発展しました。

その裏事情というのは、番組制作の責任者にあたる制作会社所属のチーフプロデューサー・A氏と石坂さんの間に確執があり、降板に追い込まれてしまったというもので、数年前からA氏の指示によって、石坂さんのコメントが意図的に編集でカットされたり、石坂さんの名物コーナーが廃止されるなどしたといいます。

これについて『女性自身』と『スポニチ』は、ある酒席でA氏と石坂さんがトラブルになっていたと報じており、スポニチによると、A氏が就任した約10年前に行われた番組の忘年会にて、石坂さんや鑑定士らにあいさつをする機会がないまま、A氏はスタジオで業務を行っていたため、忘年会が初対面の場だったそうです。

酷く酔った状態のA氏は、石坂さんと当時のマネージャーの席に歩み寄り、自身が番組のプロデューサーに就任したことを告げた後に、石坂さんのメインコーナーだった「鑑定ルーム」について、「あれ、何でやってんのかな?」と話しかけたといい、さらに「やめた方がいい」などとまくし立てたそうです。

これに居合わせた人は「口調は、石坂さんを愚弄(ぐろう)した感じにも思えた」と話したといい、石坂さんのマネージャーは「(コーナーをやめるかどうかは)そっちが決めろ」と苛立ちを見せたそうなのですが、それに対して石坂さんは静観。

しかし、それでもA氏は石坂さんに話しかけてきたことから、しばらくして石坂さんは「そもそもお前は誰なんだ!」などと応戦し、大勢が止めに入るほどの騒ぎになったとのこと。

また『女性自身』も同様のトラブルがあったことを報じており、A氏は「何であんなつまらないコーナーをやっているのか!」と突然、石坂さんに詰め寄り罵声を浴びせたといい、その後別の酒席でもA氏は石坂さんに絡んでトラブルを起こしているそうです。

『スポニチ』によると、2011年8月に島田紳助さんが芸能界を引退するとともに番組を降板し、番組全体を仕切っていた紳助さんのポジションにA氏がなり、A氏は鑑定をより専門化することにこだわり、審美眼向上を図ったそうなのですが、初期からの鑑定士やスタッフの大半は方向性の違いから番組を去り、約2年前からは石坂さんの発言を大幅にカットする編集を行い、視聴者からも指摘され始めていました。

その他『女性自身』が報じている記事によれば、番組に出演する鑑定士たちに「他番組に出るな」と命じていたといい、「うちの鑑定士が同じような鑑定をやると、芸能人たちが他番組にお宝を持っていき、こっちに持ってこなくなるかもしれないからという勝手な理由でした」と関係者は語っています。

さらに、A氏が鑑定士たちのことを「たんなる商店主のオヤジをテレビに出演させてやっている」「オレが有名にしてやっているんだ」などと話すのを聞いたことがあるとのことです。

番組の功労者である石坂さんを番組降板に追い込み、さらには鑑定士たちのことも愚弄するこのA氏は一体どのような人物なのか気になりますが、『日刊ゲンダイ』が報じている記事によると、A氏は40代後半で早稲田大学の文学部出身。

制作会社所属と報じられているものの、テレ東の社員だそうで、酒席で石坂さんにウンチクを垂れられ、それにA氏が反論したところ、さらに論破されてメンツを潰されたことが今回の降板騒動の原因だと言われているといいます。

A氏は『なんでも鑑定団』の他に、『土曜スペシャル』(毎週土曜18時半から放送の単発特別番組枠・旅番組)、『いい旅夢気分』、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』、『大食い選手権』など、同局の人気番組を担当しているやり手のプロデューサーで、2005年当初はAP(アシスタント・プロデューサー)だったものの、後にプロデューサーへ昇格。

A氏は石坂さんだけでなく、以前他の番組にパネリストとして出演していた有識者が、収録時間以外にもウンチクを語ることが気に入らず揉めたことがあるそうで、局内では自分より頭が良い人物に対して、何かコンプレックスがあるのではないかと囁かれているとのこと。

また同様のことを『東京スポーツ』(東スポ)も報じており、A氏は過去に気に入らない出演者を石坂さんと同じ手法で降板させた過去があり、A氏は「再び“鑑定団”を高視聴率番組にする!」と息巻いてプロデューサーに就任し、2年以上前から石坂さんを降板させるために動き出したものの、事務所の関係もあったことから石坂さんを辞めさせることが出来ず、その頃から意図的に発言を編集でカットする方法で番組内での存在感を無くし、自主降板へ追い込むという作戦に切り替えたそうです。

また、テレビ局関係者は、A氏は番組を盛り上げるために「もっとこんなコメントをしてほしい」と石坂さんに要求したと聞いているといい、それに対して石坂さんは、大ベテランで番組創設期から出演しているというプライドもあり、それを全く聞き入れず石坂さんは「俺のコメントが使えないというなら使わなくていい」、それにA氏は「なら使わない」というような感じになり、お互いの意地の張り合いが招いた結果だといえると語っています。

様々な情報が飛び交っており、これらの話全てが本当だとは言えないのですが、石坂さんのコメントが不自然なほど大幅に編集でカットされていることは石坂さん本人や、アシスタント・吉田さんの証言、さらに番組を観覧した方の証言から確かなことで、直近の1月26日放送分に関しては「こんばんは」と相づちするのみと、番組の司会者にも関わらずカメラに写るシーンやコメントの少なさは異常です。

そして、これがプロデューサーとのトラブルで起こったものかどうかも分かりませんが、番組の功労者である石坂さんをこのように扱い、最終的には降板させるというのは酷すぎると思いますね。

こうしたトラブルを報じられたことによって4月からは番組を観ないという声が多く上がっており、番組のリニューアルに失敗して視聴率が低迷、打ち切りなどといったことになる可能性も十分あるとみられ、今後の数字の変化に注目していきたいです。

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