永野芽郁さん(25)が来年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を降板し、代役には白石聖さん(しらいし・せい 26歳)が起用され、NHKが近く正式発表することを複数のスポーツ紙が伝えています。
また、白石聖さんが代役に起用された裏側、理由を『ピンズバNEWS』(双葉社)などが報じており、代役選びにあたって最重要視されたのは“信頼感”だったとしています。
永野芽郁さんは昨年10月に、同じく『スターダストプロモーション』所属の仲野太賀さんが主演する『豊臣兄弟!』に出演することが発表され、浜辺美波さん、吉岡里帆さん、池松壮亮さんと共にキャスト発表会見に出席していました。
<↓の画像は、昨年10月の『豊臣兄弟!』キャスト発表会出席の永野芽郁さん等の写真>
永野芽郁さんはちょうどこのころに、過去に映画で共演した田中圭さん(40)と急接近し、親密な関係に発展していたことを週刊誌『週刊文春』に報じられ、交際を完全否定しましたがお互いのマンションを行き来していたことは認めており、手繋ぎ2ショット写真の流出などもあって炎上が続き、今月18日に事務所サイドが出演辞退を申し入れ、NHKがそれを受け入れて降板が決定しました。
『豊臣兄弟!』は6月から撮影が始まる予定で、NHKはすぐに代役探しを開始し、永野芽郁さんの降板が決定した18日時点で、すでに代役候補は決定済みとも報じられていました。
『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』によると、白石聖さんが代役に起用されたのは、今月移籍したばかりの事務所『フラーム』の手腕が大きいとの声が上がっているそうです。
『豊臣兄弟!』に出演する吉岡里帆さんもフラーム所属で、「永野さんの不倫疑惑が報じられて降板するまで1か月近くあったので、その間に大河スタッフに白石さんのスケジュールが空いていることを伝え、もしもの時は代役を務めることが可能だとプッシュしていたのでは」
と、芸能事務所関係者は推測しています。
また、ピンズバNEWSは白石聖さんが起用された理由としてスケジュールの問題を挙げ、永野芽郁さんが演じる予定だったオリジナルキャラクター・直は、仲野太賀さん演じる豊臣秀長の幼馴染で初恋相手という設定で、出演者リストでは3番手に名を連ねているそうです。
<↓の画像は、『豊臣兄弟!』の人物相関図>
そのため、出演シーンが多く撮影期間は長期にわたると予想され、スケジュールを確保できる女優がある程度限られる中で、白石聖さんはスケジュールの調整が可能で条件に合ったと考えられるとしています。
他にも、白石聖さんはこれまでにNHKドラマにも複数出演しNHKからの評価も高く、フラームに移籍したことも起用に大きく関係しているといいます。
フラームには、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)でヒロインを務めた戸田恵梨香さん、有村架純さん等が所属しており、これまでに事務所が積み重ねてきた実績も起用理由の1つとして挙げています。
そして、何よりも白石聖さんが“ノースキャンダル女優”であることも大きいそうで、かなり真面目な性格をしていて、現在は仕事に集中しているといい、「基本的には家と撮影場所を往復する毎日。失礼かもしれませんが、私生活もかなり地味だといいます。派手に遊ぶことは皆無で、男の影もないという話ですね。たまに行く整体や体のメンテナンスが趣味だといいます」
と制作会社関係者が語っています。
永野芽郁さんは不倫疑惑を完全否定していますが、一連の騒動を受けて代役選びで重要視したのは“信頼感”だったといい、これらの条件に見事当てはまっていたのが白石聖さんだったようです。
『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』によると、フラームは白石聖さんの活躍に大きな期待を寄せているそうで、広末涼子さんの元マネージャーとしても知られるフラームの社長は、以前から白石さんの演技などを見て気に入っていたといいます。
広末涼子さんが2020年に出演したオムニバスドラマ『ワケあって火星に住みました〜エラバレシ4ニン〜』(WOWOW)の第3話で白石聖さんと共演し、その時の演技や雰囲気に社長が一目惚れし、広末さんの撮影がない現場にも足を運び、撮影の様子を見守っていたとのことです。
それから5年経ち、広末涼子さんもかつて系列事務所に所属していた『芸映プロダクション』からフラームへ移籍し、事務所内でも「白石を売り出すんだ!」という熱が高いといいます。
白石聖さんは来年でちょうど女優デビュー10周年の節目を迎え、芸映時代から猛プッシュされており、これまでに数多くのドラマで主演やヒロインを務めてきましたが、NHK大河ドラマに出演するのは初となり、それもいきなり3番手というかなり重要な役どころだけにプレッシャーも大きいかと思います。
ここでしっかりと良い演技を見せることができれば、『麒麟がくる』で沢尻エリカさんの代役を務めた川口春奈さん等のように、女優として大きくステップアップするきっかけになるでしょうし、人気・知名度が飛躍的に高まることになるので、撮影開始までの準備期間もかなり短いものの、永野芽郁さんではなく白石聖さんが演じて良かったと、視聴者が感じるような良い演技を見せてほしいですね。