女優の石原さとみさん(28)が主演の月9ドラマ『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)の第7話が23日に放送され、平均視聴率が12.1%を記録したことが分かりました。
第7話には石原さんの相手役を演じている山下智久さん(30)の弟役で、昨年放送された『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)で主人公のライト/トッキュウ1号を演じ、ブレークした俳優の志尊淳さん(しそん・じゅん 20歳)が出演し、丸刈り姿で登場するということから放送前の時点で話題になっており、さらに23日は3連休の最終日ということもあり、前回の第6話から1.5%も数字を上げました。
『5→9』の初回平均視聴率は12.6%、第2話は12.1%、第3話は10.7%、第4話は11.6%、第5話は11.7%、第6話は10.6%となっており、これまで2ケタをキープしていたものの、そろそろ1ケタ台に突入するのではないかと囁かれていたのですが、第7話で2番目に高い数字を記録し、志尊さんに対してもネットでは「志尊の坊主姿を見て、本物のイケメンは坊主も似合うなと思った」「坊主風に見せかけてるだけかと思ってた。やるじゃん」などと好評の様子で、今後の数字にも期待できそうです。
<↓の画像は、丸刈り前と後の志尊淳さんの写真>
しかし、その一方で評価が良くないのは主演の石原さんだという話が浮上しており、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じている記事によると、マスコミ関係者の間では「石原の実力ではこれが限界か」などといった厳しい声が上がっているといいます。
石原さんが最近出演した連続ドラマの視聴率を見てみると、女優の松下奈緒さんとW主演を務めた昨年10月期放送の『ディア・シスター』(フジテレビ系)は全10話の期間平均視聴率が11.3%、嵐の松本潤さんが主演でヒロインを務めた月9ドラマ『失恋ショコラティエ』(同)は全11話の平均が12.3%、小栗旬さん主演でヒロインを務めた2012年7月期放送の月9ドラマ『リッチマン、プアウーマン』(同)は全11話の平均が12.4%と、まずまずの数字は記録しているものの、大ヒットとはなっておらず、事務所の先輩女優・綾瀬はるかさんにまだ追い付けていません。
また、映画に関してもイマイチで、今年3月に公開された三池崇史監督の映画『風に立つライオン』でヒロインを演じましたが初登場5位、8月に公開された実写映画『進撃の巨人』は作品自体が酷評の嵐となり、期待を大きく裏切る結果となりました。
そんな石原さんは『恋人にしたい女性有名人ランキング』や『女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』ではTOP3にランクインしており、ビジュアル面では男女から高く評価されているのですが、女優としての演技力に関しては評価があまり高くないのかイマイチ話題にならず、撮影現場では監督に意見することが多いといい、これは演技に並々ならぬ思いがあるということなのですが、現場スタッフからは「女優として代表作もないのに」と呆れられているようです。
石原さんは2002年に『第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン』でグランプリを受賞し、2003年にはNHK連続テレビ小説『てるてる家族』でヒロインに抜擢され、それ以降数多くのドラマや映画に出演し、ホリプロ内でもトップクラスの女優に成長したものの、演技力に対しての評価はあまり高くないようで、爆発的なヒット作品も無いことから不安視されてしまっていますが、これからさらに成長して綾瀬さんと肩を並べるような女優になることに期待したいですね。