お笑いコンビ『相席スタート』の山添寛さん(やまぞえ・かん 37歳)が、28日に行われたイベント『タップル寄席~笑いでつながる恋ネタライブ』に出演し、自虐ネタを披露したことを巡って物議を醸しています。
各メディアの報道によると、イベントのMCを務めた山添寛さんはイベントの冒頭で、マッチングアプリ『タップル』のCMについて、「締めで『タップル!』って言いたいところが、囁き声のが伝わる。こんなにインプットされるってことは、本当に伝えたいことは囁き声のほうが伝わるんですね。」
と語った上で、小声で「大変色々お騒がせしております…」とつぶやき、会場の笑いを誘っていたとのことです。
<↓の画像が、イベント『タップル寄席』で自虐ネタ披露の相席スタート山添寛さんの写真>
イベントでは詳細を語りませんでしたが、山添寛さんは5月2日放送のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)での不適切行為を巡り大炎上騒動に発展しており、これに対して言及したものとみられています。
山添寛さんは『ラヴィット!』の韓国ロケで市場を訪れて人気の唐揚げを食べた際に、目の前に陳列されていた売り物の唐揚げに使用済みの爪楊枝を刺し、そのまま食べるという行為をしました。
これに対して共演者たちからは「絶対ダメ」「マナー悪い」などの声が上がり、店員も両手でバツのポーズをして注意をしましたが、山添寛さんは悪びれる様子もなく「ラヴィットヨ!ラヴィッソヨ!」と語り、そのまま次のシーンに移りました。
<↓の画像が、相席スタート山添寛さんがマナー違反で炎上シーンの写真>
このシーンに対してネット上では批判が噴出し大炎上状態となり、同5日放送の番組最後にMCの田村真子アナウンサーが、「番組として不適切であったと深く反省し、お店に直接謝罪させて頂きました。関係者の皆様にご迷惑をおかけしたこと、並びに視聴者の皆様に不快な思いをさせてしまったことをお詫びします」
と謝罪しました。
同8日放送の番組では、山添寛さんの先輩でもある司会の麒麟・川島明さんも、「ロケ内容でご迷惑をおかけした方々、そして不快に思われた視聴者の皆様、本当に申し訳ございませんでした。」
と謝罪、さらに放送予定だった韓国ロケの続編放送中止も発表されました。
- 麒麟・川島明さんの謝罪、韓国ロケ・第2弾放送中止発表動画(Twitter)
山添寛さんはこれ以降番組に登場することなく、ツイッターの更新を続けながらも炎上騒動は完全スルーしていました。
こうした対応が物議を醸す中で、騒動から1ヶ月近く経って小声で「大変色々お騒がせしております…」と自虐的に語ったことに対してネット上では、
- 自虐ネタ?爆笑?ネタにする奴もヤバいし、笑う奴もヤバい。
- 遅いよね。しかもネタにしたのに全くウケないレベル
- 全く反省してないな。事の重大性が全然わかってない。
- お騒がせしているだから、すみませんもごめんなさいも言っていないよね ニュースになっちゃった。てへ くらいなかんじ
- 早く干されてくれないかな。謝罪もせずネタにして精神疑うわ。あなたを見たり聞いたりするだけで気分が悪くなる。
- 国内でもアウトなのに外国でやらかすなんて同じ日本人として恥ずかしい。
ほんとにやめてほしい。日本人が皆そうだと思われるじゃないか。ネタにするな… - 芸人が謝る必要ないでしょ。それがOKかNGかは編集で決めるべき。
- 山添のキャラ考えるとこれでいい きちんと謝る必要はない
などの声が上がっています。
山添寛さんの相方・山﨑ケイさんもこの騒動に対しては無言を貫いており、9日放送のラジオ番組『ナイツ・ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)にゲスト出演した際に、『ナイツ』の塙宣之さんから「俺はやっぱり田村アナが悪いと思いますよ」と話を振られると、「は?なんの話ですか?」「何かあったんですか?」とすっとぼけ、炎上の話題を受け流していました。
また、『とろサーモン』の久保田かずのぶさんがイベントで炎上騒動をイジるなどしていて、そうした流れから山添寛さんもイベントで「大変色々お騒がせしております…」と自虐的に語り、会場の笑いを誘っていたとのことですが、この対応を巡っても物議を醸しイメージ悪化に繋がっており、ネタにせず素直に謝罪した方がよかったのではないかと思いますね。
山添寛さんはクズキャラでブレークし、深夜に冠番組を持つほど人気が上昇していたものの、『ラヴィット!』の炎上騒動やその後の対応で笑えないクズ芸人になってしまうことで、今後仕事が激減する恐れもありますが、果たして今後どうなるでしょうかね。