日本語がおかしいハーフタレントとしてブレーク中の滝沢カレンさん(25)に対して、「キャラ作ってる感じでわざとらしい」などの声が上がっており、キャラ作り疑惑が浮上しているようです。
ウクライナ人の父親、日本人の母親を持つ滝沢カレンさんは、2008年にファッション誌『Seventeen』のオーディションで「ミスセブンティーン2008」グランプリを受賞しました。
<↓の画像は、「ミスセブンティーン2008」グランプリ受賞時(当時16歳)の写真>
その後は、2009年公開の映画『ROOKIES-卒業-』、2010年11月公開の『マリア様がみてる』、2012年放送の『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)などの作品やCMに出演。
<↓の画像は、『仮面ライダーフォーゼ』出演時の写真>
2011年からは『JJ』の専属モデルを務め、2015年6月に『踊る踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などに出演し、日本語がおかしいハーフタレントとして注目を集めた滝沢カレンさんは、様々なバラエティ番組にも出演するようになりました。
現在は、『NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語』(NHK Eテレ 火曜14時)、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系 金曜23時)などに出演し活躍しています。
出演番組の中でも特に注目を集めているのが『全力!脱力タイムズ』で披露しているナレーションで、滝沢カレンさんは漢字などを誤読するのは当然のこと、おかしな日本語を使って映像の説明を行っており、それが視聴者から受けています。
例えば、17日放送分ではピザ店の紹介VTRでナレーションを行い、映像で小麦粉が登場すると「みなさんにはご紹介できないような粉なんですけども……」と意味深に語り、生地作りで水と小麦粉を混ぜているシーンでは、「指でグチョグチョしていくんですけども」と独特の表現を披露しています。
滝沢カレンさんはニュースサイト『マイナビニュース』の取材で、ナレーションは原稿の下読みをせずに、ぶっつけ本番なのか聞かれると「いつもその場しのぎでやってます」と答え、ナレーションを行うにあたって気を付けている部分を聞かれると、「やっぱり今までの実況は、その人が感情を持ってかれてたと思うんですけど、私はそのまま自分の感じたことを言おうと思ってる」「だって、いくら画面に『しょう油』って書いてあっても、本当にしょう油なのか分からないので、私は『うん』と言えないんです。そこで私が『しょう油』だって言ってしまったら、それがもしかしてすごい大ごとになっちゃうかもしれないから、なるべく『茶色い液体』とか、そういう風に言おうと思ってるんです。後々怖いんで。」と語っています。
このように考えているため、小麦粉や砂糖については「これは大丈夫な白い粉」と説明しているといい、「自分で食べていないので、『この葉っぱは小松菜です』と言えないんだったら、『緑の葉っぱ』と言えば、誰も傷つかないと思ってます。」と、自分なりのポリシーを持っているそうで、「あんまり私は縛られたくないので、本当に自分が思ったことをそのままに出してるんです。」と説明しています。
<↓の画像が、『全力脱力タイムズ』でナレーターに挑戦している滝沢カレンさんの写真>
エキゾチックな顔をしていて、『JJ』のモデルとしても活躍している一方で、日本語の使い方がおかしいというキャラクターによって視聴者からは親しまれていて、「丁寧にしゃべろうとして逆に変な日本語になってるのが笑える」、「けなげな感じがして可愛い」という声が上がっているのですが、わざとらしいなと感じる部分が実際にあるため、
- あのしゃべり方は確実に作ってるでしょ
- あざとさが感じられて、たどたどしくしゃべってるの聞くと不愉快
- おバカキャラ演じてるんでしょ? イライラする
- 天然っぽい雰囲気で、ここまで注目を集めるとか計算高い
などと、批判的な声も多く上がっています。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によると、滝沢カレンさんにキャラ作り疑惑が浮上したのは昨年5月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)で、ダウンタウン・松本人志さんに「わざとおかしな日本語をしゃべっているんじゃないか」とツッコまれると、滝沢さんは「この前気づいたんです。こういう人なんだって」「今までこれでいきがってきたんで」とおかしな日本語で反論。
しかし、『2015ミス・ユニバース世界大会』の日本代表・宮本エリアナさん(23)が、「楽屋では普通にしゃべっていましたよ」と暴露したことでキャラ作り疑惑が浮上すると同時に、ネット上ではアンチが増えることになったようです。
おかしな日本語を話している滝沢カレンさんは、日本で生まれて日本で育ち、生まれた頃から日本語の環境で育っています。
そのため、日本語がおかしいというのはキャラである可能性があるのですが、昨年5月に放送された『人気者から学べ そこホメ!? SP』(フジテレビ系)に出演した際に、日本語がおかしくなった理由について「私は一時期、そういう学校に行ってたのね」と、正しい日本語を喋れるようにとアナウンススクールに通っていたことを告白していました。
そこでは「尊敬語、敬語、ジョンケイ語」(正:尊敬語、丁寧語、謙譲語)を習ったそうなのですが、多くの情報を詰め込んだものの使い方などを全て理解できておらず、「使いまくってたらいつしか、こういう、よくわかんないから、とりあえず伝えようと」という考えるようになり、最後には「伝えることを“意義”(意識?)してます」と答えていました。
バラエティに出始めた頃よりも日本語がおかしくなっているように感じられ、前はちょっと日本語の使い方を間違えているなという感じでしたが、現在では明らかに笑いを取りに行った言葉をチョイスしているように感じられます。
“第2のローラ”としてブレークした水沢アリーさんについても、おバカキャラを演じていたことを後に暴露しており、番組を盛り上げようと頑張った結果だと明かしています。
ハーフタレントは以前から数少ない枠を競い合っており、何か突出したものが無ければ生き残れないため、滝沢カレンさんもキャラ作りしていてもおかしくありません。
今はまだ好意的に受け止めている方が多くいますが、飽きられるのも早いですし、ヤリ過ぎも危険なので注意した方がいいかもしれないですね。