ドラマ『古畑任三郎』、『ニューヨーク恋物語』、『眠狂四郎』などこれまでに多くの映画、ドラマに出演してきた人気のベテラン俳優の田村正和(70)さん。
1961年に俳優としてデビューし、50年以上第一線で活躍し続ける数少ない俳優ですが、ここ最近体調不良によって活動が急激に減っており、年に1、2本のドラマとビールのCMでしか観ません。
そしてこれによって、今月12日の昼過ぎ、田村正和さんの死亡説が流れてしまったという。
田村さんの死亡説を聞きつけたマスコミは都内にある田村さんの自宅に集まったそうですが、本人は不在で確認が取れなかったという。
しかし、ワイドショースタッフによると、田村さんのマネジャーからその日のうちに電話で『生きてます!』と連絡があり、今回の田村正和の死亡説はデマだったことが判明しました。
これにネットでは、
「いかりやも最後は声が出てなかったよな…」
「また古畑が見たいから頑張ってくれ!!」
「俳優で声が出ないってのは致命的」
「もう田村正和みたいな俳優が出てくることはないだろうね」
「最後にまた今泉とのコンビが見たい」
などのコメントがありました。
田村さんはこの2年ぐらい、これが最後のドラマになるかもと思って出演をしているそうです。
田村さんは2、3年前から喉の調子が悪く、声がかすれてしまうようになり、年齢を重ねることで滑舌も悪くなってきているようで、心配しすぎて夢にまで出てくるそうです。
その夢の内容というのが、「1人でNGを出して、どんどん(撮影が)遅れていくんですよ。そしたら俳優さんが入ってくるの。『どうなってるんだよ』って。みんな有名な俳優さんばかりなんですよ。それで目が覚める。悪夢です。そういう怖さです」と明かしており、かつての自分と比べて明らかに衰えていることに不安を感じ、自身も失ってしまっているようです。
まだ70歳と若く、出来ればあと10年は俳優活動を続けて貰いたいのですが、もしかすると来年1月に公開のドラマ『テレビ朝日開局55周年記念 松本清張ドラマスペシャル 三億円事件』が最後の出演作品になってしまうかもしれませんね。