真木よう子が主演『セシルのもくろみ』第9話で打ち切り終了、低視聴率が原因で1話分カットか? コミケ騒動に続き災難
女優・真木よう子さん(34)が主演のドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系 木曜22時)が、9月7日放送の第9話の放送で打ち切り終了することが明らかになりました。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、第9話で終了というのは事実上の打ち切りとみられるものの、フジテレビは取材に対して「制作の詳細についてはお答えしておりません」という回答だったとのことです。
7月13日からスタートした『セシルのもくろみ』は、30代後半~40代の女性がターゲット層のファッション誌『STORY』で2008~2010年に連載され、その後単行本化された直木賞作家・唯川恵さん(62)の同名小説をドラマ化した作品です。
内容は、ファッション誌業界を舞台に、専業主婦、シングルマザー、独身の女性たちがぶつかり合いながら、幸せを探し求めていく女性たちの姿を描いており、主演の真木よう子さんの他に、吉瀬美智子さん、長谷川京子さん、板谷由夏さん、伊藤歩さん、佐藤江梨子さん、芦名星さん、加藤雅人さん、リリー・フランキーさん、金子ノブアキさん、チュートリアル・徳井義実さんらが出演しています。
<↓の画像は、『セシルのもくろみ』出演者の写真>
(前列左から吉瀬美智子さん、真木よう子さん、伊藤歩さん、後列左から板谷由夏さん、長谷川京子さん)
真木よう子さんはドラマのPRを目的に、6月に自身の公式ツイッターアカウントを開設し、ドラマの撮影現場で出演者やスタッフらと撮影した写真を投稿したり、ファンと触れ合うなどして大きな反響を呼んでいたのですが、ドラマの視聴率アップには繋がらず、初回平均視聴率は5.1%でした。
この数字は、今期民放(テレビ東京を含む)のゴールデン・プライム帯(19時~23時)でスタートした連続ドラマの中ではワーストで、第2話で早くも打ち切りラインとなる4.5%に低下し、第3話は4.8%、第4話は4.4%と低迷が続き、第5話は3.8%、第6話は3.7%とさらに下降し、8月24日放送の第7話は4.4%に回復したものの、5%以下という厳しい数字が続いていました。
ゴールデン・プライム帯に放送のドラマは通常10話もしくは11話放送されるため、恐らく1話分カットして第9話で打ち切り終了することが決定したとみられるのですが、これに対してネット上では、
- じゃヘンテコな終わり方するのかな。真木よう子が痩せ過ぎでなければ、あそこまでがさつで下品でなければ、視聴率がここまで悪くはならなかったかも?小説読んでるけど、こんながさつなイメージではないからなぁ
- このドラマが始まってから、真木さんが悪目立ちしているニュースが多かった。役者にとっての役も出会いだから、評価を上げてくれるものばかりじゃないね。とくに主演。
- 賛否両論あると思いますが、彼女は脇役の方が良いと思います。主役は違う感じ。SPの真木よう子はかっこいいし、今回は役が合わなかった感じ。
- 真木さんがどうのではなく、痩せすぎているスタイルの人にもっと痩せろ的な設定に違和感があり、他の女優さんにすればよかったのに…と思いましたが、段々面白くなり楽しみにみていたので残念。
- えっ打ちきり!意外と面白くて録画してまで見てたのに来週で終わりか残念。視聴率が悪くても見てる人はいると言いたい。
- 確かに一連の真木さんの出来事は批判もあるでしょうが、ドラマの打ち切りや低視聴率に関しては彼女の責任ではないと思うよ。
- 正直、すごいメンツなのになぜ爆死したのか。年齢が30付近なのに、ガキにしか見えない俳優とかもいないし、子供なジャニーズもいない。かわいいだけのアイドルも出てないし、ちゃんとした大人の演技が出来る俳優達が集まってる数少ないドラマなのになぁ・・・コケるにしても、もうちょっと数字取れてもいい気がする。
- 残念。『セシルのもくろみ』は初回から見てるけどだんだん面白くなってきた所。ただ番組スポンサーは視聴率と今回の真木よう子の一連の騒動、マイナスイメージにいい顔はしない。商品イメージに悪影響が出るからね。打ち切りは順当。
などのコメントが寄せられています。
『セシルのもくろみ』が低視聴率だった原因は、ドラマ出演の前に以前と比べて激ヤセした真木よう子さんを主演に起用し、視聴者に痛々しいと感じられてしまったことや、ドラマの演出・脚本などに原因があったとみられます。
また、フジテレビの木曜劇場枠(木曜22時)は大コケが続いており、視聴者が離れてしまっていることも一因かと思います。
4月期放送の桐谷美玲さん主演『人は見た目が100パーセント』は、全10話の期間平均視聴率が6.4%で、同期放送の作品の中では下から2番目の数字でした。
1月期放送の香里奈さん主演『嫌われる勇気』は6.5%(全10話)で同期ワースト、昨年10月期の天海祐希さん主演『Chef ~三ツ星の給食~』は7.0%(全10話)、同7月期の松嶋菜々子さん主演『営業部長 吉良奈津子』は7.1%(全10話)。
同4月期の松下奈緒さん主演『早子先生、結婚するって本当ですか?』は5.6%(全9話)、同1月期の広末涼子さん&内田有紀さんW主演『ナオミとカナコ』は7.5%(全10話)となっており、豪華なキャストを起用しているものの、しばらく低迷が続いています。
その中でも、『セシルのもくろみ』はダントツで低い視聴率なのですが、現時点の期間平均視聴率は、2015年4月期にAKB48・渡辺麻友さん、稲森いずみさんがW主演した『戦う!書店ガール』(フジテレビ系 火曜22時)の4.8%(全9話)を下回る4.4%で、EXILE・AKIRAさんが主演し大コケした『HEAT』(同)の4.1%(全9話)に近いものとなっています。
真木よう子さんが連ドラで主演するのは2年ぶりでしたが、『セシルのもくろみ』の大コケによる打ち切り、さらに現在も騒動の渦中にあるコミケ騒動などによってイメージダウンし、今後しばらく地上波の連ドラで主演を務めることは無いかもしれないですね。
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確かに違和感あるドラマですが、わたしは何故か毎週みている(笑)