動画ライブ配信サービス『SHOWROOM』を運営する前田裕二社長(30)との沖縄旅行を週刊誌『週刊文春』にスクープされ、大きな話題になった女優・石原さとみさん（本名＝石神国子 31歳）が、7月期に日本テレビ系で放送の新ドラマで主演することが分かったとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じています。
石原さとみさんが出演するドラマは、吉高由里子さん主演の『正義のセ』が今期放送の水曜ドラマ枠（水曜22時）で放送され、脚本を担当するのは人気脚本家・野島伸司さんだというのですが、関係者からは「不安要素も複数ある」という心配の声が上がっているといいます。
野島伸司さんと言えば、これまでに数多くのヒットドラマを生み出している人気脚本家で、浅野温子さんと武田鉄矢さんW主演の『101回目のプロポーズ』、鈴木保奈美さん主演『愛という名のもとに』、真田広之さんと桜井幸子さんW主演『高校教師』、江口洋介さん主演の『ひとつ屋根の下』、いしだ壱成さんが主演の『未成年』や『聖者の行進』、滝沢秀明さん主演『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』などの脚本を手掛けています。
石原さとみさんが主演に抜擢されたという野島伸司さんの新作では、ロックバンド『銀杏BOYZ』のボーカル＆ギター・峯田和伸さんが相手役を務めるそうで、ドラマは美女と野獣のラブストーリーが描かれているといいます。
＜↓の画像が、峯田和伸さんの写真＞
ロックバンドのボーカリストとして派手で過激なパフォーマンスを披露している峯田和伸さんですが、ミュージシャンとしてだけでなく俳優としても高い評価を受けており、2016年4月放送のドラマ『奇跡の人』（NHK BSプレミアム）では主演を務め、その後も有村架純さんが主演したNHK連続テレビ小説（朝ドラ）『ひよっこ』に出演したほか、来年放送のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』への出演も決まっています。
石原さとみさんが日本テレビのドラマで主演するのは、2016年10月期に水曜ドラマ枠で放送の『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』以来で、『校閲ガール』は初回平均視聴率が12.9％、第6話と第9話で自己最高の13.2％を記録し、全10話の期間平均視聴率は12.4％というまずまずの結果で、昨年9月にはスペシャルドラマが制作され、平均視聴率は10.4％を記録していました。
また、今年1月期には『アンナチュラル』（TBS系 金曜22時）で主演し、こちらも初回平均視聴率12.7％、最終回は自己最高の13.3％で、全10話の期間平均は11.1％となっており、ドラマの脚本が良いことはもちろんのこと、石原さとみさんの演技力なども視聴者から評価されています。
そんな石原さとみさんが野島伸司さんとタッグを組み、どのような作品となっているのか楽しみなのですが、野島さんが脚本を手掛けることが心配されているようです。
1980年代後半～2000年代前半にかけてヒット作品の生み出した野島伸司さんですが、2016年4月期放送の芦田愛菜さんとシャーロット・ケイト・フォックスさんW主演『OUR HOUSE』（フジテレビ系 日曜21時）は、視聴者らの間でドラマの内容が酷評された結果、初回4.8％、その後は3～6％台で推移し、最終回は自己最低の3.3％にまで下がり、全9話の期間平均は4.5％という大コケを記録し話題になりました。
この他にも、2010年7月期放送の天海祐希さん主演『GOLD』（フジテレビ系 木曜22時）も第3話まで2ケタだったものの、第4話以降は7～9％台で推移し、全11話の期間平均は8.9％、2009年1月期放送の玉木宏さん主演『ラブシャッフル』（TBS系 金曜22時）も同様の数字で推移し、全10話の期間平均は8.8％でした。
近年は多くの作品で微妙な結果になっており、それが関係しているのか深夜ドラマやネットドラマの脚本を手掛けることが増えていました。
野島伸司さんの作品が近年微妙なことに加えて、水曜ドラマ枠も今期放送の『正義のセ』や1月期放送の広瀬すずさん主演『anone』など、視聴率が1ケタ台を記録することも多いことから、石原さとみさんの主演作も大丈夫かと心配されているようです。
こればかりはドラマがスタートしてみなければ何とも言えませんが、石原さとみさんは同年代の女優たちの中でトップクラスの人気があり、演技も安定していて評価もそこそこ高い方なので、脚本が相当酷くなければ10％以上の数字をキープ出来るのではないかなと思いますね。
石原さとみさんは2015年10月に、視聴率が低迷しているフジテレビの月9枠（月曜21時）で放送された『5→9〜私に恋したお坊さん〜』で主演し、“山P”こと山下智久さんとの共演で全話2ケタを記録（全10話の期間平均11.7％）するなど、確実に数字を持っている方なので、7月放送の作品ではどのような結果となるのかに注目したいです。