9月も残すところあと10日ほどとなり、7月から民放でスタートした連続ドラマは続々と最終回を迎えており、18日に終了した綾瀬はるかさん(33)主演のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系 火曜22時)は、最終回で20%に迫る19.2%(関東地区)の高視聴率を記録し、全10話の期間平均視聴率も14.2%で今期民放トップに輝きました。
その一方で、放送開始前に注目を集めていた石原さとみさん(31)主演『高嶺の花』(日本テレビ系 水曜22時)は、初回に11.1%とまずまずの数字を記録したものの、第2話以降は7~9%台で推移し、12日放送の最終回も11.4%という結果で、全10話の期間平均視聴率は9.5%でした。
これは今期放送された作品の中では下位にランクする結果で、最終回がオンエアされた12日夜に行われたドラマの打ち上げでは、主演の石原さとみさんが涙を見せる場面があったといいます。
週刊誌『女性セブン』や『週刊女性』によると、東京・表参道にある本格派イタリアンレストラン『V』で打ち上げが行われたといい、石原さんの他にも、峯田和伸さん、小日向文世さん、香里奈さん、千葉雄大さん、芳根京子さん、戸田菜穂さん、升毅さんなども出席し、大盛り上がりしていたといい、レクリエーションの景品として石原さんはスペイン・マドリードの旅行券を用意し、参加者たちは大喜びしていたそうです。
<↓の画像は、打ち上げに参加した小日向文世さん、戸田菜穂さん、香里奈さんの写真>
<↓の画像は、芳根京子さん、千葉雄大さんの写真>
そんな盛り上がっていた打ち上げの席で、石原さとみさんが最後の挨拶を行った時に会場の空気が一変したといいます。
『高嶺の花』は、『101回目のプロポーズ』『愛という名のもとに』『高校教師』『ひとつ屋根の下』『聖者の行進』『プライド』など、数多くのヒット作品を生み出している脚本家・野島伸司さんが脚本を手掛けており、野島さんと人気女優の石原さとみさんがタッグを組むということで高視聴率の獲得が期待されていました。
石原さとみさんによると、7~8年前に野島伸司さんと初めて食事した時には、「経験の少ない今のあなたではラブストーリーは書けない」と言われた悔しい思いをしたものの、昨年逆オファーをしたところ『高嶺の花』が実現し、並々ならぬ思いで臨んでいたようです。
しかし、ドラマの視聴率は期待されていたほど伸びず、大コケとまでは言えないものの、期待ハズレの結果になってしまい、石原さんは「勝てなかった」「悔しい」「全責任は私です」「ご迷惑をおかけしました」と謝罪しながら涙を流し始め、その姿に会場全体が静まり返っていたとのことです。
<↓の画像は、打ち上げに出席した私服姿の石原さとみさんの写真>
『女性セブン』によれば、石原さとみさんがここまで視聴率にこだわった理由は「ライバルの存在もある」とし、所属事務所『ホリプロ』の先輩である綾瀬はるかさんとの勝負に負けたことを悔しがっているのではないかと推測しています。
『高嶺の花』と『義母と娘のブルース』は初回平均視聴率が11.1%、11.5%と差はほとんどありませんでしたが、第2話以降から早くも差を付けられ、その差を埋められないまま終了となりました。
芸能関係者は、『ホリプロ』でトップ争いを繰り広げている2人のライバル関係は2004年ごろから始まっているとし、綾瀬はるかさんの出世作となった山田孝之さん主演ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)は、当初は石原さとみさんがヒロインを演じる予定だったそうです。
<↓の画像は、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』の写真>
ですが、この作品は白血病によって坊主頭にするという重要なシーンがあり、石原さとみさんは他の仕事の都合上、坊主頭にすることが出来なかったため出演を断念したという経緯があったといいます。
<↓の画像は、丸刈り坊主頭にした綾瀬はるかさんの写真>
