母親が絡んだ事務所独立騒動で物議を醸し、一時仕事が激減していた女優・歌手の森七菜さん(もり・なな 23歳)が、大ヒット中の映画『国宝』や『フロントライン』への出演で注目を集め、演技力が再評価されていることや、今後もNHKドラマへの出演が決まっていることを週刊誌『週刊女性』が報じています。
森七菜さんは、数多くのドラマや映画、CMなどへの出演で人気上昇中の2021年1月に、当時所属していた事務所からの移籍・独立説を報じられ、その背景には母親の存在があったとされ、森さんの活動をサポートしていた母親が、事務所との契約内容などに疑問や不満を抱いたことで、別事務所への移籍や独立の可能性が浮上しているとのことでした。
その後も様々な報道が飛び交い、森七菜さんのイメージは急激に悪化し、最終的には移籍先の最有力候補に挙がっていた『ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)』とエージェント契約を結び、業務提携の形で再出発を図りました。
その後再び仕事が増えていきましたが、一連の騒動によるダメージは大きく、かつての勢いは失われかけていましたが、先月から公開の『国宝』が公開1ヶ月で累計興行収入が44億円を突破、『フロントライン』も公開から1ヶ月弱で興行収入が13億円を突破しました。
週刊女性によると、両作で重要な役どころを演じている森七菜さんの演技が高評価されていて、再ブレイクの兆しがあるといい、秋にはNHKドラマへの出演も決定済みといいます。
その作品について芸能プロダクション関係者は、「東京の阿佐ヶ谷を舞台にした人気漫画『ひらやすみ』がNHKで実写化されるんだとか。11月から夜ドラ枠(月~木曜22時45分~23時)で放送される予定で、現在、原作にも登場する場所を中心に鋭意撮影中。森さんもこのドラマに出演するそうです。他には、岡山天音さんや吉岡里帆さんもキャスティングされているといいます」
と明かしています。
『ひらやすみ』の実写ドラマ化についてNHKに問い合わせたところ、現時点では答えられないとして、否定も肯定もしなかったとしています。
森七菜さんが出演すると噂の『ひらやすみ』は、野村周平さんと賀来賢人さんW主演で、実写映画化された『森山中教習所』などの作品で知られる漫画家・真造圭伍さんが、2021年から『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載している作品です。
ストーリーは、フリーターの主人公・生田ヒロトが仲良くしていた近所のおばさんから一戸建ての平屋を譲り受け、上京してきたいとこ・小林なつみと同居生活を始め、そんな2人のもとに集まってくる生きづらい悩みを抱えた人たちとの日常を描いた内容になっています。
<↓の画像は、NHKで実写ドラマ化されるという真造圭伍さんの漫画『ひらやすみ』>
夜ドラ枠では6月~8月にかけて、窪塚洋介さんの長男・窪塚愛流さん主演の『あおぞらビール』が放送され、9~10月にかけては木竜麻生さんと森田望智さん共演の『いつか、無重力の宙で』が放送されます。
森七菜さんは今後も、良くも悪くも大きな注目を集めている実写映画『秒速5センチメートル』に2番手で出演することが発表されており、それに加えて夜ドラへの出演で勢いに乗っていきそうな感じはしますが、本当に2年ぶりに連ドラに出演するのか、今後の正式発表を待ちたいところです。
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- 週刊女性 2025年7月22日号