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相棒シリーズの佐藤凉一CPが亡くなる。駐車場で転倒事故、シーズン21放送中に急逝で出演者が涙

相棒のチーフプロデューサー佐藤凉一が66歳で急死、死因は事故死と報道。水谷豊と寺脇康文らが葬儀に参列

人気刑事ドラマ『相棒』シリーズ(テレビ朝日系 水曜21時)で、約10年にわたりゼネラルプロデューサーやチーフプロデューサーとして制作に携わっていたテレビ朝日のストーリー制作部社員・佐藤凉一さんが、今月3日に66歳で急死していたことが先日明らかになりました。

佐藤凉一さんの訃報は『スポーツニッポン』(スポニチ)が伝えたものの、死因などの詳細は明らかにしていなかったのですが、週刊誌『女性自身』の取材によると、不慮の事故で亡くなったとのことです。

佐藤凉一さんは1979年にテレビ朝日に入社し、内野聖陽さん主演の『臨場』、上川隆也さん主演の『遺留捜査』、渡瀬恒彦さん主演の『タクシードライバーの推理日誌』、片岡鶴太郎さん主演の『終着駅シリーズ』などの作品でチーフプロデューサーを務め、過去には映画・テレビプロデューサーの団体『一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会』の理事、『エランドール賞』の選考委員も務めるなどしていました。

<↓の画像が、相棒のチーフプロデューサー・佐藤凉一さんの写真>

相棒では、2014年放送のシーズン13からゼネラルプロデューサーを務め、シーズン16から現在放送中のシーズン21までチーフプロデューサーとして制作に携わっていました。

そんな佐藤凉一さんの突然の訃報を受けて、死因を巡って様々な憶測が飛び交う中で、女性自身は「事故死」だったと伝えており、3月中旬に東京都内で葬儀が行われ、相棒で主演する水谷豊さんや寺脇康文さんなど、200人を超える関係者が葬儀に参列していたとしています。

制作関係者は佐藤凉一さんについて、「局を代表するヒットドラマを数多く手がけたことで知られる大人気メーカーでした。『相棒』にはこの10年、携わってきました。3月上旬、駐車場での転倒事故で亡くなられたそうです。いつも現場の声を優先し、役者さんとスタッフに分け隔てなく接してくれる温和な方で、人望の厚い方でした。本当に残念でなりません」と語っています。

水谷豊さんと寺脇康文さんは、相棒が終了後に開幕する舞台『帰ってきたマイ・ブラザー』でも共演するのですが、佐藤凉一さんの訃報は舞台稽古中に伝えられ、突然の悲報に2人は涙していたとのことです。

そして、女性自身がテレビ朝日に佐藤凉一さんの訃報について問い合わせたところ、『相棒』をはじめ数々の名作ドラマを手がけてきた社員の突然の訃報に接し、深い悲しみを覚えております。大変優秀なプロデューサーでしたので残念でなりません。心からご冥福をお祈り申し上げますとコメントしたとしています。

相棒シリーズがスタートしてからすでに20年以上経過し、これまでに亡くなったスタッフやキャストも複数おり、シーズン2からシーズン4の脚本を手掛けていた砂本量さんは、2005年12月に大腿骨悪性骨腫瘍により47歳の若さで亡くなり、プレシーズンから大木長十郎刑事役を演じていた俳優・志水正義さんは、2018年9月にすい臓ガンで闘病の末に60歳で亡くなりました。

また、シーズン15から週刊誌記者・風間楓子役を演じていた女優・芦名星さんは、シーズン19の第2話まで撮影に参加していたものの、シーズン19の放送が開始する1ヶ月前に自宅で36歳の若さで急死しました。

そして、先日チーフプロデューサーの佐藤凉一さんの訃報が伝えられ、死因は駐車場での転倒事故といい、詳細は不明ながら頭などを強く打って亡くなったのだと思いますが、相棒シリーズの終了が近づいているとされる中で、制作陣のトップがこのような形で亡くなってしまったのは残念です。

今後の作品への影響などが懸念されますが、新たな体制で良い作品を作り上げていってほしいです。

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