そうしたことから、「自分の“代役”だった綾瀬さんが、あのドラマでブレークしたことに、内心悔しい思いはあったでしょう。石原さんとしては、舞台経験も重ねて、“演技力でも私が上”という自負もありますが、綾瀬さんは出演するドラマがことごとく当たるので、忸怩(じくじ)たる思いがあるのではないでしょうか」
と芸能関係者が語っています。
そして、石原さとみさんは『高嶺の花』のあいさつで、ドラマスタート前までは「ラブストーリーはこの作品で最後にしようと思っていた」とのことですが、「もうちょっと(ラブストーリーを)続けてみようと思います」と宣言していたそうです。
『女性セブン』はこのように石原さとみさんの心情を報じているのですが、この記事に対してネット上では、
- 石原本人が本当にそう思ってるかどうかは知らないけど、傍から見る限り演技力は綾瀬>>石原だと思う。今クールのそれぞれのドラマを見てはっきりとそう感じた。あと、石原さんはハマる役柄が限定されるという感じ
- 演技力というより、愛され度な気がする。綾瀬はるかの演技は、イヤミ無く好感がもてる。義母を石原さとみが演じていたら、早口のまくし立てる演技で、嫌悪感を持つ人もいただろう。
- 奇をてらい過ぎた脚本と演出の責任が大きいと思う。この役だと、どんな女優さんが演じてもキツかったと思う。
- 野島伸司さんの脚本は今の時代にあっていない。特に今回の作品は誰が主演でも、視聴率という結果を出すのは難しかったと思う。
- 野島の脚本は、今の時代に合わない。ツッコミどころ満載の筋書きは、SNSを始め、すぐに批判される時代。石原は座長なので、責任を感じるのはしょうがないが、ハッキリ言って、罪は全くない。以前から思っているが、キャスティングも含めて、ドラマを作るのは制作スタッフ。視聴率が良くないからと言って、総てを主役のせいにするのは、制作側が卑怯すぎ!
- 局側がこのドラマは凄いよ、面白いよ、と期待させ過ぎ。期待してみたら、案外普通のドラマだったので視聴者が、逆に期待外れと思って離れていった感じがする。まぁ、でもそれなりに良かったとは思うけど、自分もアンナチュラルが本当に傑作だと思えるほど面白かっただけに、今回の作品はちょっと残念でした。
などのコメントが寄せられています。
記事内で芸能関係者が「石原さんとしては、舞台経験も重ねて、“演技力でも私が上”という自負もあります」という記述があるため、ネット上ではどちらの演技が上手いかの議論も交わされているのですが、それぞれ違った魅力があり、優劣つけがたいものがありますね。
演技の幅はどちらかというと石原さとみさんの方が広いと感じ、それを活かしてこれまでドラマや映画で様々な役どころに挑戦しており、今年1月期放送の『アンナチュラル』(TBS系)では法医解剖医を見事に演じ、高い評価を受けていました。
また、演技の良さだけでなく脚本・演出も重要で、主演をはじめ出演者たちがいくら役を熱演し、ハマり役だったとしても、それを活かしきれない脚本・演出だったら視聴者は離れていきます。
今回数字が伸び悩んだ『高嶺の花』は、後半になるにつれて面白くなってきたといった声も上がっていたのですが、重要な前半のストーリーが微妙だったことで視聴者離れが起こり、視聴者の反応を見ても、数字を取れるような内容では無かったようなので、『ぎぼむす』に期間平均5%近い差を付けられてしまったのは仕方のないことだったのかなとも思います。
今回は綾瀬はるかさんに惨敗という結果でしたが、石原さとみさんも女優としては比較的高い評価を受けており、高い人気を得ているので、今後の出演作でさらにいい演技を見せてほしいですね。
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綾瀬はるかに敵うものはない
可愛いけどさぁ…やっぱ何をとっても綾瀬はるかが上ですね。でも今回のドラマはクソドラマすぎて本当可哀想。ただ何をやっても石原さとみ感は否めないよね。
石原さとみって本当可愛いけど
本当に性格悪いのわかるよね