ジャーナリスト・田原総一朗さん(89)が司会を務める政治討論番組の“朝生”こと『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)で、出演者に対して大声で暴言を吐く場面などがあり、番組からの降板を求める声も噴出するなど物議を醸しています。
田原総一朗さんは番組で国民民主党・玉木雄一郎代表に暴言を吐き、玉木代表が「エネルギー資源が少ない日本では技術力を上げる必要がある」と主張し、日本で大学の研究開発費を大幅に減らしている事を問題視して「日本からイノベーションもノーベル賞も全く出てこなくなる」などと語りました。
これに対して田原総一朗さんは話を遮り、「そういう難しいことはともかく……」と言って話を変えようとするも、玉木雄一郎代表が話を続けたことに田原さんはブチギレ、「うるさい!黙れ!」と怒鳴り、日本共産党・山添拓参院議員が「『うるさい』とか、そういう言い方はダメですよ」と諌めました。
この一連の流れに対してネット上では、田原総一朗さんの言動を非難する声が相次ぎ、田原さんのX(旧・ツイッター)にも視聴者から苦言が寄せられていました。
そうした中で田原総一朗さんは、「討論の場で、相手が話しているのを遮って『うるさい!黙れ!』と暴言を吐くことは、司会者として、また討論という論理的なやりとりをする場において相応しい対応だったのか、ぜひご本人の見解をご教示いただきたいです。」とのコメントに反応し、「おっしゃる通りです。話しをじっくり聴かなくてはいけないです。心から反省してます。ご指摘感謝致します。」
と投稿しました。
また、別のユーザーから寄せられたコメントに対して、「鳥越俊太郎さんから、ジャーナリストは人の話しを聴けないといけないから補聴器入れた方がいいよ、と言われた事を改めて思い出しました。話しを聴いてこそですね。」
と返信し、反省の素振りを見せています。
なお、田原総一朗さんは過去にも同様の指摘を受け、反省の言葉を綴っていましたが、その後の放送で特に変化は見られず現在に至ります。
<↓の画像が、田原総一朗さんの反省投稿写真>
<↓の画像は、2年前の反省投稿>
田原総一朗さんが生放送中にブチギレ激怒し、暴言を吐くというのは今に始まったことでもなく、田原さんの暴走も込みで朝生の魅力だと捉えている視聴者も少なくありません。
しかし、近年はこれまで以上に自分が気に入らない事柄に対して過敏に反応し、突然激昂して出演者を怒鳴ったり、滑舌が悪くなって何を話しているのかよく分からないことも多いため、司会者としてはもう限界を迎えているとして番組からの降板を求める声も多く上がっています。
そして、今回の暴言問題を受けてネット上では、
- 見ていてイライラします!不快の何物でもない。老害そのもので日本社会の縮図のような番組
- 90前の爺さんが毎回ブチ切れる番組なんか見たい?
- 田原さんのパワフル感な言動は個人的に好き。今の時代風潮はメリハリ感のないことばかり、一括しながら進めるのも視聴者側を飽きさせないし面白い
- キレるオヤジと同じで、高齢に伴う前頭葉の萎縮による典型的な症状が出ている。視聴者だけでなく本人のためにも、これ以上人前で老醜と生き恥を晒さないように、テレビ局の然るべき人が引導を渡すべき。
- 見苦しい、聞き苦しいの一言。若者、現代を生きてる人に、ふさわしい司会者を起用することが望ましい。ただの口論なら地上波で放送しないで、どこかの会議室でやってくれ。
- 田原さん、もう限界ですよ。自分から身を引くべきです。このまま続けると、今度は口より先に、手が出たり、物を投げたりします。恥をさらすだけですよ。
などの声が上がっています。
老化によってこれまでにも増して気が短くなり、些細なことでも大声で怒鳴り散らすのは見ていて不快に感じることも少なくないですね。
また、記憶力なども落ちて言葉が出てこず、共演者に助けを求めることもよくありますし、理解力なども落ちていて話が前に進まないというのはよくあることで、先日の放送では誤った情報を発信し、渡辺宜嗣アナと下平さやかアナが番組中にお詫び訂正する場面もありましたが、記憶力が低下して共演者から間違いを指摘されることも増え、まともに司会進行ができてないと感じます。
そのため、来年3月をもって『サンデーモーニング』(TBS系)を降板する関口宏さん(80)のように、番組を離れる時期を迎えているのは間違いないと思うものの、田原総一朗さん本人は死ぬまで番組を続けると語っているのですが、現状を見るとやはり世代交代は必要だと感じますね。